つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

TWO WEEKS第1話感想〜頭脳使って逃げるのかと思ったらただの事故かい〜

ドラマ 2019夏ドラマ 火曜日21:00

主観による評価

★★★★☆

プラスポイント

  • 意志の強い比嘉愛未
  • あまり見ない汚い三浦春馬
  • 可愛い子役
  • 隙をついて逃げ出したのではなく事故で急に冴えたこと(切羽詰まってる感がある)

マイナスポイント

  • (私は普通に納得したのだが)突然生まれた父性に納得していない人がいそうで不安になる(勝手に)(私が)
  • 検査してもらうのだからもう少し腰低くいこうや


面白かった。常に緊張しながら見ていた。緊迫感が作品全体にある。
逃走し始めるところまでを第1話にして正解だと思う。14日間を見守りたくなった。
めちゃくちゃ期待感ある。

他人なんかなんとも思わなさそうな男が、生まれていることさえ知らなかった娘の存在を知り、自分でも誰かの役に立てると思い、疑惑を重ねても助けるという強い意志で走り出す。
非現実的だ。でも、目の前にいる存在に、自分の血が半分流れている。そう思うだけで、大切にしなければと思う。非現実的だけれど、実際、言葉でできない感情が急に生まれることを否定もできない。
もしかすると、8年前産んでもらって一緒に育てていたら同じ想いにはならなかったかもしれない。でも、8歳の女の子を見て、主人公は助けたいと感じた。説明を受けるためにシャワーを浴びるくらい、愛おしさを覚えた。それが現時点で事実なら、それでいいんだろう。

でも、婚約者には先に言うといたほうがええで…ほんまに…。
先に言ったら「そうか、複雑だけど助かるなら仕方ないよ。感謝して、生きていこう！」になるけど、後からバレたら「どうして言わなかったんだ？信用してくれてない？それとも未練があるから言えなかったのか？」ってなるんだよこういうのは。
全体的に面白いけど、事前報告できないドラマは口の中がイガイガしてしまう。事前報告さえしていれば良かったのに…！と思わせる展開は少なめでお願いしたい。
婚約者は大地の罪も疑っているし、ちゃんとフラットに物事が見られる冷静な人だ。それがわかっているから8歳の子供を抱えて結婚しようとしただろうに、どうして実の父親がドナーという最重要事項を伝え損ねる？
っていうかそれ伝えておけば、拘置所から病人に行けるようなんとか頑張ってくれたんじゃない？(そりゃ、ドナーが殺人事件起こすとは思わないし、目の前の容疑者がドナーとは思わないし、目の前の刑事が元カノの婚約者とは思わないだろうけどさ！)
隠したせいで、逃走の罪まで付け足されてしまった。なんという不幸か。

気になるのは「8年前」。全てが8年前。
別れたのも、はなが生まれたのも、逮捕されたのも、柴崎にお世話になったのも、柴崎と楓の因縁が始まったのも、8年前らしい。

元々ホストに入れ込んでいた女が妊娠した…のかと思ったら、普通に交際していて、おそらく8年前逮捕されることになっておろした方が良くなったのだろう。8年前のことがなければ、もしかすると今も2人は…。そして、大地もあんな生活を送ることはなかったかもしれない。
この間まで存在も知らなかった娘。それなのにドナー適合で喜んで優しい顔をする。元々優しい青年なんだろう。その辺も第1話で伝わってきた。 8年前のこともそのうち明らかにされるのだろうけど、とにかく楽しみ。

でも1つ、めっちゃ気になったこと。

なんで人に見られたらまずいものを作るのか。



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