前回の感想
主観による評価
★★★★★
誇張なしに、1番しんどい回だった。ずっと、しんどさのピークは成川と九重が再び対峙する回だと思っていたのに、まさか伊吹のたった一人の恩人がこんなことになるなんて。こんな…こんなことって…。
ガマさんにとっての伊吹
伊吹にとってガマさんはたったひとりだけどガマさんにとって伊吹はたったひとりではなかったんだろうな 今までたくさん「許して」きた内のひとり
— ちゃあ (@cha_os7) 2020年8月14日
↑このツイートを見て、頭を殴られたような気持ちになった。自分にとってのあなたのような存在に、あなたの中の私はなれないって、めちゃくちゃキツくない?
ガマさんにとって、伊吹は「沢山の悪ガキの中の一人」にすぎず、伊吹がたまたま刑事になったからアドバイスを与えることもあったけれど、奥さんのような特別な「たった一人」には最後までなれなかった。
伊吹は多くの人の分岐点になってきた。それなのにたった一人の大切な人には分岐点としての役割を求められていなかった。この人の分岐点になりたいと思えるただ一人の人だったのに。
ガマさんの最後の伝言は、伊吹に罪悪感を抱かせないための言葉だと思うけれど、私はトドメだと感じた。お前は俺の人生にとってはその程度だって。どれだけたくさんの人の分岐点になれても、たった一人の恩人の分岐点にだけはなれなかった伊吹 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
伊吹にとってはガマさんとの出会いがかけがえのない分岐点だったのに、伊吹との出会いはガマさんにとってのただの仕事の一環で、最後まで通過点以上のものになれなかったことがあまりにも悲しい。伊吹にとってキラキラ輝くキャッチボールの思い出は、ガマさんにとっては記憶の一つに過ぎず、キラキラした思い出ではなかった。グレて犯人として志摩と対峙するかも知れなかった伊吹の人生のスイッチになったのがガマさんとの出会いだったんだね #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
最後のガマさんの伝言を、優しいと考えるツイートが多かったけれど、私はそうは思えなかった。奥さんの死は、殺意のスイッチになったけど、伊吹の存在は、それを止めるスイッチにはならないという残酷な通達だと思う。お前は俺のスイッチャーになれないんだよと。でも、それは、だから俺を止められなかったことなんかもう忘れていいという優しさも隠されているかもしれないな。
#MIU404 ガマさんの伝言、「お前は気にするな」に聞こえるけど、「お前は麗子のように俺のスイッチにはなれない」と突き放す言葉だと思った。その奥に「だから無力感を覚えなくていい」という優しさもあるかもしれないが、(お前と会ってもどうせ何の分岐点にもならなかったから)と注釈付きに聞こえる。
— つちや (@twottyeah) 2020年8月15日
(↑これ)「お前にできることはなにもなかった」って絶対伊吹に対して責任を感じるな、て意味じゃないでしょ お前は俺の物語の登場人物じゃないよの意味だよ…
— ちゃあ (@cha_os7) 2020年8月14日
伊吹にできることは、本当に何もなかったのだ。
だから、凶器も残していた。少しでも疑われたら全てを曝け出すつもりで。そこまでの覚悟をしていた人に、伊吹の存在が影響を与えることなどできなかったのだ。凶器を処分することなんかいくらでもできたはずなのに、捕まるつもりで残しておいたんだね #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
一度最後まで見てしまうと、ガマさんが怪しいと気づきながらはぐらかそうとする伊吹が、分岐点になれるはずだったのに会いに行けなかったという見当違いの方向で後悔する伊吹が、あまりにも見ていられない。
ガマさんが怪しいって、沢山の情報を受け取って、「感じて」はいたんだろうな。悲しい。それを自分の中に押し留めたことが悲しい。伊吹、最初からガマさんの話されるってわかってたから、いつもは志摩の話もっと聞こうとするのに「難しいよ」みたいな態度だったんだね。つまり、ガマさんを見ていなくちゃいけないのは、自分でもわかっていたんだね。 でもこの世で一番信じたい人だもんね…。 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
追記:伊吹なら救ってくれそう?
第6話で、伊吹は常に「この人なら救ってくれそう」を背負わされていることについて書いた。第8話では、どんな人にとってもプラスのスイッチになれる人などいないということだけでなく、一番救いたい人「だけ」を救えないところが描かれた。
(↑このツイート言いたいこと纏まってる…。)今まで伊吹藍という人間のことを「最悪の事態になる前に止めることができる、誰と出会うかのスイッチの良い方の“誰か”になれる、一個一個のスイッチを大事にできるし見逃さないことができる」と散々イメージづけておいて、8話で急に「スイッチになれる可能性もない存在」にしたの全然飲み込みきれない
— 町 (@MMM82405744) 2020年8月14日
ラストシーンを見るまでは、誰か伊吹の心を救ってあげてほしいと思っていた。伊吹はたくさんの人の救いになった。志摩にとっても、ハムちゃんにとっても。じゃあ伊吹を救うのは誰なの?と。
他の誰かが傷ついた時、伊吹は隣で優しく寄り添って、声をかけてきた。でも一人の伊吹はどうするの?
でもそれは杞憂だった。伊吹、ハムちゃんも守りたい、ガマさんも守りたい、志摩が再び相棒のことで傷つかないために死ぬわけにいかない…大切にしたいものや守りたいものが多すぎるんだよ 両手に抱えすぎだ あんなに明るいのに、大事なものを抱え込んでるなんて #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
志摩が香坂の死で苦しんでいたのを、伊吹は全身で引き上げた。でも志摩は、手を差し伸べたら後は自分で立ち上がるとわかっていた。
それが力強くて、ガマさんのようになりたくてなった刑事という仕事だけど、今は伊吹オリジナルの、強く、誰かを許せる刑事になったんだと思わせてくれた。
そして、この「手を差し伸べる」という、伊吹のための行動が、志摩ためにもなっているというのがまた、深い演出だな…と思った。香坂に手を差し伸べられなかった志摩が今度は手を差し伸べられた。
伊吹にとっての救いの手は、志摩にとっても救いだった。二人はこうしてこれからも、救い・救われながら相棒を続けてほしい。
寄り添ってくれる人はいないけど、手を引っ張ってくれる人はいる。そのことをプラスにするかマイナスにするかもまた、伊吹自身の転がり方によるんだろうな。
志摩は伊吹の行動や価値観を全肯定しないし、優しい言葉もかけない。でも、どうでもいい相手ならいくらでもその場しのぎの優しい言葉をかけられるのにそうしないのは、いつまでも対等でありたいからだろうな。#MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月15日
志摩は伊吹を包み込む人にはなれないと思う。伊吹の中の「自分を信じてくれた大切な人」にはならない。志摩は伊吹を無条件に信じてはあげないから。志摩は伊吹を包み込む理解者ではなく、対等でありたいから、優しい言葉で肯定してあげない。だから、志摩は伊吹にとってのガマさんの代わりにはなれない。「大切な人」にはならないと思う。でも、今まで伊吹の中になかった「新しい」枠に入る。今までいなかった隣に立つ人になる。 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月15日
でも、ガマさんでもなれなかった、隣に立つ人にはなれる。それが相棒だと思った。
志摩と伊吹は本当に真逆なのか
番組紹介でも「性格が正反対のバディ」のように言われているけれど、今回、この二人は限りなく似ていると改めて思った。私にそう思わせたのは他ならぬ志摩の発言だった。
視聴者は勝手に、彼らを対比して考える。頭脳派で論理的な志摩、肉体派で直感的な伊吹。でも違っていた。志摩はとっくに、伊吹が直感で動いているだけのバカだなんて思っていなかったのだ。うわあ〜。伊吹を直感型だと決め付けるのではなく、「受け取る情報量が多すぎて整理して言語化できないだけ」だと考えるの、相棒のこと思いやってないとできないよ…関係の成長が眩しい #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
言葉が足りなくて説明できないだけで、頭の中では論理的に組み立てられている。それは志摩と同じだ。そして志摩自身は受け取る情報量は自分より多いと、優れているところまで認めていた。
伊吹に落ち着いて話を聞かせるための導入とは言え、こんな風に評価しているのかと驚いたし、関係性の変化に感動もした。
二人は確かに相棒になったのだ。
アンナチュラルクロスオーバー
正直、どんな感じだろう、身内ネタすぎてMIU404単独のファンが疎外感を覚えないだろうか…って不安だったんだけど、
アンナチュラルを見たことのない夫がとても自然に鑑賞していて安心した。アンナチュラル見たことない夫が所長による中堂と刑事の相性の悪さの証言でゲラゲラ笑っていたのでほっとした 知らん人が見ても特に疎外感を覚えない塩梅でとても良い #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
自然に話にUDIラボが組み込まれていて、坂本さんも理解してもしなくてもいいオプションというか、それこそ志摩と伊吹の雑談のような存在で、変人のいる施設なんだなという印象を強めただけという、見事な塩梅だった。
長すぎず、かと言って「役者が同じだけ」という物足りなさもなく、本当に楽しかった。ゲスト出演の時間の長さの塩梅が天才 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
あと、中堂さんが、不自然な死を許さずに、過去の時間まで洗ってしまうような人になっていたところにミコトの影響を感じたり、坂本さんが中堂さんに堂々と対応していたり、成長があらゆるところから感じられてとてもよかった。(電話口の中堂系の変わらなさも、もちろん。)
ファンサービスに徹したクロスオーバー最高でした、ありがとうございます。不自然な死を許さずに過去の事件まで掘り返す中堂系、完全に誰かさんの影響を受けて行動まで変わっている
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
余談だけど、
「あの時すでに…」って、後から考えてゾッとする感じ、アンナチュラルのあの犯人に似ているなと思った。私たちが視聴者として出会った時すでにガマさんは罪を犯していた(犯そうとしていた)の、視聴者が観測したときには既に後戻りできない状態だったアンナチュラルの真犯人とすごく似ているなと思った。私が知らないだけで、私が出会った時点で罪を犯している人だっているのかもしれないな。 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
その他
「犯人であって欲しくない」が見せる虚像
前々回、「信じたい映像を信じる」ことを反省したはずなのに、不自然にへこむ手押し車を気にも留めず、伊吹の語る「病死」を疑いもしないのがとても恥ずかしかった。
勝手に情報を取捨選択して、勝手に信じる情報を決めて、それが本当か疑いもしない。証拠はずっと目の前にあったのに。演出に誘導されて、簡単に騙されてしまった。
↑この放送中の気づき、実は私のものではなく隣で見ていた夫のものなんだけど、私はガマさんを無意識のうちに「犯人ではない」と考えているから全く結びつかなかったのに対し、夫はガマさん登場回を見ていないのでドラマの中にある情報を論理的につなぎ合わせていたんだと思った。まさに志摩の言うバイアスだ。ガマさんとぶつかった車って #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
志摩だけが、「犯人であって欲しくない」の感情に邪魔されず、残りの全ての可能性を排除した先に残されたガマさんという真実に辿りついた。
誰かに「犯人であって欲しくない」などという希望を持つことがバイアスになり、病死という自己申告を盲信させたり、容疑者から排除したりするのだ。伊吹はずっと、無意識のうちに「犯人じゃない」ガマさんの虚像を見ていたんだなと思った。
夫はガマさん登場回を見ていないので無意識のうちに容疑者から排除することなく、「ガマさんがぶつかった車って…あれ?もしかして」と思っていたようで、バイアスの恐ろしさを思い知るなどした。ガマさんが犯人なわけないって思ってるからへこんだ手押し車にも全然気付かない。
— つちや (@twottyeah) 2020年8月15日
九重はきっと大丈夫
…と、予告を見て思った。
「成川を見過ごしたのは自分です。行かせてください」と、失敗を認めて挽回しようとする姿は、成川を見過ごしたあの時には想像もつかなかった。
やっぱり、陣場さんから「失敗も言え」という言葉を引き出したのは大きかったと思う。あと、当時の九重では成川を適切に救えなかったんじゃないかとも思う。九重にはこれから後悔が訪れるだけだと思っていた。でも、伊吹が機捜に来たこと、伊吹が過去を探ろうとしたことに付き合ったこと、それらがあって初めて陣場から「失敗も言え」という言葉が引き出された。一つのスイッチを間違えても、他のスイッチで変われるかもしれない。 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年7月31日
前回の感想でも書いたけれど、結局救いたいと救われたいのタイミングが一致していないと、適切な助けは与えられない。
捕まるより誤魔化すことを選んだから、成川は分岐点で選択肢を間違えたのかもしれない。九重「が」手を掴めなかったとばかり思っていたけれど、成川「が」手を掴ませなかっただけなのかもしれない。
九重が救いたいと思っているだけでは救えなかったのだとしたら、このタイミングで再会するしかなかったんじゃないかな。
次回、不安だけど楽しみだな。成川、お前を心配する大人が沢山いるんだよ。
誰も死なないで
ずっと心配していた九重が意外と自分の失敗に向き合えそうなことを考えると、次週誰が死ぬのかと不安になる。
やり直せる九重が安泰なら、伊吹や志摩が闇落ちする?個人的には、陣場さんあたりが誰かを庇って死にそうな予感がして怖い。
ハムちゃんの人生
志摩が直したのは、適切な手が加わればハムちゃんの人生も好転するという示唆なのか、ハムちゃんの人生が止まることの示唆なのか、わからなくて怖い。子供の作ったピタゴラ装置が止まるの、ハムちゃんの人生が止まるみたいで嫌だな #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
ガマさんと奥さん
#MIU404 ガマさんの奥さん、ガマさんが伊吹のようなヤンチャした子供や犯罪者たちの面倒を見ている時間、家を守っていて、子供もいないから一人で…。奥さんも、やっと二人で過ごせる時間を楽しみにしていただろうし、それでも外国人実習生のバディを勧めたってことは、心は刑事のままでいることを
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
許していたってことな気がするんだよね。きっと、堀内の面倒を見ることも普通に歓迎したと思うんだけど、だからって、刑事じゃない老後の人生を歩みたいガマさんがその選択をしなかったことを責められるわけもなく…。奥さんなら許すとわかっていながら許せない自分がどう見えていたのかな。 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
追記:MIU404の終わり方
前回の感想では、誰も死ななければ100点だと考えていた。
でも、今回思ったのは、第1話で「機捜は誰かを救える」と伊吹が感じた日にガマさんが事故に遭ったという残酷な裏切りが第8話に発覚したのと同じような長期スパンの伏線が他にももっと張られているのだとしたら、第1話の伊吹の危うさと、第8話の「志摩に逮捕されてたかも」が、伊吹の逮捕という展開につながる恐れがあるということ。
メモをしっかりとって捜査会議に参加している姿からは、志摩の影響による変化を感じるし、そんなことはないと信じたいけれど。
4機捜解散。4人はそれぞれのフィールドで。なんて寂しさがありつつも優しい終わり方は高望みかもしれない…と思い始めた。つらい。
忘れたくないツイート
実際にできることは何かしらあったけど成せなくて取り返しがつかなくなった事への後悔は、できることは何もなくて蚊帳の外の自分は力になれなかった後悔よりもずっとしんどい
— もりとは激怒した (@kts_morito) 2020年8月14日
この何気ない一言、今日の8話見た後だとしんどいなああああ#MIU404 pic.twitter.com/RchBmTQFQH
— イヨ (@Iyo14140) 2020年8月14日
ガマさんが捕まる事がガマさん自身にとって、この世界に正義がある事の証明と救いになると同時に罰になる展開やばくないですか?
— リコ (@riko_monogatari) 2020年8月14日
#MIU404
1話の伊吹の機捜っていいな、誰かが最悪の結果になる前に止められる、に心臓ボコボコにされてる
— ちゃあ (@cha_os7) 2020年8月14日
シマチャン 非番の日に酒とつまみ買って電話してわざわざ家まで来て伊吹に「自分が刑事である」ことを自覚させる シマチャン
— ちゃあ (@cha_os7) 2020年8月14日
あのねえ もうここまできたら本当にガマさんは伊吹にとって「救うことのできない人」だった、て思うしかないよ 掴めなかったパチンコ玉だよ
— ちゃあ (@cha_os7) 2020年8月14日
中堂さんには彼女を失ったあとにも仕事をしながら生きてきた現実があってそこから地続きの未来があったし見えた、ガマさんが持ってたのは「刑事だった過去」でそれを脇に置いて余生を共にするはずだった妻を失って、刑事だった自分を捨てたあとにもう未来なんて見えなかったんだろうな…… #MIU404
— 朝倉 (@saku_ra8) 2020年8月14日
ガマさんの奥さんが轢かれた日(2019/4/5)って伊吹が異動初日で煽り運転を受けた日と同日なんだけど、その後(4/6)の伊吹が犯人に銃(ステッキ)を突きつけながら「轢かれた、殺されかけた。正当防衛だよ?」って言ってるのゾッとした 轢かれた、殺されてしまった麗子さんの事件の翌日じゃん…… #MIU404 pic.twitter.com/6HCJN3p6tU
— ゆーきゃん🌵 (@yokoko458) 2020年8月14日
「お前みたいなやつが生きてるとみんな不幸になるんだよ」「許せるはずねえだろ」って伊吹が言ってんの 煽り運転の犯人に 最後には撃つわけないじゃーんって言ってるんだけどさ でも許せるはず無いんだよね それを目の前で見たガマさんは#MIU404
— ゆーきゃん🌵 (@yokoko458) 2020年8月14日
事件が起きた時間あたり、伊吹は新しいところで志摩とドライブレコーダーの録画見ながら犯人を探しててさあ 最後まで事件に関われないって志摩に言ってるくらいの時間なんじゃないかなあたぶん
— ゆーきゃん🌵 (@yokoko458) 2020年8月14日
伊吹がヒーローのように誰かを救うたび、ここまで徹底的に現実を描いてる野木脚本においてひとりだけ光の面だけを与えられるわけないでしょと思ってたんだけどまさか一番救いたい人を救えないだったとは
— ちゃあ (@cha_os7) 2020年8月14日
細々と
- 伊吹の部屋の間取りがかなり現実的ですごくよかった。ドラマの間取りって、収入や職場の近さや駅の近さで、「この広さ嘘だろ?」ってよく思うけどそれがなかった。あと、部屋のこだわりも伊吹っぽくて、キャラクターがすごく練られていることがわかって最高だった。
- 志摩、もうパパになろうぜ。めっちゃ懐かれてるじゃん。あの子供受け最強ぐにゃぐにゃ男の伊吹よりも、だよ?すごいことだよ。
あんなに子供受けのいい伊吹じゃなくて志摩に抱きつくなんて、もうパパになるしかないのでは #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日 - 伊吹ほどおちゃらけていないだけで、志摩も実はユーモアのある人間なの、すごく好きだな。仕事にはストイックなくせに。
わかる ドキドキする https://t.co/HKsnluRTxR
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
おまけ:「ちょうどいい」クロスオーバー比較
普段、他の作品を下げることで作品を持ち上げる手法は本当にみっともないと思っているんだけど、これ以降は作品全体の面白さではなく、「クロスオーバー」という手法の点でのみ、比較する文章が含まれています。
どちらの作品にも失礼だとわかっているけれど、クロスオーバーでがっかりした記憶が新しいので、どうしても思い出してしまいました🙇♀️(特に、前は身内ネタのクロスオーバーに置いていかれた側だったので…。)
それを理解した上でお読みください。
第3話で毛利さん達が登場した時も思ったんだけど、クロスオーバーが身内ネタを押し付けすぎず、かといってキャラクターがただ背景になる(同じ役者が出演するだけ)わけでもなく、とても良かった。
以前、ニッポンノワールのクロスオーバーのやり方でもやもやしてた(※結構悪口なので注意)んだけど、クロスオーバーって、説明を省くためのものでもないし、「わかる人だけ」で楽しもうね!と、前作を見ていない人を仲間外れにするものでもないはずなんだよね。「前作を知っているからより楽しめる」と「前作を知っていること前提で楽しませる」は別物だから。
参考:ニッポンノワールでは、脚本家の以前の作品である「ジョーカー」の殺人犯役と同じ俳優が刑事役として使われていたが、実は「ジョーカー」の殺人犯が後に記憶を消されて刑事になっていたという、「ジョーカー」を知らないとポカンとしてしまう設定流用が行われた。
今回、UDIラボは、誰もが知っている施設として登場していない。「みんな知ってるよね?」という態度で使用されない。どのような施設なのか紹介されている。
知っている人はニヤッとして、知らない人も「そういう場所があるんだ」と思うだけ。もちろん、「前作を知っているとわかるんだろうな」という雰囲気は初見の人も感じるだろうけど、ただそれだけなら初見の人は「へえ」と思うだけだ。(少なくとも私はテレ朝の刑事物クロスオーバーでも、ストーリーの理解に支障がなければ「ふーん」と感じるだけだが、そうじゃない人がいたらごめんなさい。)
なぜなら、UDIラボの存在はMIU404第8話において「装置」にすぎないから。坂本さんの持っているムーミンや、坂本さんの態度は、前作を知っている人なら楽しめるオプションで、今作での説明を省くために前作での設定やキャラクターを流用したわけではない。
省略のためではなく、ただのサービスなのだ。
私はアマプラで配信されてからも再度見たくらいアンナチュラルが好きだけど、クロスオーバーのやり方にとても怯えていたので、本当に安心できる塩梅だったと思う。
アンナチュラルを見たことない人を、仲間外れにしない。アンナチュラルを見たことない人を、「前作を知らなかったから全てを理解できなかった」という気分にさせない。「アンナチュラルも見てるっしょw」と考えていない。身内ネタを外野から見ることほどつまらないことはないと知っているんだろう。
それは、脚本家の力量だけではなく、制作している人たちが、「アンナチュラルチームが作ったもの」ではなく「MIU404」を楽しみたい人のことを考えているからだと思った。嬉しいなあ。
実況中のツイート
電話をかけている間目を離した 後悔… #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
メロンパン号めっちゃ便利だな そして伊吹の子供向けの態度が最高 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
おうち離れたくないよね…としんみりしてたのに適応能力の高さよ #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
伸びたね… #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
クソデカ声 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
はあっはあ…はあ… #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
やめろよ、じゃなくて、まバレないように戻せよ、なのワロタ #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
ガマさーん! #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
エトリ? #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
どんな天才刑事だって優しい刑事だって、時間には抗えない いつまでも優れた記憶は残らない #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
関東圏の時間距離の短さの感覚がないとちょっとわかりにくい話かもね #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
「だったら思い出させてから言え」ぐう正論 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
な、なりかわ… #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
奢ってあげたのよく覚えてるね… #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
二人で暮らそうじゃなくて三人でなの、なんかもう光の男すぎる #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
しょ #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
たしかに揉めそうだなwwwwwwwwwwwwwwww #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
不自然な死は許さない #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
マメジって裏で呼ぶから本人の前でも口にしちゃうんだよwwww #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
きゅーちゃんが九州出身であることが役に立つの教養 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
そして結局「言われたこと以外やるな!」に対しては特に返事してなくて面白い #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
尊敬する人が記憶を失っていくの、苦しすぎる #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
手柄いらない… #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
伊吹の家、めっちゃ伊吹の家で最高 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
仲良しかwwww #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
え?何?裏ありそう #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
ドッキリwwww #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
なのにそれを冗談で覆い隠しててかわいい
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
警察になったのもガマさんの影響だったのかー #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
ありえない可能性を全て排除した先にあるのがたった一つの真実 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
伊吹は、ガマさんを無意識的に可能性から排除してたのかな?でも普通気付きたくないよな 志摩は可能性を見つけちゃったんだな #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
刑事という仕事ゆえに奥さんを失う羽目になったのかあ #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
刑事じゃない余生を送る権利のことなんて、刑務所出た人たちには関係ないんだよな #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
こんなことって… #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
おいクロスオーバーにキャッキャしてたのに #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
私たちが初めてガマさんを見た回、既にガマさんは堀内への復讐を誓っていたということ? #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
完全にLemon流れる雰囲気じゃん #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
全てをわかっていたんだ… https://t.co/MVwJ9Zc2P3
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
伊吹の希望を奪わないでくれ #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
いつ会いに行けば止められた? #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
ガマさん答えてあげてよ 伊吹の最後の質問に #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
伊吹にできることは何もなかった #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
いつまでも小さな子供なんですね
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
今回とびきりつらい回だ #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
自分を引き上げた相棒の手を掴む #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
また西武蔵野署出る!? #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
目撃者が目覚めたときにはもう灰になっていたんだろうか https://t.co/GuiYiRDbYv
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
MIU404見てニッポンノワール思い出してウジウジしてる人間世界で私しかいない説ある
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
「あの時すでにガマさんは…」のゾッとする感じ、大逆転裁判2で○○が○○を○○した時点ですでに○○で○○の○○に○○のと似ている
— つちや (@twottyeah) 2020年8月14日
ガマさんは伊吹を理解し優しかったけど、スイッチになれなかったところや、いつまでも「あの子」と呼ぶところ、伊吹の中のガマさんと同じような「大切な人」ではなくいつまでも保護対象の少年のような存在だったんだろうな。仕事としての保護対象だから優しく包み込んであげられるというか。 #MIU404
— つちや (@twottyeah) 2020年8月15日