なんっか…一瞬やばい声したよね松下洸平…?私の希望が聞かせた幻聴?
本筋に関係ないのにあまりにも心を奪われてしまった。もうお嫁に行けない…。
前回の感想
主観による評価
★★★★★
コロナ禍ならではのラブストーリー
文章で言葉を尽くして想いを伝えるシーンも、
イチャコラが苦手な恋人のOKラインを探るシーンも、
コロナ禍じゃなかったらきっと生まれなかったんだろう。
この社会の状況を逆手にとって、表現できる狭い範囲で工夫することで、逆に制限がない状況では生まれなかった新たな恋愛のシーンを描くことに挑戦したのはすごいことなんだなと、感動した。
大人の恋愛ドラマで手を繋ぐだけのシーンがなんでこんなにドキドキするの!リアルで知り合った2人の手繋だとここまでキュンとはしないだろうし、SNSからリアルの会話へ、リアルの会話から手繋へ、現実の壁をやっと超えてきた接触だからこんなにぶち上がるのかな。コロナ禍逆手にとったな! #リモラブ
— つちや (@twottyeah) 2020年12月2日
コロナじゃなかったらあの「ここまではOKですって言わないといけないちょっと恥ずかしい気持ちにさせられる確認作業」はなかったんだなあと思うと、いい https://t.co/bm2pW9M5Jt
— つちや (@twottyeah) 2020年12月2日
いや…まあ、感動した!とか言ってるけど普通にめっちゃキュンキュンしたわ。
理屈で考えたふりをするのやめます。脳直で萌えました。
私はそういう人間です。
コロナならではの胸キュン♡シチュエーションが本当にすごく良かった。
まず、檸檬と草モチの最後のやりとり。
画面に動きはない。何なら青林は映ってもいない(笑)
それなのに、心を尽くした言葉で、その一種の「ラブレター」を読む声の抑揚で、私たちはその愛の言葉にドキドキするのだ。
同じ場所での撮影を減らしても、文章だけでこんなに描く余地がある。
例えばコロナ禍じゃなかったら、声だけのセリフでも頭に入ってくる短めの愛の言葉と、顔の近さや体勢、シチュエーションなどで複合的にときめかせたかもしれない。
行動と表情と決め台詞の合わせ技。
それをしないご時世のドラマを撮ると決めた分、言葉だけの一本勝負に絞ったのは、ラブレターだけでときめかせる自信があったからだろう。
まんまとドキドキしたわ!
言葉だけでドキドキさせる、脚本の腕がすごい。ラブレター書く天才だろ。
あと、檸檬からのメッセージは飾らない分長いけれど、総じて長くても、分割することで咀嚼しやすくなる。
それはメッセージアプリを使っているからこそだなと思った。
全ての演出が、「濃厚接触を避ける世界観」にマッチしていて、すごいと思う。
そして、イチャコララインを探るシーン。
何なの!?中学生!?
初々しくてイーーーーーーーーーーッッッッて発狂したわ!最高!好き!Twitter漫画だとン゛ン゛ッッ!!!!てなるところだわ!
いや、初々しくはないか?
どんなことでも、「理解したい」という前提があるのなら、言葉で確かめれば伝わらないことはないってわかっているのは大人だからかもしれない。
ドラマで見る大人の恋愛でいつも不思議だったのは、目と目が合うことで合意が取れたとお互いなんとなく判断して先に進めること。
私だったら絶対無理。「ダメ!」の目を「きて♡」の目に受け取られそう(笑)
青林と美々先生は、そういうところを丁寧に省略せずに進んでいて、これが令和の(コロナ禍の?)ラブストーリーなのかなと思った
↑この辺は特に。「男の人みんながみんな、濃厚接触がゴールだと思ってるわけじゃない。手繋いで寝るだけでめっちゃ幸せだったりする。」そういう人だろうな〜。 #リモラブ
— つちや (@twottyeah) 2020年12月2日
接触できないからこそ、大人の恋愛なのにぎこちなくて。それでいて、合意を取らずに流れで進めることはしない。
相手の気持ちと自分の気持ちが一致することに真剣に向き合っている大人、新鮮だと感じた。
この社会の状況の中で、継続できるカップルってすごいと思うんだよね。今までと全然違うだろうから。
思いやりのある人たちしか恋人としてきっと成功しない。
だから、接触のラインを一緒に真剣に考えてくれる青林は、自然な流れでイチャコラしてもいいやって思える相手だったんだね☺️
ラブコメで、なんとなくの流れで済ませる雰囲気のエロいドラマもそりゃ好きなんだけど。好きだけど。いやマジで好きだけど。
そうじゃなくて、マスクで表情が見えない分、言葉できちんと気持ちを確認して向き合う大人のラブコメが、見ていてこんなに穏やかな気持ちになれるものだとは思っていなかった。
なんとなく相手の気持ちを雰囲気から察することが難しいんだよね。リモートでも、文章でも。相手と同じ空間にいることで得ている情報って実はすごく多いんだと思う。
それを乗り越えるために丁寧だけど、プラトニックすぎるわけでもなく。(岩手でケジメつけたらそういうつもりがあるわけだからね…。)
流れで済ませるようなところから目を背けずに恋愛のステップとして踏んでいく覚悟を持っている。
ハウツードラマではないけど、大人の恋愛のちょっとめんどくさいところを手を抜かずに言語化する。
面白いドラマだ。
あ〜もう最高〜!!!!の時間の末に手を繋いだシーンで爆発した。
面と向かって話すことを提案するのも、手を繋ぐ(接触の壁を越える)のも、美々先生より弱そうに見える青林の方っていうのが凄く良かった。
対等なんだね。
セックスを急がない関係を周りから不思議に思われたとしても、きっと大丈夫だろうなと確信できる、素敵な手と手だった。
その他
ゆりっぺの言葉
相手を知るのが怖いから決めつけて楽にする。
浅瀬でパシャパシャやって泳いだ気になってる。
深く知れば知るほど自分とは考え方が違うって知るから。
嫌いになりたくないのに。好きになりたいのに。
お互いを知ることで気持ちが冷めたらどうしよう。
あまりに深すぎるのでなんて言ったらいいのかわからない。
深く関わらない人は、深く関わらないからこそ傷付かずに済むけれど、深い関係にはなれない。
深い関係になりたいなら傷つく勇気を持って一歩踏み出さなければならない。
知ることは、傷つくことばかりではないから。(実際美々先生は知って嬉しいことだったしね!)
これ、美々先生からは出てこない言葉だよね。
多くの経験をした人の言葉は重いな。
青林と美々の相性の良さ
腹巻きひとつで大騒ぎするの、歴史の教科書には載らないけど2人の記憶に残って「腹巻き事件あった!」って笑い合える、何気ない恋人同士の日常で凄く良い #リモラブ
— つちや (@twottyeah) 2020年12月2日
何気なさ、くだらなさを同じ熱量で楽しめる2人の相性の良さが光っていて凄く良かったなあ。自分の目で見て「良い」と思ったものを共有するのすごくいい関係だ #リモラブ
— つちや (@twottyeah) 2020年12月2日
八木原その時間帯に電話はやめなさい
八木原くん面白いな〜(笑)
最初なんのためにいるんだろって思ってたけど、時にはアドバイスをする人、時には部下、時にはお節介おじさん、時には恋愛の先輩。
スッと懐に入る不思議な魅力がある。
ちょうどしゃべくりで見たけど、現実の弟感が役にも現れてるのかな?と思った。
でも濃厚接触(予定)の当日の夜に電話するのはやめろwww
週明けに聞くか、メッセージ残すかにして!最中かもしれないだろ!?
こまごまと
- 腹巻きという新しい濃厚接触、笑った
— つちや (@twottyeah) 2020年12月2日
- 青林がたまにタメ口になるの可愛い
- 青林と美々先生の悲しくないすれ違いが可愛かった。思い合ってるからこその、悩むだけ無駄なやつ(笑)
- 我孫子さんと仲良くなってて驚いた。まあでも多分、仲良しの女子会じゃなくて、「知ってみたい人と飲む」会なんだろうな。大人の催しだ。
我孫子さん、マジで友達にするにはめっちゃいいんだよな さっぱりしてて 恋人としては倫理観が合わないが #リモラブ
— つちや (@twottyeah) 2020年12月2日