前回の感想
主観による評価
★★★☆☆
お、おい!トンチキドラマ!おい!お…し、死んでる…。
というレベルでシリアスな回だった。
でも、どんな時でもミュージカルだけは清涼剤なので、本当に好き。
今回、トンチキだけど万能な魔法使いじゃないという「制約」があるのが凄くよかった。
個人の好みなんだけど、例えばハリーポッターで生き返らせる魔法が使えないように、どんなに便利な力でも制約があるものが良くて。
制約があるからこそ科学だから、フィクションでも科学に制約が設けられているのが好き。
今までも、てんとう虫は潰されることもあれば、動かなくなることもある、万能装置じゃないことは描かれてきた。
だがまさか今回、記憶操作スプレーの効果が切れるとは思っていなかった。
普段トンチキなくせに、こういうところは現実的で、完全なファンタジーじゃない!
完璧な便利道具じゃない。
都合いいことばかりに見えて、何でもかんでも都合よく行かないところが面白いなと思った。
追跡装置を奪って、ミュージカル終わってから持って帰っちゃうのもそれ(笑)
ミュージカルは別世界ではなく、あくまでこの世界で突然歌い出してるだけなんだなと思った。それはそれでトンチキだが。
ミュージカルで頭殴られたら、ミュージカル終わってもたんこぶが残る、みたいな。バトルで骨が折れても次週のジャンプでは全快してるみたいなのは、ない。
安産も円城寺のおかげだし、ボディーガードも円城寺に任せておけば安心やな!うんうんと思ったら和くん並みのうっかり円城寺で疫病神認定されてて可哀想だった。
好きだった人の夫のボディーガードしてあげてるのに…。
でもエセ京都弁に対応するミュージカルはかなり面白かった。なんでもいけるな。
しかし相変わらず尊の愛情パートは泣ける…。
泥棒だし、倫理観はやばいのに、親としての愛情は純粋な尊。
ずっと、華はどうしてこの一家の中で一人だけ真っ直ぐに育ったのか疑問に思ってたけど、お父さんがその手を大切に包み込んで一緒に歩んできてくれたからなんだろうなと思わされた。
逃げるんじゃなく攻めの姿勢なのも最高だった。
本当にいい父親だ。泥棒だけど。
もちろん和くんの愛情も素敵だった。
今朝読んだ記事。瀬戸康史が語る、『ルパンの娘』への愛情 仮面ライダー好きへの熱い展開を予告(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
— つちや (@twottyeah) 2020年11月26日
2ページ目の文章読んで、和馬への理解度がかなり高くていいなと思った https://t.co/CBiIGfH8DN
瀬戸康史が、杏が生まれても和馬の一番は華って答えてて、自分の役への理解が深い…!と感動した。
華は杏を第一に考えてるけど、和くんは今も昔もずっと、華が一番大切なんだよね。
だから、杏のために電話しないでと言われたのはキツかっただろうなあ。
華にとっては杏というのはそれくらい我慢できる存在だからこそ頼めるんだろうけど、和くんは華が心配で仕方ない。
でも、大好きな華のお願いだから「連絡しないで」でも聞いてしまうところが、和くんだよね…。
ところで和くんの捕まり癖、とどまるところを知らないですね…。
嵌められること多いけど、「桜庭なら嵌められる」ってなめられてるんだよね。よく出世できたね。
「たまには捕まってみるもんだな」と尊は言うが、「たまに」ではないんだよなあ。
和くんはうっかりさんだったけど、警察全体としては、ストーリーの都合のために無能にされていなくてよかったなあと思う。
証拠を残すのはLじゃないっていう前提で捜査を進めている。
「Lの一族が殺しまでするなんて!」の線で捜査が進まないのがストレスフリーだった。
怪盗キッドが疑われてる時も、「殺したんだからキッドじゃないもん!!!なんでそんなこともわかんないの!!!」って思いながら見てるからな。
華、最後はついに杏に見られてしまったけれど、杏と離れ離れの間、腐らずにやる仕事が杏の衣装作りってのがすごく良かった。
自分は母親だから目の前にあるできることをやるという強い意思が感じられた。
来週、怖いけど楽しみだな。まあさすがにメインキャストは死なないだろうけど。
死なないよね!?おい和馬何刺されとんねん。