#カネ恋 キャストがみんな良い、アホで可愛い三浦春馬、ポーカーフェイス可愛い松岡茉優。「嫌い・合わない」から理解を深めていくラブコメ、経理の設定も、お金を軸に展開するストーリーも、オチで初めて綻び同士とわかるのも最高。是非10話見たかったけど、4話だけでも楽しみ。
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
主観による評価
★★★★★
スゲーーーー面白かった!
水と油の男女が一つ屋根の下で暮らすラブコメがそもそも好き(俺はちゃお生まれ別マ育ち)だし、お金という、生まれや環境で価値観が大きく変わるテーマを軸にして人間関係や行動を描くという展開もすごく好みだ。
たった1話だけでも、「お金を大事にする」人を複数描いた。生きていくためにお金が必要な人と、生活を豊かにするためにお金が必要な人とでは、同じ「お金が大事」でもこんなに違いが現れるというのが面白かった。金銭感覚は合うように見えるけど、非売品を売り捌いてグレーなお金を稼ぐことでお金を増やそうとする板垣と、自分の使うお金を最低限にする九鬼とでは、根っこがかなり違うんだろうな。 #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
お金に追い詰められる人、お金を道具にして誰がの興味を引きたい人、お金を使っている感覚がない人。
ただのドケチと散財の物語ではないのだ。
そして、第1話丸ごと使った九鬼の「清貧」というイメージを盛大な前振りにして、一見一方的に正すかに思われた猿渡との関係が、正す者-正される者ではなく、ただの似た者同士だというどんでん返しの大オチがめちゃくちゃ面白かった!
あんなに時間かけて描いたのにひっくり返しちゃうの!?1話かけて交際にこぎ着けたら親同士が再婚しちゃった!みたいなやつやん!(わかりにく!)
騙されたー!と思ったし、掴みの1話として天才だと思った。綻びだらけってお前やんけ!
↑こんな風に思ってたのにwwwお金の使い方は荒いけど、根が素直だから、金に困らないからこそ大らかでいられる猿渡と、ものを大事にする九鬼、きっといい影響を互いに与えて成長することができるんだろうな。 #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
脚本が天才じゃない?凪のお暇の人?あーもう、好きです。名前忘れません。
金遣いガバガバの男に清貧女子が影響を与えて真人間にするのかと思いきや、見返りなく認知のためだけに貢ぐ主人公が実は金遣い荒い猿渡より綻びだらけってオチ面白すぎる。互いに正し合うのか… #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
1話の間、「おっ、ちょっと見直した?」「でもここまで合わないのに恋に落ちることあるのか?」と思ったら普通に対等な性質であることが最後の最後にどんでん返しとして用意されていて最高だったね
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
所持金は違うけれど、それこそ山登りの道具買うのが趣味の人と握手券のためにCD積む人の価値観の違いしかないのに、九鬼さん自分のこと棚に上げて猿渡くんのこと綻びだらけって言ってるのアホ可愛い アホ可愛いの猿渡くんだと思ってたら2人ともだった #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
面白すぎて興奮すると同時に、やはり悲しみも押し寄せた。
こんなに、10話見たいと思わせるような1話を見せられて、我々は4話で手を離されるのだ。
すごく面白いし10話見たいと感じるのは、このドラマが4話だと知っているからだろうか。得られなかったから惜しく感じているんだろうか。うーん、でも、普通に見てもこの設定はすごく好きだっただろうな… #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
また、このドラマの問題提起が是非見てみたかったとも思った。10話かけて紐解かれる様子を見たかった。
火曜22時の枠、最近は現代の諸問題を柔らかくじわじわと描く印象がある。
このドラマが10話で、ラブコメに織り交ぜながらどんな人間関係を、どんな現実の苦しみを取り除くのか、ゆっくり見たかった。
火曜22時って最近、逃げ恥とかわた定とかわたナギとか、新しい価値観や現代の生き方の問題点を様々な人間関係を通じてじわじわと描くドラマが多かったから、このドラマも毎話少しずつ描写を重ねて2020年の社会を描く予定だったんだろうな〜4話でどこまでいくのかな https://t.co/dLOk0r8VRj
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
もちろん4話でも面白いものに仕上げるんだと思う。
でも、そこにはどうしても「大変なことがあったから、どんなまとめ方でも仕方ないよね」という低いハードルが用意されているように感じる。
実際私も、4話が尻切れとんぼで終わっても、仕方ないよねって思うだろう。
本当はもっともっと高いハードルを超えられたはずのドラマだっただろう。
ミスチル主題歌だよ?かなり力入ってたんじゃないかな。
低いハードルで甘い評価をされなくても最高のドラマになるポテンシャルがあったんだとわかってしまった。
でも、撮り直して当初の予定通りの話数作るわけにいかなかった理由もよくわかった。
猿渡は、三浦春馬しかいない。
人懐っこく、それでいて誰の一番にもなれず孤独な優しい笑顔。金遣いが荒く、それでいて嫌味がない。
コンフィデンスマンJPで恋愛詐欺師役を演じたのも超納得の人誑し。
軽薄だけど優しくて、少しずつヒロインに惹かれる猿渡を三浦春馬が演じるの、納得感しかない。
意味わからんこと・悪いことしてもくしゃっと笑って調子の良い言葉で誤魔化されてしまう、おバカなのに憎めない、そのくせ結構歳食ってる、歳食ってるのに人誑し、そんな役に三浦春馬がぴったりだったし、「愛される笑顔なのにどこか欠けている」からこの人が選ばれたんだなと思った #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
遊ぶのはいいけど結婚はね〜とか、一緒にいると楽しいけど彼氏にはね〜とか散々女に言われそうで、でも憎めないしヒモにしたい、そういう優男なお顔だなと思った。コンフィデンスマンの役どころにも納得だわ。甘い顔で調子のいいこと言われてもごまかされちゃいたくなる愛嬌がある #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
人誑しの才能がある顔ってすごいな。欠けてるってわかりきってても「はいはい」って言ってあげちゃいたくなるっていうのは、母性本能をくすぐるってことなのかなー。
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
うーん、三浦春馬にこの「憎めないし優しいしほっとけないけど結婚相手にはノーサンキューかな〜」って感じのナチュラルおぼっちゃま役やらせたの、あまりにもわかってる #カネ恋
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
なんだろう、人には愛されるし、上司には可愛がられるし、後輩からもうざがられながらもなんだかんだ心の底から憎めないって思われてはいるんだけど、誰にとっても一番になれない、「人の懐に入るのがうまい人誑しの才能はあるけどちょっと孤独」な優男の顔(三浦春馬が)
— つちや (@twottyeah) 2020年9月15日
ドラマを見ていると、三浦春馬がこの世にいないことを一瞬忘れ、直後に思い出す。かけがえのない俳優を失ったことを。
それでもドラマの中での笑顔は美しく、他のキャストも最高のメンツで、悲しみに暮れて楽しまないなんて失礼だと思った。
だって面白いんだもの!
お金の遣いどころが違うだけで、似た2人。
だって九鬼さん絶対値段見ずにプレゼント買ってるでしょ(笑)
推し関係以外を節約してるだけで、金の遣い方は猿渡より激しい。ヒロインの方が問題ありって最後にわかるなんて…。金継シーンで「ものを大切にするタイプなんだね」って思ったのに!(笑)
推しからの認知のために貢ぐ自分を肯定するなら猿渡を否定することはできないんだけど、猿渡も九鬼も今のところ互いのことは綻びに見えてるのがおもしろい。
ここからどうやって変わっていくんだろう?
4話、存分に楽しむぞ!
良かったところ/悪かったところ
良かったところ
- とにかく脚本!
- キャストがかなりいい。主役はもちろん、上司勢も!アインシュタインも出てる〜!
- 現実と程よくリンクしているから、クルミっ子食べたいとか、鎌倉行きたいとかいう気分になる
- 主人公が一方的に相手を是正して主人公の考える「正しさ」に矯正するのではなく、破れ鍋に綴じ蓋なふたりの関係。
悪かったところ
- 4話しかない