つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

未満警察ミッドナイトランナー第2話感想〜毎週脱ぐのか〜

あのっ、えっと、うーん、あっ…という感じの感想です!

 

前回の感想

覗きについても、書いてます。

脚本が時代遅れなのと、制作側のジャニオタ像(オタクが喜ぶと思っているもの)がアップデートされていないのが良くないな、という感じ。

 

 

 

主観による評価

★☆☆☆☆

 

とりあえず、良かったところ。

 

平野紫耀、バカの表情変化がうますぎる。

天才の顔芸だった。

そしてそれ以外のシーンは顔がいい。殴られても顔がいい。好き。

 

あと、先週も思ったけれど、「令和の友情」が新しくて素敵だな。

欠けたところがあっても、「どんな時も俺たちは助け合えばいい」という考え方。

完璧な人間はいないから補い合えばいいという考えの人が警察になろうとしているのは、とても希望のあることかもしれない。

 

上官への報連相が甘いところは気になるけど、成長物語だと思えば今はこんなものだと思えなくもない。

 

…まあ、いいところは、これくらいかな…。

 

 

 

今週の脚本のガバ

ボロクソ言ってるけど、何も考えず楽しむ娯楽作品としては普通に面白いんだと思う。

結論としてはnot for meってだけだと思うんだけど、できたら好きな役者には作品に恵まれてほしいから…。

推しが出ている贔屓目抜きにして面白いと思えるドラマに出てほしい。そうやって活躍してほしい。

ケンティーと紫耀くんが出てる!なんて底上げがなくても面白いと評判になってほしい。

2人じゃなく、ストーリーを目的として見られるドラマになってほしい。

若いジャニーズには難しいの?そんなことないよね?

あと、今回の脚本家についての記事を読んで、やはりジャニーズを起用したドラマを描くには制約があることはよくわかった。

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それなら仕方ないのかな。

でも、私は、ジャニーズが出ているからというフィルターのかからない状態で平野紫耀中島健人の演技を評価してほしい。

2人とも、演技上手だからこそ。(これも贔屓目かな…)

 

  • 開けた場所で誘拐(普通に人通りもあるしあからさまに運んでるしこれならもっと早く捕まらんか?誘拐って知ってる?)
  • 最初から教官に言え
  • 昔からの友達なら聞くけど最近出会った人の子供の父親が誰かなんて聞くか?(高校の同級生とか言われても知らんし、聞いたって知らないこと聞くか?)ジロちゃんの余計なことを聞かないフラットさを持ち上げたかったんだろうけど、目的のために無理なエピソードを用意するな
  • トッポギが近所という推理(全然そうとは限らない)(でも誰も突っ込まない)
  • (脚本家の価値観)覗きはするがナンパはセクハラ(いやそうなんだけど先週と一貫してなさがすごい)(むしろナンパ平気でしてくれる方が「脚本家はそういう人なんだね」と思えた)
  • 警察学校の設定の必要性がわからない

 

総じて言えば、製作陣に時間の止まってる人たちしかいないんだろうな〜という感じ。

時代に合わせていってくれや。

イケメンをイケメンとして魅せたいならイケパラみたいなドラマを作ればいいわけで、無理して背伸びしなくていいんだよ。

無理するからアップデートされてないことが露呈するんだよ。勘弁してほしい。

批判されるのは顔を出している役者たちなんだよ。

 

まず、何よりも、登場人物のキャラクターがぶれぶれ。

一貫性がない。俯瞰ができていない。

その時々のストーリー展開に必要な性格・価値観をピックアップしているように見える。

その発言や言動はその場面では必要かもしれないけど、すべてをつなげて考えたら、同じ人物がしたにしては違和感が生まれてしまう。

だから、先週こっそり覗きに興じた人間が、ナンパは良くないと言い出す。

先週教官に助けられたから頼りになるとわかっているはずの人たちが、教官に相談しない。報連相をしない。

展開のために、何も学んでいないバカに成り果てる。

それは、「自分たちの力でなんとかしようとしてピンチに陥る展開」のためなのかもしれないけど、不自然でしかない。

通報した場所で待っていないと、駆けつけた警察は情報提供者不在でいたずらと考えるかもしれない。

原田泰造にあしらわれたなら、前回助けてくれた教官に報告すればいい。

誘拐時間のクリティカルアワーをロスしようとする選択肢ばかり。

あと同期のセリフも意味わからない。同期を出した意味も…よくわからない…。

議員の孫の誘拐事件の被害者があの子供とか?そんなんある?

5話くらいでやっと慣れてきて言うことじゃね?何?視聴者に共感させるセリフ?

 

ていうか、私、警察学校という設定なのは、

こういうことだと思ってたんだよ。

警察じゃない。警察じゃないからこそ出来る捜査がある。警察じゃないせいでできない制限を超えて。

学園ドラマも同じだよね。

理不尽な教師がいて、生徒たちは弱い立場で正面から正攻法では突破できないから、頭を使って裏技を考える。

立場が「未満」ならではの戦い方をしなければならない、その面白さ。

…を、見せるものじゃないの…?

学ぶシーンが全くなくて、今のところ、

警察学校で学ぶ人たちを主役にした意味が、なかなか…感じ辛いというのが、正直なところ。

 

バランス感覚も意味わからない。2話に分けるストーリーか?

ちゃんと調べたよ。原作映画のエピソードなんだよね?誘拐された女の子を助けるの。

だから2話使ってるのかな?

殴られて痛がっているシーンはめちゃくちゃ長くて(ファンとしても「推理するシーンに比べて殴られているシーンが極端に長くない?」と不安になった)、戦闘シーン自体長くて、そこに時間かけるならもう少し時間かけるポイントない?と思ってしまう。

そこに時間かかるならカイくんがアミが高校生である可能性に気づいた過程とか描けるだろ!勘か!

(これは私が思考するカイの表情や会話を見落としてる可能性があるからもう一度見る。)

そこだけざっくりか!時間かけるポイント!才能の納得いく描き方が、下手!!

 

そして、申し訳ないけどジャニオタをバカにしすぎ。

いや、わからん。昔のジャニオタはバカだったのかもしれん。それは知らん。知らんけども。

「裸のお風呂シーンで盛り上がるんだよw」

「女の子の太腿にニヤニヤする方が女の子好きだよねw」

いや、そりゃ喜ぶかもしれんよ。

でも、必要があればこそだよ。

脈絡なく放り込まれるサービスシーンなんかPVと同じだよ。

それならPV見るだろ。

わざわざ公共の電波使って、ドラマ枠として、ファン以外の人にも届くように作るものじゃない気がするよ。

もう、これを見た非オタに「ジャニオタ御用達じゃん」「ジャニーズドラマじゃん」って言われてるのを想像するのが辛いんだよ。

ジャニーズを好きでもなんでもなかった頃、アンナチュラルを見たジャニオタが「こういう良質なドラマにはジャニーズは出てないんだよな…」と言っていたのを思い出す。

それは製作陣がジャニオタの認めるラインを低く見積もっているからで、それで役者たちが理不尽な低評価を受けるなんて…そんなことある…?

 

ジャニオタはタグをつけて呟く。タグが盛り上がるとドラマが盛り上がるから。

でも、タグじゃなく「未満警察」と調べると、ジャニオタしか喜ばない、すごく二人がかっこいいからジャニオタにはいいけど非オタにはキツイ、そういう呟きを見る。

これが世間の評価なんだと思った。それがつらい。

炎上について解説した記事も読んだ。

脚本家は、締め切りを守る人で、ジャニーズを起用するがゆえの制約をきっちり守る人だと。

そういうドラマなんだと思った。

監察医朝顔の風間くん、経費の重岡くん。ジャニーズ枠じゃなくても輝く人がいる。

そういう存在になるために、こういうドラマを乗り越えなければならないのかな。

 

どういうスタンスで見るべきか、もう1話かけて探りたい。

 

追記

しかし、ジャニーズ特有の文化なのかわからんが、どんなドラマだろうと「起用してくださってありがとうございます!」みたいなことをリプライするのはお決まりなんだろうか。

いや、わかるんだよ気持ちは。嬉しいし、ありがたいけど、こういう態度が、制作側の怠慢を招いてるのかなとも思う。

この人たち(ジャニオタ)は、出演させるだけでどんなドラマでも喜ぶってつけ上がらせていてはいけないんだろうけど、一方で、文句ばかりつけて、このタレントは使いにくいと思われても嫌だよね。

このタレントはファンがうるさいと思われるより、このタレントを使うと気持ちよく仕事ができるって思ってほしいよね。

そしてたくさんドラマで活躍してほしいよね。

そう考えると私のこのブログは最悪なわけだが…。

 

 

 

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