つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第7話感想〜抱きしめなくても洗脳できるのに抱きしめるのはどうして?〜

 

 

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★★☆

 

リコの人格が意外だった。

レンになりたい!と強く願うのは、リコが気弱でウジウジしているからだと思ってた。

本当は気が強くて、結構性格が悪かった。

でもたしかに、リコが化けた「レン」が結構気弱だもんな。リコ自身も気弱なら、わざわざ洗脳する必要がないのかもしれない。

 

気の強いリコが、ずっと「表に出ているレン」が幸せかどうかを気にしているのが切なかった。

負い目を感じていたんだろうな。

火事の原因のシーンからは、レンが母親と一緒になってリコをいじめるような人間には見えなかったし。

母から愛されていることを羨ましくは思っても、心の底から嫌いではなかった。

だから今も、レンという人格が幸せであることを望んでいるのかな。せめてもの、贖罪として。

ちょっと複雑な三角関係になってしまった気がする。

あずさも含めると四角?

まあでもあずさは、自分を誘拐したのが直輝の父親かもと思ったら離れて恋レースからは脱落するかも?

 

そして、こんなに気の強いリコが、お母さんの前だと、弱くて、愛されたいただの一人の子供になるのも切なかった。

レンが求められているということをいつまでも突きつけられるだけ。

しかも、残酷なのは「切り捨てられたのがリコだった理由」がなかったこと。

リコの方が手がかかるとか、リコの方が頭が悪かったとかじゃない。

一人しか気にかけられない。その一人にたまたま選ばれたのかレンだっただけ。

 

直輝がリコに心を寄せたのは純粋に感動した。

力を貸してほしいなら結局求めているのはミスパンダなのでは?と思わんでもないけど、でもそれもまたレンではなくリコを必要としているということだから、リコにとっては自分を求めてもらえたという経験なんだよなあ。

でも、少なくとも、都合よく利用したいだけじゃないよ。

上で、複雑な三角関係と書いたが、直輝はレンには完全に利用する気持ちしか抱いていなかったが、リコに対しては全く違うことは見てわかる。

上辺だけの同情の言葉を向けていたレン。君の力が必要だと本心で話すリコ。

リコは、レンを戻して幸せにしてと言っていたが、多分直輝は、レンでは心の底から愛せないし、リコにリコとして生きていてほしいって思うんじゃないかなあ…。

 

それなりに沢山の人が予想してただろうけど、やはり父親コアラ説が出て来た。

まあひっくり返る可能性も十分あるけど。

遺書は捏造なのかな。

 

あずさとの関係、パンダ男の正体、直輝はリコの言うことを聞くのかリコに戻すのか…うーん、気になる。

父親に誘拐犯説がある直輝と、母親がガチ殺人犯だったリコ。

似た2人が寄り添う構図になるんだろうか。そこも気になる。

 

似ているようで違う過去の痛みを抱えたバディが支え合うのが好きだから…。

 

 

 

余談:今週のガバ

双子じゃなかったらうまくいかなかったでしょうって言うけどそれなんで?なんでなの?こじつけでもなんでもいいからもうちょっと説明して。都合いい魔法の道具の洗脳で終わらせないで。

 

 

 

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