つちや(仮)

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アンサング・シンデレラ第11話(最終話)感想〜瀬野の生死引っ張りすぎや〜

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★☆☆☆

 

まず、良かったところ。

医者じゃない医療ものというのが新鮮だったし、全く知らなかった薬剤師の仕事を学べたので良かった。

私が病院に行って、処方箋を渡した後、消えた薬剤師が何をしているのか。

処方箋の通りに渡すだけじゃないことや、処方する以外にも色々な仕事があること。

このドラマを見なかったら知らなかった。

これからも私は病院に行くし、薬も処方してもらう。

遅いなとか、何してんだよとか、そんな風に思ったこともあった。

これからは、薬を飲む私のために考えてくれているということを思い出したい。

 

最終話で描かれた、毒親と過保護の曖昧なライン。

悪気があるわけじゃないけど、自分のためになっていない。自分じゃなく、お母さんが満足することを考えられているような居心地の悪さ。

でも、最悪なお母さんを切り捨てて終わるわけじゃない。現実はスカッとジャパンではないから。すごく現実的なオチの付け方でよかったと思う。

仲が悪くても、ムカついても、母親は1人しかいないから、納得して折れる地点を自分で見つけられたら、それを落とし所にするのが現実なんだなと思った。

どうでもいいけど朝加真由美、幸が薄くて良い。

 

あと、最終的に戻りはしたけど、葵の決断が「あたたかい仲間」に絆されたものじゃなかったのがすごく良かった!

「ありがとう、私、戻ります!」

「葵さん」「葵」「葵さん」

「「「おかえり!」」」

みたいな寒い展開じゃなくて、葵が自分の意思で居る場所を決めたことに感動した。戻るタイミングもきっと自分で決めただろう。

家族にしっかり関わるために病院に残りたいと言ったのがよかった。そうだよ、深く関わる場所を選ぶのが一番だよ。総合病院だと関わりすぎだったよ!

立派になるまで、そこで咲くと決めたのがすごーーーく良かった!簡単に「戻ってこいよ」で泣いて戻る女じゃなくてよかった。

絆されて戻ると思ってたから一層感動した(笑)

 

さて。

 

以下、悪いところ。

全話を通して職域を超えていたのは勿論だが、最終話、瀬野の生死引っ張りすぎ。

生死で引っ張るフジテレビの悪い癖出てたよ。

監察医朝顔で、桑原くんが死ぬんじゃないか…みたいな予告で終わらせたよな。覚えてるよ。

引っ張られすぎて、途中からもう生きてても死んでてもええわと思うレベルだった。

※タグ見たら「瀬野さん生きてて良かった!」「不安だったー!」という雰囲気だったので、文句言う奴はお呼びじゃないなとちゃんと判断しました。

瀬野さんを楽しみにしている人だけじゃなく、純粋に物語を楽しんでいた人たちを馬鹿にしてるよ。こうやれば最後まで見るだろ?って態度が透けて見えて最悪だった。

でも、好意的に見てみると、瀬野さんと葵が同時に揃ったシーンで終わらせるのが自然だろうに、最後出てこなかったので、最終話だけK2の撮影のために休ませたのかなとも思えた。

不自然な出番の少なさだったからなあ。なんか事情はあったのかも。まあそれにしても死んでないことぐらいはもっと先に言って良かったと思うが…。

死んでないことは明言して、どういう状態なのかを先延ばしにして、完全復活で登場!とかでも良かったんじゃないのかなあ。

瀬野さんが死んでないことは薄々わかってたから、死んでるかもというハラハラではなく、生きてるのに先延ばしにしてるモヤモヤが大きかった。

 

あとは、相原の関西弁。マジでやめたほうがいいと思うよ。

たまに関西弁出ちゃいます!可愛いでしょ!

かわいいよ。

私は西野七瀬の顔大好きだから、可愛いよ。

でも、関西弁が出る瞬間、相原じゃなくて西野七瀬だよね?

西野七瀬本人が関西弁のタイミング決めてるわけじゃないだろうから、本人を責めるつもりはないよ。作ってる人たちね。

役の向こうの売りたい気持ちを見せるなよ。

西野七瀬を推したいならやり方を間違えないでほしい。女優として評価されてほしいわけじゃないの?

いや可愛いよ?

可愛いけど、身内ネタを本編に入れるな。

配信おまけがあるならそっちに詰め込んで本編では我慢しなさい。

欲張りか?

 

まあでも、文句言いながらも、瀬野さんの生死が気になって昨日から楽しみにしていたわけで。

学びにもなるし、生きていてほしいと思うような生き生きとしたキャラクターの描き方は、いいドラマだったと思う。

11話、お疲れ様でした。

この時期に、11話放送できて本当に良かったと思った。

 

 

 

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