つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

#リモラブ〜普通の恋は邪道〜第6話感想〜必然性のある壁ドン〜

やっぱラブコメって最高!!

 

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★★☆

 

ブコメエナドリ

つまようじぶちまけたラーメンから取り除く時間さえ愛おしいと思える。

人それを恋と呼ぶ…。

 

「付き合った」人じゃなく、「恋をした」人のキラキラが詰まったラスト10分くらいだった。

他愛ないやりとりを見返して嬉しくなっちゃうなんて、恋以外の何物でもないんだよね。

途中まで色々青林への文句もあったんだけど、最後でチャラになっちゃった。

 

5歳年上の、優柔不断で結論をすぐに出せない男のケツ叩く女も好きだし、言われっぱなしでは終わらない男も好きです…はい…。

「はい、好きです…」と脅されるように答えて美々先生からキスされる展開になるかなと思ったけど、違った。

しっかり切り替えて、「ここは言わされるんじゃなく、自分が真剣に答えないといけない場面だ」と判断して、主体を美々先生から自分に一瞬で切り替える。

追い詰められて「言わされた」だけで終わっちゃいけないって理解してる。

恋の形勢逆転は最高。

「言わされたと思うじゃん?ブッブー!ちゃんと圧関係なく自分の言葉で言いました!」って制作者に笑われてる気がする!ぐぬぬ

しかも短く「好きです」。言葉重ねないところ、脚本が上手いなあ。シンプルにとどめるなんて粋だ。

告白も返事も、シンプルだからこそグッときた。そうそう、こういうのであいんだよ。(ゴロー)

しかし、青林、リードに甘んじる隙もあるけれど、リードするタイミングを見極める力もある。魅力的すぎない?

この人、本当に仕事で無能なの!?と思ってしまった。あんなに切り替えるの上手くてセクシーなのに仕事できないの!?笑

これ、語学も使えるのになんで?と思ったんだけど、言語という道具は持っているけれど、やりたいことがないのかなと。

英語も、学習しても英語で話したいことがなければ身につかないしね。(日常で使わなくなるので。)

だからこそ人事が向いてるんだろうね。人の気持ちを受け止める人だし。いいところにおさまって良かったね。

 

突然だが、必然性のない壁ドン(イケメン俳優にやらせたいだけの壁ドン)が私は好きではない。

なぜなら、壁ドンって、相手が逃げるけど、本音を聞きたいから"心理的な追い詰め"と"物理的な追い詰め"で答えることから逃げられないように囲い込むことの象徴だと思っているから。

だから今回の美々先生からの壁ドンはお手本のようだった。

逃がさない。今ここで答えを聞く。

その覚悟に本気で応えるための壁ドンのお返し。決めるときは決めるね〜!!

 

アホ林エピソードもあったし、途中までは、

  • ここで美々じゃなく草モチが好きって言ったらもう二度とあの楽しいやり取りができなくなることに気づいてないんだな〜アホだな〜
  • 何も考えずに美々が草モチならとか言ったのか〜アホだな〜←実際これはマジで青林の過失

と呆れていたんだけど、格好いいところを見せてもらいました。

特に、美々先生が、草モチしか見てもらえていないと知って、エントランスで誤魔化したシーンはかなり悲しかったので、本当にちゃんと報われてほっとした。

でも気になったんだけど、「好きに決まってる」の!?

「草モチは好きだけど、美々先生はそういう風に見たことない」って言ってたよね!?

心境の変化?それとも、自分の心と向き合ってみたら、草モチ=美々先生ということがしっくりきたのかな?

 

ラーメンにつまようじぶちまけるエピソードは多分私この先も忘れない。すごく良かった。

約束を覚えていたこと。そして、それを果たそうとしたこと。格好良く決めようとしたこと。

そして、それらが失敗したこと。

失敗に終わったけど、恋人同士になったら成功ばかりじゃないから、失敗に向き合ってこそ本質がわかるところもあると思う。

だから、そんなハプニングを、ハプニングさえ楽しい、ハプニングを2人でなんとかする時間さえ愛しい、あなたといる全ての時間が好きってキラキラしたものとして捉えられたのが伝わってきたので、すごく好きなシーンになった。

 

総括すると、ドキドキしてすごく元気が出た!

明日からも仕事頑張るぞ!あと2日働いたら三連休だー!!

 

 

こまごまとした感想

新しい時代のラブコメ

今回、

  • (物語の展開上不自然じゃない)隣に座りながらメッセージで会話することで飛沫感染予防になる
  • (バックハグや不意打ちキスじゃなく)「マスクを外す」「マスクをつける」がドキドキを演出する

といったあたりが新しいなと思った。

一つ目、電話しながら歩いてたら目の前から電話相手が歩いてくるパターンはよく見るけど、背中合わせスマホメッセージなのは新しいな…と思った。

二つ目、マスクを外した姿を見られることや、マスクを外してあげられる関係が、すごく特別になった時代だとわかっているからドキドキしたのかな。

マスクの着脱がセクシーな描写なんて、新型コロナウイルス感染拡大前にはなかっただろう。

制限の中で新しいキュンの在り方を模索してくれたスタッフさんありがとう。

 

 

SNSの人間関係

青林が、草モチは好きだけどそれは美々ではないと言うところ、すごく自分にもグサグサ刺さった。

SNSでは好きだけど現実でも好きになれるかっていうと違うんだよね。

実際会ったら会話のテンポが違って疲れるとか、肉声で喋るとテンションが違って合わないとか。

特に2人はDMでやりとりしていたので、尚更ギャップがあるかも。

 

 

ちょっとガバガバだなと思ったところ

一つ目、署名。

産業医の賛同があるといい」らしいが、感染拡大より経費削減が大きな理由(多分前から鬱陶しく感じてて、今回切りやすいタイミングが来ただけ)なので、美々が賛同したところでひっくり返す一手にはならないだろう。

 

二つ目。産業医直通の電話番号なんて知らん!

何語か判断できる美々はすごいけど。さてはセンター試験で世界史選択だったな?(言語のルーツを学ぶので。)

現地スタッフに日本の産業医の直通番号教える必要性がない(現地スタッフの手当てをするのは日本支社の美々先生ではないだろう…)し、普通総合受付・総務部にかからないか?

青ちゃんの有能さと受け止める優しさをアピールするためとはいえ無理があるぞ…。

 

 

その他
  • 青林が喜んではいないのに喜んでると思ってる冒頭の美々先生、共感性羞恥がすごくて辛かった。ポジティブすぎる。

  • 「好きになろっかな〜」は恋愛偏差値高すぎ。
  • 我孫子さん、さっぱりしてていいな…友達にするには良さそう(倫理観が合わないので恋人には無理)。
  • 青林、無自覚に気を持たせる、何ヵ国語も喋れる…なろう主人公じゃね?
  • キスしたのかな?濃厚接触だし美々先生が断ったのかな…。
  • こないだまで美々先生と付き合ってたのに援護射撃する五文字、いいやつすぎる。
  • 自他ともに認めるバカップル、いいわあ(笑)福地桃子だっけ。マスク外したの久々に見た気がする。主役って感じじゃないけど、主人公の友達くらいのいいポジションの脇役で一生食べていけそう。
  • ガラケー、センター問い合わせしたなあ…と、冒頭、返事を待つ美々先生見て思った(笑)

 

 

 

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