つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

アンサング・シンデレラ第4話感想〜エンディングを一番楽しみにしていたことに気づいた〜

あの「患者たちの素敵な未来」の映像がないだけで、いいものを見た…という爽快感が全然ないんだなと気付かされた。

まあ、もう4話だし、1話完結ばかりでは厳しいところもあるだろう。回を跨ぐなら、つらい気持ちを引きずる週ができても仕方ない。

 

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★☆☆

 

私個人の話だが、一番やりたかった仕事の下位互換(と、少なくとも一番やりたかった仕事の人たちには思われている)の仕事に就いたので、手が届かなかった自分の未来に想いを馳せて燻る気持ちはわからなくもない。うーん、手が届かなかった未来じゃないか。手が届かなかった過去の自分を思い出してウジウジしてるのかな。

「実力不足だったんですよね〜w」って茶化すのもめちゃくちゃわかってしまう。そうやって自分の心を守りたいんだ。他人に「力不足だったんだね」と言われたら立ち直れないから、自分で先に自虐してるだけだ。

 

どこかで踏ん切りをつけなくちゃいけない。それって、自分は勝負に負けてこの道に進んだけれど、間違いじゃなかったと思えるだけの経験がないときっかけが掴めない。

負けたんじゃなくて、進むべくしてこの道に進んだんだ、運命だったんだ。それならあの時の挫折や苦しい気持ちも無駄じゃなかったな。

そうやって思える機会が、どれだけあるだろう。一番望んだ道じゃないのにそう思えるだけのやりがいが、どれだけ得られるだろう。選べなかった選択肢が選「ば」なかった選択肢になることは、本当はとっても難しいと思う。

私はまだ得られていないから、正直、ハクが羨ましかった。望んだ形じゃないだろうし、本当は医者になれたら一番よかったんだと思う。でも、この道が運命だったんだと思うタイミングがあり、納得できることが自分の中で見つかった。それだけで羨ましい。この、答えの出ないウジウジループから彼は解放されたのだから。

父親の入院、そして、医者になるために勉強したスキルのおかげで父親の症状の改善のきっかけが見つかり、薬剤師の立場から関わることができる。医者になろうとしたことも、薬剤師になったことも、どちらも無駄じゃなかったと思える奇跡のタイミング。

きっかけを掴みさえすれば、彼はもうプライドを持って真剣に仕事に取り組めるだろう。荒療治だったかもしれないけど、そんな機会が彼に訪れてくれてよかった。

 

まあ、お父さんの心変わりが突然だったのは結構びっくりしたけど…。

あんな言葉で納得する人だったんか。マジか。突然どうした?年取ったのか?

ツンからのデレがおそろしく速い。俺でなきゃ見逃しちゃうね。

あと「惨めだな」って鞭打ちの装置(?)つけた状態で現れたのなかなかシュールだった。

 

今週の瀬野さん

温度差で風邪ひくわ。

患者の周りからも話を聞くことを推奨したり、仕事しろと言ったり、難しい。難しいオトコだよ!

 

シンプルにこれされたい。いやマジで。

田中圭に毛布を…ヴッ…カケラレタイ!!!!!!

 

細々と思ったこと

細かく演技が違っていて素敵だった。

 

この辺りの恐怖は私には想像しかできないけど、自分の終わりを知覚するのって怖いよね。

 

じゅりちゃんに「嘘つきたくないんだよね?」って言ってたけどよくわかったな。カウンセラーか?

 

新人、いつまで「視聴者への解説」要員なんだろう?と思ったら、来週成長回!楽しみだな。

 

 

 

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