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アライブ がん専門医のカルテ第5話あらすじ要約感想〜三浦翔平!電話が遅え!〜

10の秘密でも言われていたが、秘密を明かすのが誠実さとは限らない。

「言った方は楽になるけど言われた方はそうじゃない」のはその通りだろう。自己満足だ。

でも梶山は明かすことを選んでしまった。

 

 

 

前回の感想

 

 

 

第5話要約

  • 腫瘍内科の取材と偽って、梶山のことを聞きにきた記者(三浦翔平)。恩田は記者の言う医療過誤が自分の夫の手術だとは気づかず、「騙して取材なんてひどい」と梶山の前で憤る
  • 手術での完全切除が難しい上に、最近やっと手に入れた職を失いたくなくて入院したくない患者(長尾)。試用期間で休職制度は使えないし、離婚調停中の夫にも頼れない
  • 梶山は、既に自分の医療過誤についての記事が書かれていることを須藤から聞かされ、恩田に真実を明かそうと呼び出すも、「私のこと心配してくれてるんだよね?仕事してる方が気が紛れるから大丈夫」と言われ、また真実が言えない
  • 乳がん患者の佐倉は卵子凍結に臨む。研修医の結城といい感じ(甘酸っぱい)
  • 患者・長尾の息子が家を抜け出して怪我。息子が怪我をしたことがバレたら親権を奪われるからと自費で払うことを望む。息子を育てるために働かなきゃいけないし、働けなければ息子の親権は奪われるのに、病気が待ってくれないことに苦しむ長尾
  • 恩田はどうにかして入院しない=働ける=息子の親権がもらえる方向を目指すが、巨大肉腫を切ろう、再発したらまた切ればいいと提案する梶山と反発してしまう
  • 梶山が「頼まれてオペすることになった」と恩田に言っていた、恩田の患者のオペは、実は梶山が頼み込んでしていたことが発覚。(恩田と深い関係になるためだった?)「私に隠し事してない?」と問いただしたくなる恩田
  • やっとできそうな長尾の治療法が見つかる(恩田と梶山は偶然にも同じ論文を読んで同じことを考えていた)も、長尾は親権がとられてしまったから田舎に転院すると申し出る
  • 恩田が長尾の夫と話したところ、治療の間だけ預かるつもりだから治療が終わったら息子は返すとのこと。息子が家を抜け出していたのも、父親に「母親と暮らしたい」と頼みに行っていたから。息子がツンデレながらも「早く一緒に暮らそうよ」と言ったことで、長尾は治療に踏み切る
  • 記者が記事を差し止めるも、梶山は恩田に自分が恩田の夫を死なせたと告白する
  • 支えられた記憶ばかり思い出す恩田。しかし「なんでもしてくれるって言ったよね?消えて」と告げる

 

 

 

主観による評価

★★★★☆

 

最初から、この瞬間が訪れることなどわかっていたのに、

二人があまりに楽しそうだから、同じ論文に希望を見出すくらい気が合うから、思いやりがあるから、出会い方さえ違っていれば最高の親友になれたと確信できるからこそ、

永遠に訪れて欲しくなかった。

 

自分が、苦しんだからこそ、恩田先生も苦しむと思った。だからいつか傷つける日が来るとわかっていてもそばで支えたかった。

そして、自分が謝って欲しかったからこそ、恩田先生にも謝るべきだと思った。

立場が同じだったからこそ、気が回りすぎて、結果傷つけることになってしまった。

でもね、恩田先生は別の人だから。傷つき方や受け止め方が梶山先生と同じとは限らなかったんだよ。

梶山先生は、医師を恨んでいた。

でも、恩田先生は、作為的でも出会った梶山先生を本当に心の支えにしていた。

だから、もしかすると、墓まで抱えて持っていくべきだったのかもしれないね。

(もちろん、記事が直前に差し止められたのは偶然だから、記事が本当に出た場合のことを考えたら、先に直接言ったのは間違いではなかったと思うけど。)

 

患者の問題については、13歳少年が愛おしかった。

 

そしてそして、結城と佐倉さん…。

毎話、ちょっとずつ微笑ましいシーンが続くと考えて、いいですか?

死別…しませんよね?

「本当は、結城先生との子供がいいなと思ってたのに、茶化してごめんなさい…」って髪の薄くなった佐倉さんが泣く結城先生に病床で語りかける映像、見たくない…!

 

 

 

須藤が黒幕だとしても

それにしても、なぜ記事を差し止めたのかを考えると、梶山薫が犯人とは限らないと思う。

村井先生は「腕は確か」と言った。本人も言い訳で「パッキングすればいいと思った」と言った。

そこから判断すると、犯人は須藤なんじゃないか、梶山先生は医療ミスの犯人じゃないんじゃないかと思いたい。

自分のミスにするわけにいかないから、ミスだけ梶山先生に被らせるために、途中で変わった。

多分交代した時点で、匠の手術は取り返しがつかなかったんじゃないか。

そもそも、あの記事を読んだ時、「誰が漏らしたんだ?」と思った。

だって、最後の反応を見ると、恩田先生でさえ知らなかったんじゃないの?パッキングのミスだったって。

それならあの情報を知っているのは、あの密室にいた人物に限られそう。

 

たとえば須藤からの匿名の情報であの記事を書き上げたとして、なぜ、記事を取り下げたかは謎だけど、もしかすると看護師から、「最終的にパッキングミスのように見えたけど」と追加の証言でもあったのかもしれない。

悪くない人の名誉が毀損されてはいけないからとりあえず差し止めたのかな。

 

まあ、真犯人じゃなかったとしても、「自分が犯人」と思っているのにそれを隠して近づいたことに変わりはないわけだが。

事実が違っていても、後ろめたさを覚えながら仲良くされていたことに変わりはないし、恩田先生の気持ちが軽くなるわけではないよね。

騙されていたんだから。

 

でも、真実を隠しながらも気が合うのは事実だから、それゆえに苦しんでいたことはいつかわかってあげてほしい。

出会いは嘘っぱちだったけど、好きだと思ってたのは本当だったんだよ。

だから、許されたくて、ただの謝罪におさまらなかったんだよね。

 

っつーか三浦翔平、どんな内容か知らんけどタイミングが遅えよ…。

新証言だとしたら、そいつも遅えよ…。

 

 

 

 

 

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