つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

俺の話は長い第7話感想〜愛情、努力、敗北〜

主観による評価

★★★☆☆

 

お年玉とか、こうじさんが仕事いつ辞めたとか、別れるの早すぎとか、ノートの存在とか、フル充電とか、なぜポラリスを手伝っているとか、家を売るとか、たしかに「ん?」と思うことは多々あったが、気づくのが遅すぎた。

 

それゆえ、前半の明日香さんと満は、別れたカップルの前日譚を後から読んでいるときの気持ちで見つめてしまった。

↑そうじゃなくて、すぐに飽きてしまったことを示すシーンだった。

「俺が愛してあげているのに?」「俺が尽くしてあげているのに?」という考えは、まさにニート期間中に無駄に育ってしまった自意識の賜物で心が痛んだ。

こだわって今の道を選んだことを、自分自身で肯定してしまっているから。

美味しいでしょ?ありがとう。

掃除嬉しいでしょ?うん、嬉しいよ。

みつるの自尊心のために、満足感のために、「嬉しい」「ありがとう」を常に言うのは苦しかったんだろうな。

本当に、恋愛も友情も、努力ではどうにもならないね。

 

  • 特別扱いではあるんだよね。でも特別な関係じゃなくていいから、気持ちを受け入れて欲しかったよね…。

 

  • 春海もこうじさんのこと嫌いなわけじゃなくて、お姉ちゃんはこうじさんのこと、黙って仕事辞められても大好きなんだなって思って心が暖かくなった。

 

 

 

 

 

 

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モトカレマニア第7話感想〜結婚と恋愛の話しかしない最悪のホームパーティー〜

主観による評価

★★☆☆☆

 

わかる…。

 

 

悪かったところ

  • さくらさんのお祝いの会…ですよね?
  • 結婚と恋愛の話しかレパートリーないんか
  • 個人的な恋愛の解決をこの場で済ませるな(二度目になるが、お祝いの場である)

 

良かったところ

  • 意外とよく考えているマコチ
  • ↑同棲あるあるの「生活の小さなルールが違う」問題を、落ち着いて解決してくれそう

 

 

まとめると、

  • さくらさんのお祝いの会で
  • さくらさんの知り合いでもない二人組(しかも加賀はむぎちゃんが安心かどうか見極めるために個人的な都合で呼ばれた)のせいで
  • マコチとユリカは「結婚しないの?」というデリケートで他人に急かされることでもないことを意識させられコメントを求められ
  • 山下とむぎちゃんは触れてこなかった遠距離恋愛or辞職をこの場で解決しなければならないほどに突っ込まれ
  • 加賀さんはどう考えてもアドバイスできる立場でもないのに山下の状況を「知ってるマウント」を兼ねて許可もなく明かし
  • 不動産屋のデブは偏った結婚観で「ここにそういう人がいるかも」という配慮も想像力もなく発言し
  • 不倫男はさくらさんとの男女の関係を匂わす

という雰囲気最悪のホームパーティーだった。

↑もう恋愛の話やめろ!!

 

 

  • 不倫男へ

指輪外してるからもう「書類上は成立してないけどほぼ決まりかけ」なのかと思ったら、まだ人に嘘つけるほどでもない(別れないかもしれない)状況なら肉体関係を持った女に安直に会いに来るな。

お前は何様なんだ?

で、どういう立場で「傷つけないつもり」ってマコチに言った?おまえは存在しているだけでさくらさんを傷つけているんだが?

 

  • 山下とむぎちゃんへ

山下、気持ちはわかるが、人のお家だから、「ん?」と思っても今話すべきことかどうか落ち着いて考えてから発言しな。

箸の向きが気になるのはわかる。でもお前突っ込んだらむぎちゃんと言い合いになることなんとなくわかってただろ。

喧嘩になるとわかっていること、後回しにしていいこと、今話すべきこと、一度頭の中で考えてから言いなさい。別にむぎちゃんとは後でも話せる。今じゃない。後で二人で勝手にすり合わせろ。

それともなんだ、喧嘩したかったんか?

むぎちゃんは、人のお祝いの場で、恋人の周りの女を見極めようとするのをやめような。

案の定ギスギスやんけ。

そして二人とも「ごめんなさい!空気悪くして…帰りますね!」ってなんで言えないんだ。(ドラマの都合なのはわかってるぜ!)

一度普通の顔をするのが大人やろ。ずっと不機嫌な顔すなや。

二人で帰って解決しようや。

二階で解決したら、話が終わった後みんなとまた顔合わせるだろ。

 

  • マコチとユリカへ

再度告白してちゃんとスタートさせるマコチ、えらい。好き。大好き。

そして結婚についても、「結婚するよな!ユリカ!」って一人で暴走せずに、ちゃんとユリカの気持ちも聞きながら二人で考えていくことを先に宣言する。事前報告。これ大事。ブコメドラマは事前報告がないと喧嘩になる。

でも、ひとつだけ頼みがある。不安な顔を視聴者だけにわかるようにするな。

ちゃんと早めに解決してね!

 

  • デブ

別におまえがそういう価値観を持っていることは否定しないが世間の状況を見てから物言えよ。

しかし、確信したことがある。

子供の有無、共働きと専業、そういった人生に深く関わる話題について、価値観をぶつけ合うなら信頼しているもの同士(少なくとも元々知っている人)でするべきだということ。

よく知らない人とは浅い会話で済ませような!

 

 

来週は匂わせ女という時事ネタ。

矢田亜希子が匂わせ女だなんてやだやだ〜!

それはそうだけどみんなハッピーな顔して!!

 

 

ホームパーティーが最悪だったからマコチのいいところ思い出していい気分で終わろうね。

いつまでも寝る💕

曇りのない瞳。高良健吾に交際宣言されたい。あんな健全な顔で。

マコチのいいところ、掴みどころがないから浮世離れしているのかと思いきや、色々あった女をよりを戻した彼女と同席させてはならないという価値観が意外とあるところ。

山下が作ったものをドヤ顔で出すだけのマコチ。

守らなきゃって思われてぇ〜!!

サプライズなんかいらないよ💕

ただただ、好き。

 

 

 

 

 

 

 

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G線上のあなたと私第7話感想〜つべこべ言わず黙って俺に愛されとけ!〜

主観による評価

★★★★☆

 

会えない時間が 愛育てるのさ

(よろしく哀愁郷ひろみ)

育ててたね…会えない時間が…。

 

忙しい日々の中でも、会いたい気持ちが失われることはなかったね…。

 

これくらい言ってもいいと思うぜ…。

 

 

「なんでこんなに会いたいんだ」

とか「なんでこんなに会えなくてモヤモヤするんだ」って自分の中の気持ちに気づいたらもう止まらない。

弓が欲しいんじゃなく、弓をもらうために会いたい自分がいることに気づいてしまった。

弓だけ会いにきたんじゃ足りない。あなたがいないと意味がない。弓がいつの間にか口実になっていた。

兄貴に言った「もう違う」という言葉。もう、マオさんを好きな時の俺じゃない。

自覚した…!

少年漫画のハーレム物主人公とはちがう!!自覚してるしどちらに自分の気持ちが向いているか一つに決めている!!

理人〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

どこで確定したのかなあ。どこで「俺あの人が好きなんだ」って心の中で言葉になったのかなあ。ウフフ。

 

下まで来てたのに、即答されなかっただけで心が折れちゃう理人。愛しい。弱い。恋は人を弱気にさせる。

会いたいの俺だけみたいじゃんって思うよね。

そして「俺に会いたいんだろ?」って強気な態度に出られないよね。なぜなら彼はこの間まで初恋を拗らせていた20歳だから…。

やえこが即答できなかったのは、大人として応えていいのかわからないからなのかな…と思ったのだが、最後の幸恵さんとの会話を聞く限りだとそんなことはなさそうだった。

ならばなぜ即答しなかったのかというと、マオ先生のことを好きな理人しか知らなかったからなんだろうな。

マオ先生のことを好きじゃない理人を知らない。

だから、「会えない?」という言葉が理人から発せられるなんて予想もしていない。

予想もしていない発言が飛び出したから単純に動揺した。自分の知っている理人から出てくる言葉じゃないから。

じゃあ、その「会えない?」には会いたいと返していいものなのだろうか。今の理人はどういう状態なんだろう?マオ先生のことが好きなまま?

そんなことを考えていて、判断が数秒遅れただけなんだろう。

数秒早ければ何かが違っただろうか…。

 

 

しかし、理人に恋する清水の前で

取り繕うから「若者は若者同士で恋するべきでしょ」とか、「8歳も歳上だもん。そのうちフラれるに決まってるから応えません」とか言うかと思ったら即答でOKするらしくてワロタ。意外と大人として突き放す気がない(笑)

幸恵さんもびっくりしてるじゃん。

でも、本能的でいいと思うぞ。欲に従おうな!苦しい感情を切り捨てて大人の振る舞いができる大人になんかなりたくないよな!

それでもやっぱり郵送で済ませたのは、「私に会うより弓がほしいだろう」という「理人の中での自分の立ち位置の見誤り」と、大人として振る舞おうとした形跡かなあ。

前回の、マオ先生は求められる人で自分は求められない人という話を少し引きずっていて、まさか理人が自分のことを見るようになるとは思っていないだけだったのかも。

(そりゃ「私に会いたいんだ」じゃなくて「弓が欲しいんだ」って思うよなあ。)

 

 

そういう、自己肯定感の低さが、

やえこに理人の背中を押させてしまったのかもしれない。

マオ先生は大切にされるべき人という無自覚の格付け。

いま理人に恋をしている自分より、いま理人の助けを求めているマオ先生を優先するべきだと。

本当は好きだから行かないで欲しい。当然である。恋をしているのだから、好きな人に、あなたのことを求めている人のところになんか行ってほしくない。

でも、恋愛感情じゃなくなったから一人では行かないなんて言う理人は嫌だったんだよね。

(↑これ理人が聞いてたら、保護者ぶるな!って怒りそう(笑))

他の人に優しくしてると、触れていると、嫉妬で苦しい。でも、誰にも優しくしてないあなたは好きじゃない。

そして、いまここで行かないでと言う自分にも、どう考えてもいないほうがいいのに二人きりにさせたくないからと幸恵さんとともについていくことを選ぶ自分にも、なりたくなかった。

 

 

理人に恋をしていない自分なら

どうするかを考えて、「こうしただろう」と思ったことをしようと思ったんじゃないか。

人としてマオ先生を放っておけない。

マオ先生がいま求めているのは理人だけ。

もし自分が理人に恋をしていなかったら迷わず行けと言ったはずだ。

だから、ここに自分の恋愛感情を介在させてはいけない。

理人とマオ先生が二人きりになることを不安に思って、求められていないのに幸恵さんとついていくことは選べない。

恋をする女性である前に、人間だから。

やえこは、20歳の男の子から告白されたとしても、「28歳だから」なんて断らない。そんな大人にはなれない。感情に従って付き合っちゃう。

でも、今みたいなときに、自分の感情を優先する大人にもなれない。「好きだから行かないで、苦しんでるマオ先生なんてほっといて」とは言いたくない。そんな自分になりたくない。

別に、未来ある大学生に手を出さないなんて倫理観はないけれど、大人には、時には恋愛感情より人間愛を優先しなければならないことだってある。

大人だからと振ることはしないけれど、大人だから行かないでと言えなかったんだ。

 

 

別の意味が生まれるってわかってる。

理人がもうマオ先生を恋愛的な目で見ていないなんてこともわかっていた。

恋をしているから会いに行ったという意味を生み出したくない理人。(マオ先生に誤解されたくないということもあるかも。)迷わずやえこが好きだって自分でわかっているからだ。

なのにやえこは行けと言う。別の意味を生み出せと言う。

こんなに残酷な人がいるだろうか。

マオ先生には「時間を無駄にします」という優しさがあった。やえこのほうがずっと残酷だ。

 

それでも理人は従ってくれた。従うしかなかった。別の意味が生まれるとわかっていながらやえこの気持ちを尊重した。

告白させてもくれないずるい女、こんなときもずるい。断ったら自分が人でなしのように見えてしまう。行くしかない状況にさせたのは、やえこだ。

ずるくて残酷で腹が立つ。

でもそんなやえこを好きになってしまったのだから仕方がない。だって、幸恵さんの前でも気にせず「俺はあなたが」って言うくらいだぜ?

理人、頑張れ!来週も頑張れ!

やえこも、理人に好きなだけ「俺が好きなのはあなたです」って言わせてあげて!as soon as possible!!

 

それにしても、幸恵さんは聞きたいことを全部聞いてくれるし慰めたいときに視聴者の代わりに抱きしめてくれるからただただ最高の人なんだよね…。

来週も任せたぜ…。

 

 

こまごまと

  • 両片思いが一番美味しいってはっきりわかんだね。

 

  • 慰めに行くのが兄貴だったらあなたのことはそれほど始まっちゃってたな。

 

  • 「私大変です」って顔されたくない家族、わかるよわかるよ。幸恵さんがいなくても大丈夫じゃなくて、幸恵さんにも楽しく生きてほしいんだよね。じゃないと自分たちが楽しみにくくなっちゃうし(笑)

 

  • 幸恵さん、自由な時間ができてよかった。義母が倒れたあの日、自分の未来が確定したように思えて苦しかっただろうな。私、多分これからこういう未来しか待ってない、って。でもそんなことなかった。頑張っていればみんな協力してくれるし、やらなければならないことが積み重なる日々の中にも、自分のしたいことを見つめられる日がある。

 

  • 電話の向こうで幸恵さんを心配する夫。なんというか、「浮気した夫」にも「浮気した」以外の個性が沢山あるんだなと考えさせられた。ドラマを見ていると、浮気した夫は「浮気した」部分ばかり目につく。だから別れろと思ってしまう。でも、幸恵さんがばっさり切ってしまえないように、浮気した以外の部分が沢山あるんだよなあ。浮気したという一点のみで切り捨ててしまうことができないくらいには。

 

  • マオ先生にふられた時の言葉を使う理人〜!!

 

  • ままならないほうが深くはまり込んでしまう。

 

  • 耳栓レベルという言葉を前向きに受け取るやえこ。こういうところがいいなって顔してたよね、理人…。ウフフ。

 

  • 先生の気持ちがやっと理人に向いた頃には、理人はやえこを好きになっていた。追いかけてくれた人に心が向いた瞬間、その人は他の人を見ている。花開くのが遅い恋はこういう切なさがいい。

 

 

 

 

 

 

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まだ結婚できない男第8話感想〜女を見る目以外は最高の英治〜

主観による評価

★★★★☆

 

 

英治と桑野さんの間に、私たちの知らない13年が確かに積み重なってそこにあったんだと感じさせる回だった。

スピーチは泣いた。満を持しての過去映像にも泣いた。

 

15年前、何もできない状態で下について、それが今や共同経営者になっているのだから、認められているに決まっている。

でも、英治は、「男として一人前」になること、「家族を守る責任感」を持つ人間になること、それらが発生する結婚という契約を自分がするときに、ちゃんと桑野さんに言葉で認めて欲しかったんだろう。

それを感じるには十分すぎるスピーチだった。

多分英治はこれからも、桑野さんにどんなに厳しいことを言われても、この言葉を思い出してずっとあそこにいられるだろう。

桑野さんも、憎まれ口が先に出てしまうから絆を「目に見えないもの」と言ったけれど、目に見えないけど確かにそこにはあるってちゃんと思ってたんだね。誤解がスピーチで解けてよかった。

 

付き合いが長いからこそ、みんなに桑野さんが誤解されていると悔しい英治は、桑野さんの偏屈な外面に騙されずに内面をよく見ているんだなと思った。

よく考えたらそれはこれまでの7話でも十分に描かれてきた。(アプリで知り合った女性に会いに行くのをからかうようなところもあるが。)

みんなが思っているより優しくて、面倒見が良くて、意外とTPOを弁える。

それなのに、優しい面や面倒見がいい面を知らない人たちに知ったように言われると悔しくて、それを見返すためにもスピーチをして欲しかったんだろうな。

自分が認めてもらうためでもあり、桑野さんをみんなに認めてもらうためでもあった。

見返したぞ!俺が一緒に働く桑野さんはこんな人だぞ!って。

尊敬して憧れているからこそ、不当な評価をされていることに耐えられない。

桜子ちゃんも桑野さんの表面にしか触れていなかったから反発していたけれど、英治のことあれだけ考えてくれる人なんだと、少しは見直してくれたんじゃない?

 

ところで英治、その女でいいのか?

スピーチで多少見直してくれたとは言え、その女は桑野さんの表面で毛嫌いして内面を深く知ろうとしなかった上、英治が桑野さんを尊敬していることを否定する。

これからもやっていけるのか?大丈夫か?

いまの英治があるのは桑野さんのおかげだぞ!?

英治が楽でいいって言うなら…いいけど…。

 

  • 式場から出てきた英治が会釈するのがめちゃくちゃよかった。

 

 

  • めっちゃワロタ。

 

  • 女性陣がなんであんなに仲良しなのかわからない。前作と同じように女性陣を仲良くさせたかったのかわかるが、もう少し交流して「なるほどだから集っているんだな」と思わせて欲しかった。 

 

  • 行きつけがピュルテからメイド喫茶になってしまうのかとヒヤヒヤした。

 

 

 

 

 

 

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まだ結婚できない男第7話感想〜名前を名乗らない男の美学〜※ネタバレあらすじあり

主観による評価

★★★☆☆

 

普通のいい話だった。

 

あらすじ-人知れず人助け

桑野に舞い込んだ新店舗デザイン依頼。

ノリノリで作ったラフを提示し、依頼主も気に入ったが、その店舗が有希江(稲森いずみ)のカフェを潰して作られるものだと知る。

カフェでまどか(吉田羊)が取り組んでいた「カフェの問題」の一端に自分も関わっていたことに気づき、大好物のレアもののドンサックカレー味を献上して打ち明けようとするが、後ろめたさがありなかなか切り出せない。

言えずにいるうちに自分のサイン入りのラフがまどかの手に渡り、自分が関わっていたことだけだなくそれを隠していたことさえバレて叱られる桑野。

カフェを大切に思う桑野は、依頼主に潰さないよう頼もうとするも、逆に不正に関与するよう誘われてしまう。

上手く断れず、カフェも潰さなくてはならなくなりそうで仕事に身が入らなかったが、棟梁の一言で依頼主が不正の常習犯であることに気づく。

それを指摘し、仕事も断るためにもう一度依頼主と会った桑野は、「あんなカフェでも僕には大事だ」とはっきりと告げる。

依頼主の会社への匿名の告発により、依頼主は会社を去ることになると同時に、カフェの存続も決まる。

しかし桑野は自分が助けたとは言わない。

店舗デザインの仕事を失ったものの、満足そうな有希江を見て満足げな桑野。

有希江の新たな門出を祝い、自分でデザインした看板をプレゼントするのであった。

 

一方英治は桜子との結婚を決める。

結婚しようがどうでもいいと言いながら桑野が「いいのか」と問いかけてくることに英治は不安を覚える…。

 

感想

  • 次回予告を見た感じだと、英治の前作の元カノについて触れられるのか…?元カノの問題があるなら結婚式の前に解決しておけ、英治。
  • 桑野さんが想像以上にカフェのことを大切にしていて驚く。自分から依頼を断るからそれで勘弁してくれと言う程。お金より、まどかさんや有希江さんとの関係のほうが価値があると思っているらしい。
  • 有希江さん、もしかして桑野さんを…?いい人だなと思って見ているのと、お互いに譲り合わないとならない「交際関係」は違うからね…。
  • うーん、誰ともくっつかない感じになりそうかな。この話数でもまどかさんが全く恋に落ちなさそうだし…。

 

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ニッポンノワール-刑事Yの反乱-第7話感想(ほぼ悪口)〜遺体を映さない奴は生きてるから来週はネオ才門が登場する〜

主観による評価

★★☆☆☆

 

先にこれだけ。

何度同じ手に引っかかれば学ぶんだこのバカ。

 

以下、文句。(上も文句じゃん。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脚本家、深刻な厨二病なだけなんだなと思い始めた。

非人道的な仕打ちとそれに抗う人間が好きであるが故に、その「非人道的な仕打ち」を頑張って考えたんだな…と生温い気持ちになった。

そういう趣味なんだなと思うと少しだけ器が大きくなれそうな気もするが、人体実験という厨二病の集大成はやっぱりモヤモヤする。

 

だって、後出しのくせに、人体実験の技術が、その理論が、あまりにもSFすぎん?

なぜPSYCHO-PASSの世界観(シビュラシステム)が許せてこのドラマのSF要素が許せないんだろうと考えたんだけど、PSYCHO-PASSは第一話から設定として出されているから「そういう世界の中での警察の話なんだな」と理解して見始めることができるんだけど、現実世界の話だったのに一滴だけ非現実が混入すると、辻褄を合わせるためだけの都合のいい科学に見えてしまうんだなと思った。

えっそういう世界だったの?と、知りもしなかった世界観であることを後から知らされてしまった。

警察は拳銃を使ってスマートフォンを使っているのに性格矯正という技術だけ異常に発達してるの?現代日本でも、裏ではこんなものが進行しているかも…という厨二病的な陰謀論信仰?

PSYCHO-PASSは世界観の一部になれたけど、ニッポンノワールは物語の辻褄を合わせるための後出し道具にしかなれなかった。

 

最初から科学が進歩した世界の話なら「その科学技術の限界」も設定として理解できる。

PSYCHO-PASSなら、人殺しをしていても犯罪係数が基準値を超えないイレギュラー・外れ値がいることとか。

科学じゃないけれど、ハリーポッターなら魔法で人は蘇らせることができないこととか。

でも技術そのものが後出しだと、例えば「この性格矯正技術はこういうことができない」という限界を今更示されても、後付けにしか見えない。技術が都合よけりゃ「できないこと」も都合がいい。

そこだけストーリーに都合のいい素晴らしいありえない技術が開発されている!?と思われないためには、最初から「実際の世界とは少し違うよ」と示しておくしかないのかもしれない。

(それとも、「現実でもこんなことあるかもしれませんよ」というありえそうな裏社会の話のつもりなのだろうか。)

後から1人「実は我が家にはドラえもんがいました!」って明かすようなもんじゃない?言い過ぎ?

連続殺人犯はサイコパスでした!と同じくらい、後からなんでもありにしちゃう設定だと思う。

 

ただ、宮城の記憶の食い違い、親がいないこと、検査が多いことなどの伏線はなるほどなー!と思った。

個人的には、

  • 本城理事官の娘が今後「自分が何者か分からなくてアイデンティティを失い苦しむ宮木」を別に宮城のこと好きなわけじゃないけど慰める→昔の自分はわからないけどこの気持ちは今の自分の確かな感情だと思える
  • 宮城が、真相を知ったことで世界を見る目が変わってしまったけれど、彼女だけは自分を見る目が変わらないことに安心感を抱く

という要素のためなら、あと1話早くに恋の伏線を張って欲しかった!でもこれはマジで私の好み!

自分が自分でないかもしれないことが明かされる回に恋の伏線まで入れてしまうと急ごしらえ感ある。

 

…と、わりと宮城の人体実験については好意的に捉えていたが、どうやら、他局で放送されていた、脚本を担当していたドラマの登場人物の設定をそのまま使っていたらしい。

もう、マジ…?やばいね?という感情にしかならない。悪い意味である。

力量が足りなくてニッポンノワールの6話分で描ききれなかった人格を、過去の作品に丸投げして後付けしたってことでしょ?

本来は6話の間に、7話目で「人体実験をされていたの宮城である」ことを明かした際の衝撃をより大きくするための「宮城という人物に対する視聴者の印象」を固めておくものだと思うんだよ。

その土台がなければ「この人が!?」という衝撃が薄まるから。

でもそれをせずに、過去のドラマを下敷きにした。

ドラマの私物化がすごいね。

「すごい、昔のドラマと繋げた。鳥肌。」「予想裏切られた!まさかそこから繋がっているとは!」みたいに感動してる人かなり見かけたけど、これそんなに感動することなの?

スピンオフでも何でもないんだよ?

以前、何の作品の時か忘れたが、野木亜紀子先生がリプライで「このシーンは図書館戦争のオマージュですか?」と聞かれて、「自分の作品じゃないのにそんな勝手なことしません」みたいに答えていたことを思い出す。

別に、過去の作品のことを知らなくても通るストーリーではあるけれど(私も、「神隠し?」と思いながら普通に見た)、すごい身内ネタでしかないなと思う。

常に、脚本家のファンや、特撮ファンのことしか見てないのかな。まあ私みたいな文句言う人間のことを見ていないことは間違い無いけど(笑)

 

  • カツキの前に現れたのが江國だと隠す演出。右京さんですか?

 

  • 脇の甘さのせいでピンチに陥るし、相手の脇の甘さのおかげで先手を取ることもできる。[https://twitter.com/twottyeah/status/1198598539028230144:embed#そりゃ盗聴器仕掛けるわなwなんというかみんな、脇が甘いお陰で相手の動向を知れるんだけど、全員脇が甘いんだよな 脇が甘い合戦してる #ニッポンノワール]私の抱いているこのドラマへの不満、頭の悪い、脇の甘い者同士のレベルの低い戦いだからというのもあるかもしれない。

 

  • 才門、なんであそこで倒れてたんだろう?生への執着があるようには見えなかったけど。なんだかんだ遺体も見せてもらっていないから、生きているという可能性もあると思う。もしくは人体実験に利用される?

 

  • ↑冒頭の戦士たち、ただの人体実験の失敗作の可能性もあるが、もしあれが死んだ人間を利用した武器だとしたら、そのうち才門の形をした意志なき戦士が清春の前に立ち塞がるかもしれない。(なおその場合体が覚えているため清春をギリギリで殺さないなどの展開が考えられる。)ハガレンみたいな、屍者の帝国みたいな。

 

  • 僕の性格を直してください!って、矯正前から今と同じように大人びてるじゃねえか。まあでもあんな生まれながらのサイコパスみたいな奴、お手上げだよね。そのうち「子供の頃から暴力的だった」つって映画のサイコキラーになりそうな奴だね。

 

  • 清春のよくわからないラブコメシーンなんだったんだろう。後でどちらかが亡くなった時の「結ばれて欲しかった」という悲しみを増幅させるため?と一瞬思ったけど、巻き込みたくないから帰れと言われても帰らないお節介な女を帰すための演技だったのかもな。

 

  • ガスマスク、名越説があるらしい。拳銃の持ち方とか、みんなよく見るね。一番最初から、清春に利用されること(清春に利用されることで情報を掴むこと)を見越してあんなことしてたのかな?(伏線すごい!って言われるポイント。)

 

  • かおる、かわいそう。

 

 

 

 

 

 

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モトカレマニア第6話感想〜より戻した回のラストくらいハッピーな顔しようや〜

主観による評価

★★☆☆☆

 

次は甘えんなよ、マコチ!

 

良かったところ

  • 落ち込むマコチ
  • マコチの告白
  • OPが可愛い

 

悪かったところ

  • 当て馬がクッソ素直に諦めた(あっ、脚本の都合だな…と神の見えざる手が見えた)

 

他の女の子とキスしているところから判断しても、まあ確かにカケルがユリカに一途で真剣とは思えなかったけど、むしろそういう軽薄な男は、ユリカの他の女の子とは違う、自我があって自分になびかないところに「面白い女…」となりハマっていき、いつの間にか本気になって他の女への軽薄さは形を潜めるという「チャラ男、主人公と出会い本命には手を出せない男になる」系の展開が少女漫画の王道だが、その展開にしなかったこと自体は何も思わない。

それにしてもマコチが告白してユリカは戸惑っているだけなのに(戸惑っているのが答えといえば答えだが)即諦めるのは潔すぎやしないか。たった一話なのに!!

王道にしないからしないなりにもう少し長く…。完全にマコチの踏み台以外の役割なかった…。

王道展開にならないなら軽薄さを貫いてユリカの頬にキスをして「マコチに嫌気がさしたら俺のとこおいでよ♡」(マコチとユリカ😲)って言うくらいの傷残しておいても良かったのでは。

当て馬とはいえさすがに都合良い装置すぎるなと思った。一話で関係を描かれて一話で終わってしまった。

俺とマコチは似てる…とかもよくわからん。似てねえだろ。

まあ、このハプニングがなければマコチは動き出せなかったのは間違い無い。

一話で収めなくても…と思いつつ、現実的には、①よりを戻したがうまくいかない話②話し合うなどして解決する話がこの先に待っているから、話数の都合かな。

それはそれとして見るからに当て馬だと分かるいい当て馬顔だった。

 

あと、ユリカにやっぱり想いを伝える!このまま諦めることはできない!もう一度あの煌めく水面を見たい!と決意したマコチがユリカの元へ向かうシーン、走れや!って思っちゃった…。

ああいう「伝えなきゃ!」ってシーンは駆け出すものじゃないんですか!?はやる気持ち抑えられてますやん!2人が出ていくのがあと少し早かったら間に合いませんでしたよ!?(まあ家はわかっているわけだが。)

それにしても家具はいつ戻したん?別日?

 

  • より戻したんだからさあ、みんなもっとハッピーな顔してよー!!!!むぎちゃんと山下も、ユリカとマコチも!!来週から波瀾万丈でもいいけどより戻した回の締めくくりくらいは「よかったー!」って思える表情で終わってー!!!!

    あ、不倫男は不幸になっていただいて結構です🙌

 

  • マコチ、本当に嬉しかったってこと意外と伝えられてないんだよね。言葉足らずなのかな。

 

  • SNS更新するマコチ好き。

    でも全力になれないって山下に言われてて笑う。

    構われ上手だから、たしかに追いかけるのは下手そう。

 

  • 一番傷つけてきたのはマコチだが…。

 

  • あるある。そんなに欲しくなかったグッズも売り切れてるとめちゃくちゃ欲しくなるよね。

 

  • ユリカ、自暴自棄になってたな。ヒロミいい友達だ。

    この理屈、ドラマで頻繁に出てくるけど、こういう理屈で一緒にいるのもアリという結論になるのか、そんなこと言ってても好きになっちゃうよ/好き!って思う人じゃないと(夢中になれないと)難しいよという結論になるのか気になる。

 

  • 望んだ通りじゃなくても、自分を思ってくれていることがわかればユリカはいいと思うけどね。

 

 

 

 

 

 

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