つちや(仮)

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未満警察ミッドナイトランナー第5話感想〜ついに道具使って走っちゃったよ〜

ドラマ 2020春ドラマ 土曜日22:00

前回の感想

 

 

主観による評価

★☆☆☆☆

 

愛を伝えない覚悟、守る覚悟…。初恋の相手をその手で逮捕する覚悟…。

平野紫耀、人を愛する役だとこんな顔するのか…とメッッッッッチャ興奮した。

特にラストシーンの泣き顔は、すごいいい演技するなあと思った。見てよかった、本当に良かった。

もっと言葉じゃなく表情や演出で伝える脚本でこれが見たかった…。いや、これからもきっとたくさんあるか。期待している。色んな役見たいな…。

 

 

 

主観による文句

今までも散々書いたし、上にも書いたが、私は好きな俳優がこんな素敵な演技をするならもっと素敵な文脈でその表情が見たかったしそのセリフが聞きたかった…と思ってしまう。

 

まず、どの人間も、考える計画が稚拙。警察未満の物語だから、ジロカイは問題ではない。力技でも仕方ない。姑息な罪を犯そうとする犯人でさえ雑。完遂する気があるのか？

原因を考えたんだけど、「作者は自分以上の知能のキャラを書けない」と考えると、すごく腑に落ちた。

犯罪者の計画が杜撰なのも、トリックが簡単で、異常なまでにわかりやすいのも。

前回は縦読み、今回は迂闊にも「りんか"さん"」と口にしてしまう。そんなわかりやすいきっかけある？みんな完遂する気ある？(2回目)隠す気ある？気をつけてる？

怪しむきっかけも、「どうにかしようとしなかったから」って、もっと具体的な根拠はないのか。勘か？

よしもとやったら「なんでそう思たんや？」「なんとなくや！」ドテーなるやつでは？でも笑いのシーンじゃないんだよね。

前回の暗号も、とにかくトリックの作り方や伏線の張り方を全く知らない人が作ったんだなと思ってしまった。

後述するが、人間の感情についてもすごくわかりやすい。前回の同期の恋心といい、今回のジロちゃんの恋心の明言といい。

カイくんのことを「非常に頭がいい」ことにしたいことは伝わってくるだけに、もどかしい。

 

あと、想定している時代が古い。アプリとか、道具は最新なのに。

当初は、「ジャニオタは男2人がイチャイチャしてればいいんだよね♡」という舐めた脚本だと思っていたんだけど、松田優作くらいの時代の、「無法地帯みたいな時代の、バカやって上官に怒られるヤンチャ警察」を描きたいだけなのか…？と、取調室でくだけた服装の2人が怒られているのを見て思った。

ただただ、男の子のヤンチャ♡が、若い女性にウケると信じて描き続けてるだけなんだろうな。

 

そして、感情の異常なわかりやすさ。というより、説明過多？

切ないなと思った。でもこういう情緒を全部口頭で説明させるのは、すごく拙いと思った。表情とか色々で察させるものであってほしかった。カイくんがいくら鈍いとはいえ、「感情が入ってるから」なんて、言葉で明言して説明するものではない。察させてくれ！！！！

言葉で全て説明させる以外の方法がとれないのか。映像や演出で魅せる力がないのか。あんなに格闘シーンは力が入っているのに？わかりやすくしないといけなかったのかな？「あれは好きってことなの？」ってあとから視聴者が迷うのはそんなに悪いこと？

 

 

 

今週の脚本のガバ

なんなんだよ、警察。

先週みたいな「同期との絆」見せられても、あったっけ？？？ジロカイのことしか描いてなくない？？？ってならない？

いや上白石さんも蓮佛さんも好きなんだけど、「美人だ！」ってわざわざ劇中で明言してしまうとすごくハードルが上がってしまうんだよな。

言葉選びがいつも拙い。配慮がまじで足りない。「配慮の足りない特性をもつキャラクター」が発言するのとは違う。この辺りの感覚も雑だと思う。

そして何より壊れたメガネをトロフィー・勲章・成長の証にしたいのはわかるけど普通にコンタクトにしろ。

あなたの番ですか…？

 

 

 

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