つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

同期のサクラ第1話感想〜スカッとカホコ〜

主観による評価

★★★☆☆

 

 

プラスポイント

  • 橋本愛がめちゃくちゃいい
  • 真剣佑の胡散臭さがいい
  • 岡山天音の冴えない感じがあそこにいるのがいい
  • ゴールが最初に示されているから、「ここから信頼を得ていくんだな」と過程を楽しむ気持ちになれる

 

マイナスポイント

  • いつ怒られる?いつ台無しになる?と気が気じゃない
  • 周りが見えていない行動が重なるとそのうち怒られそうでハラハラする(怒られたし)(共感性羞恥)

 

 

遊川脚本って、カホコ、アタル、サクラと、忌憚のない意見を述べるタイプの人間が苦しみや規範や「こうあるべき」に縛られた人間を解放するみたいな、正直で空気読めない奴最高!なスカッとジャパン系が続いている気がする。(カホコは好きだよ。)

まあ、いいんだけど。

 

私自身、仕事(みんなと何かをすること)においては自我が強いというか、自分の意見が通らないと機嫌は悪くなるし、納得いかない展開だと意見をして場を静まらせてしまうこともある。

でも、そういうことをする人が正しいわけじゃないでしょう。そんな奴らばかりだったらどうなると思う?

常にその場の雰囲気を見て、「今求められるそこそこのレベルのもの」を求める人「も」いるから、自我を出す人ばかりで場が崩壊しないんだと思う。

同じリクルートスーツ着て同じ髪型して同じ面接する人のことを量産型と言う人たちがいるけれど(これはこれで思考停止の批判だと思う)、じゃあ誰も協調性を持たずにみんなが個性を常に出していることがいいんだろうか。自由な人が礼賛され続けることが正しいんだろうか。

オフィスで音楽を大音量でかける個性的な人の隣の席の人は苦しんでしまうんじゃないか、アロマを焚いてリラックスしながら仕事をしたい個性の人の周囲の人は苦しんでしまうんじゃないか。

周囲に人がいることを前提とした、制限の中での自由・制限の中で発揮する個性というのも大切だと思う。

あと、ドラマでは、何事も白黒はっきりさせることが多いけど、現実では明らかに一方が悪い喧嘩でもどちらにも「感情」があるからと、どちらが悪いか決めずに終わることも多い。

たとえばこれは経費で落ちません!では、どちらも少しずつ損をするというか、スカッとしたー!とは思えない、モヤモヤが残る終わり方が多かった。現実はこちらだろう。みんな妥協して、喧嘩両成敗、いい塩梅で終わらせる。それもまた何かを継続するためには必要なことだろう。

でもそういう塩梅がわからない人の話を描けるのはドラマならではのいいところだと思う。

 

ドラマでは、個性に振り回されることも面白い。

破天荒な検事に振り回されるけど少しずつ認めていく(HERO)とか、意味不明な行動が全て意味があった(99.9)とか。

でも、それと同時に、真面目でルールを守る人が間違っているわけじゃないことは描いて欲しいと思う。そういう人たちが周りを守っているから個性を発揮できるんだから。

破天荒な人に憧れるだけじゃない、そのあたりのバランスが取れているドラマだといいなと思った。

 

 

  • うまくやっていこうとする気持ちが一番にあるとはいえ、最初から「空気読めよ!」じゃなく「マイペースだね」とサクラを表現する同期も根はいい奴らだなと思う。

 

  • 百合感あったな、橋本愛…。

 

  • どんなに笑顔でも上辺だけって感じが良かった。橋本愛マジで良いな。

 

  • 対荷重求められたのは結果論なんだよなあ。もちろんみんなサクラの言うこと聞くべきだったんだけど、そんなもん後からいくらでも言えるし、そもそも他の班が対荷重求められていたようには思えん(笑)

    でも、こだわったからサクラの班が一位…ってならなくて良かった。バランス取って描いてくれそうだなと思った。

 

  • いろいろ。

     

 

 

 

 

 

 

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