つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

監察医朝顔第8話感想〜アンナチュラルでもなかった展開〜

主観による評価

★★★★☆

 

いいドラマだ、本当に。アットホームで、淡々とした解剖を地道に真面目に描き、メッセージ性がある。

主題がぶれているという意見を目にして、それもわかる。

でも、解剖をするのも人間で、日常生活を送るのも人間で、解剖をした人の功績は文字でしか私たちには示されないけどそういう人たちにも生活があって家族がいて、麦茶を最後に飲んだ人が次の麦茶を入れるとか、そんな些細な日常の中で人の死に向き合っていることがわかるから、私はこのドラマが好きだ。

今回のオチも、苦味があってよかった。

 

しかしアンナチュラルではずっと「いつ元カレの遺体が…」と恐れていたが起こらなかったのに、まさかまさかとっても仲良しでその回で一緒に平然とご飯を食べていた人の解剖という展開が訪れるとは思わなかった…。

あなたの番ですに続いてとても衝撃的な終わり方だった。

さぶちゃん、殺してはいないと思うけど、責められることに疲れて認めてしまうんだろうか?

解剖で友達を救えるといいなあ。

 

手が震える朝顔に、「邪魔です。あなたのためじゃなく結衣さんのためです。」と言い切れる茶子先生は優しい。

茶子先生本当に好きすぎる。平さんとのシーンもめちゃくちゃよかった。

静かで、傷ついて立ち止まることを肯定する。

ここ最近で一番いいシーンだった気もする。あらゆるドラマの中で。

 

 

一抹の不安はここ。もしもしのじぃじ、桑原くんとじぃじで会いに行けばいいのに。

傷ついても苦しくても会わせればよかったと後悔する羽目にならないといいけど。

 

 

 

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