つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

漫画におけるどう見ても現実のLINEアプリ代用品(随時更新)

ReLIEEで、LIMEって他の漫画でも見るなと思い、金田一37歳の事件簿の「ライソ」で、一覧にしてみたいなと思ったのでしてみた。

基本

  • Excelで作成しているため最終的には作品名五十音順にするつもりだが、今はまだ情報を集めている最中のため名称が発覚した順。
  • メインはLINEだが、他にも現実の代用品だと判断した場合は記載。(「現実の名称」:「漫画での名称」)
  • ただのメモ魔の趣味のため、今のところほとんどは私の読んだ漫画で拾えたもの。(作品に偏りがあったり、作中で見落としていたりすることもあると思う。)

興味がある方にお願い

  1. 間違っている名称があったらご指摘ください。
  2. お読みの漫画で「これLINEじゃん!」と思ったらぜひ教えてください。「LINE」そのままでも!

マシュマロからどうぞ。
※マシュマロのため弾かれる場合もあります。弾かれそうなタイトルならコメント欄からお願いします。




作品名

LINEの代用品(その他現実の名称のもじり)

金田一37歳の事件簿

ライソ

This man その顔を見た者には死を

クロス(CROSS)

ブスに花束を。

LIEEN(誤植?)/LINEEN

ニコ動:ケラケラ動画

スタバ:スタボ

AKB:OKB

なまいきざかり。

LIME

アルキメデスのお風呂

Mine

スケットダンス

LINE

マイホームヒーロー

ライン

モブ子の恋

RINE

この会社に好きな人がいます

LINE

スキップとローファー

ライン

スタバ:スタマ

俺たちつき合ってないから

L○NE

ばりすき

ライン

フェチップル

富士急:富士東

先生、あたし誰にも言いません

LINE

こじらせ☆ルサンチガール

ライン

インスタ:インスタ

やさしいヒカリ

LINE(LINEオーディオ)

私は整形美人

LIME

この音とまれ!

LINE

シューダン!

ライン(RIME)

湯神くんには友達がいない

ライン

ReLIFE

LIME

僕と君の大切な話

LINE

じゃあ、君の代わりに殺そうか?

LINE

自転車屋さんの高橋くん

LINE

はたらく魔王さま!

マック:マッグ

ドトール:怒濤流

恋するワンピース

ライン

リビングの松永さん

メール(がLINEぽい)

メルカリ:メルカ◎

それでも愛を誓いますか?

LINE

そのうち結婚までいくけど今はまだ

ガリガリ君:カリガリ

トナリはなにを食う人ぞ

LINE

不完全で不衛生でふしだら

LINE

フラペチーノ:ツメタイーノ

YouTube:MeTube

酒と恋には酔って然るべき

ライン

凪のお暇

LIME

カカフカカ

ライン

かぐや様は告らせたい

ライン

さっちゃん、僕は。

LINE

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話

プリキュア:プリチュア(ソウルキャッチングプリチュア)

ランウェイで笑って

LINE

踊るリスポーン

ライン

うそつきパラドクス-社内風紀のみだしかた-

LINE

からっぽダンス

LINE

オットに恋しちゃダメですか?

ライム

お嬢と番犬くん

LINE

地下アイドル、職場の男にバレまして

ツイッター:ツイッター

YouTube:YouTube

背すじをピン!と

ライン

青のフラッグ

LINE(ライン)

僕のヒーローアカデミア

ライン

1122

ライン

十角館の殺人

RINE

シジュウカラ

LINE

フェイスブック:フェイスブック

Pixiv:ピクシブ

モトカレマニア

Facebook:Fatebook

G線上のあなたと私

ライン

びっくりドンキー:びっくりドンキー

オススメされた短編集の感想①Daddy Long Legs/清々と/さがしもの

先日、

と呟いたところ、想定以上の数のオススメが届いた。

一気に買っても良いが、この量を積んだら永遠に読まない気がしたので、読み終わって感想を書いてから次を買うスタイルにしようと思う。

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Daddy Long Legs

Daddy Long Legs (クイーンズコミックスDIGITAL)

Daddy Long Legs (クイーンズコミックスDIGITAL)

 

めっっっっっちゃ良かった…。泣いた…。

読んで数ページで、「お茶の水を出たばかりのお嬢さん」「維新前のようなことを言わんでください」など、日本人ならその背景が自然と思い浮かぶようなセリフが登場して、なるほど落とし込みがうまいとはこのことかと思った。

しっかりと日本の物語になっていた。

明治維新から、少しずつ近代化する時代の物語が好きな人はかなり面白く読めると思う。

そして、少しずつ変化する手紙の文面や、会いにいかずにはいられなくなる「あしながおじさん」の様子で、惹かれ合う二人の気持ちが痛いほど伝わってきて、いつきが卒業した後、「今日もお嬢様からお手紙が届いているんですよ…」からは最後まで涙が止まらなかった。

きっとこの手紙を送られていた人は、本人がどんなに器量が悪くとも、顔を見た瞬間恋をしたことに気づいてしまうとさえ思う、手紙の文面の変化。設定を日本に上手にローカライズしているところ。

名作だった。私も多分、短編集すすめてって言われたらこれ挙げる。とてもわかる。

もちろん原典があるからというのもあるだろうけれど、「日本版」として素晴らしかった。

 

そして、表題作以外も面白かった。

特にパーラーが好き。

「プレゼントされればされるほど彼女は遠ざかっていくんだよ。だからもう何もしてくれるなよ。」からの「下心があったから受け取った」「手ー出したら来なくなるって思った」が最高。

接点を失いたくないがゆえに慎重になりすぎた不器用な大人の男女の話。

あと、名前見て気づいたけど「マリーマリーマリー」の先生だ!

 

 

 

清々と(さやさやと)

清々と(1) (ヤングキングコミックス)

清々と(1) (ヤングキングコミックス)

 

とりあえず1巻を読んだ。

特に第4話がめちゃくちゃ好みだった…。

私が邪なために恋愛描写にはしゃいでしまったが、恋愛主軸ではない。いや、恋愛物語ではあるが。

思春期の心の成長、友達との摩擦、読んだ人が自分の青春時代を思い出すような話たち。

恋の向こうに待っている自分の心の平穏がメインテーマなんだと思う。恋をして見える世界が違って見えるような。

タイトルの通り、清々しい気持ちになるようないい短編集だった。2巻も読む。

 

「せいせい」ではなく「さやさや」なのはなぜかと思ったが、主人公の名前が清(さや)だからかな。

第1〜3話は、現代の「清」を中心とした物語。

目標はないけどなんとなくみんなに置いていかれるのだけは不安。そんな15歳の女の子・清の、不安と静かな花園で「好きな人」と見つける楽しみが、優しく描かれている。

ぼんやりしている先生の、優しい魅力を主人公が見つけてしまう話に…弱いんだよな…。

バッチバチにかっこいいみんなのアイドル先生と恋しちゃう話も勿論好きなんだけど、「えーっ!なんであんな先生が好きなの!?」と同級生に驚かれてしまうくらいの地味な先生の中身に惚れ込んでしまう話も好きなんだ…。私だけが知ってる先生のいいところ…。

地味な先生が影でタバコ吸っている"わるいひと"なのも好きだし、地味な先生の中にあるぼんやりした暖かさに惹かれるのも好きだ。まあだいぶ「7時間目ラプソディー」を想定して話しているが…。

そういえば、最近読んだ「馬姫様と鹿王子」と、「押して駄目なら押してみろ!」も、ぼんやり系の先生だな。

話めちゃくちゃ逸れた。

清の友情の話も、ツンケンした女教師が清や「ぼんやりしていて嫌いだった」先生の言葉で救われる話も良かった。

この二人で本八幡先生取り合う展開が来たら胃がキリキリしちゃうけど、2巻とかにあるのかな…キリキリ…。

 

で、私の好みの第4話は、お見合い相手のお嬢さんが潑剌としていて好きになってしまう、お見合い結婚と恋愛結婚を兼ねた欲張りセットのお話だった。

職業婦人、好き。

そしてこの物語の登場人物が、第3話にも出てくるという演出は、つながりのある短編集ならではで素敵だね。

 

 

 

さがしもの

さがしもの (新潮文庫)

さがしもの (新潮文庫)

 

1話あたり10分くらいで読めて楽しい!

「本」というアイテムを共通点としているから、身近で共感できるところもあったし、今後古本屋で本を手に取るときには前の持ち主のことを思い浮かべるだろうなと思った。(「だれか」)

前の持ち主がどんな人だったかを想像するのも、古本の一つの醍醐味かもしれない。

「旅する本」では、同じ物語でも自分の人生によって見える物語が変わる様子が描かれていて、私も小さい頃大好きだった絵本や本を読み返したいなと思った。

昔は嫌な大人に見えていた登場人物も、合わない人と働いたり合わなくなった人と友達をやめたりした今なら、まったく違って見えるかもしれない。

それぞれの話に、自分の身にも覚えがある物語や、自分では言葉にできない曖昧な気持ちを表す一文があって、私もまた、出会えて良かったと思える本を手にしたんだなと思った。

漫画中心の私でさえこう思うんだから、本好きな人は絶対「わかる!」って思いながら読めると思う。

まだ全部読んでないんだけど、急いで読む物語ではなくて、一つ一つ自分に重ねて大切に読みたいな。

もし通しで読んで印象が変わったらまた追記する。

紙の月や、八日目の蝉みたいな、毒のある物語を描く人だと思っていたので、ちょっと想定外でいい本だった!

 

 

 

ということで、第一弾は3冊でした!

全部味があって良かった〜!

オススメありがとうございました!

美食探偵明智五郎第1話感想〜ファムファタルと飯テロ〜

こういうのはファムファタルではないか?なんと言うんだろう…美魔女?(それも違う。)

第1話では、江戸川コナン金田一一ばりの死神っぷりを発揮するにとどまった。

来週からは名探偵になるのだろうか?

 

主観による評価

★★★☆☆

 

なぜこのドラマだけ通常通り放送されるのかわからない。撮り終わってる?まさか?

他のドラマも見た後だともう少し評価が下がったかもしれない。

今、新しいエンタメに渇望している時期で、新しいコンテンツというそれだけで私の渇きを満たしてくれたため、客観的評価を下しようもない。(それはいつも。)

 

中村倫也小池栄子で思い出すのは、数年前のおしゃれイズム。

当時「崖っぷちホテル」に出演していた頃だろうか。ホリデイラブやら、半分青いやらで、少しずつ注目されていた時期?(もう少し後か?)

小池栄子中村倫也と仲がいいということでコメントしていた。

中村倫也はドラマで注目される前から舞台では活躍しており、そこで交流が深かったらしい。

小池栄子は、中村倫也が人気になって知名度が高くなってしまうのが寂しいらしく、「もう少し燻ってて欲しかった!また奢るから飲みに行こうね♡」といったことを話していた記憶がある。

育てている姉のような感覚の存在だった小池栄子が、心を捉えて離さない、愛と困惑の「因縁の存在」として共演するというのが面白いなと思った。

 

内容は、どうだろう。

いちごちゃんの語りにあったように、まだプロローグだから難しい。

来週もとりあえず見てみる。

 

しかし、個人的に良かったのは、ヒロインの場違いな正論を場違いだとぶった切るところ。

(それによっていちごちゃんは道化師、ギャグパートに振り切っているので、面白い。好きだな。)

見ながら、「いや、今そんな綺麗事言うところじゃないから!脳内少女漫画か!」と思っていたら、明智はキレるしマリアは崖から飛び降りるし。

勧善懲悪、歌が世界を救ったり祈りが人を変えたりする美しい世界線じゃないのは、結構、「悪くない」。

 

 

 

良かったところ/悪かったところ

良かったところ

  • (完全に個人の好みだが)正論で訴えようとするヒロインの言葉にハッとさせられるのではなく「正論を出すな」とブチ切れるところ
  • 小池栄子!!!!!!
  • 小芝風香のちんちくりんヒロイン感

 

悪かったところ

  • 飯テロすぎ。つらすぎ
  • ちょっと引っかかる程度だが、ちょっとガチ恋っぽいキャリア刑事のその性格がどういう意味を持つのか今のところよくわからない(原作からからなんだろうか?)
  • 殺人誤認(美食倶楽部のくだり)は、ギャグなのかなんなのか、反応に困った(個人の問題)

 

 

 

第1話あらすじ

「これが最後の晩餐だと意識して食べられる人なんてどれくらいいるのだろうか」という問いかけで物語は始まる。


移動車で手作りランチボックス販売をしている小林苺は、毎回クレジットカードしか出せない私立探偵・明智五郎がツケるばかりで困っている。

ある日、クレジットカードを返すために苺が探偵事務所を訪ねると、そこには明智だけでなく刑事も2人いた。パン屋の店主が山中で変死体で見つかったらしい。

いつも通りパンがもちもちであることから推理し、店主の息子夫婦が犯人だと言い当てる明智。手柄を獲得し満足げに刑事たちは去る。


探偵事務所を訪れた女性(小池栄子)は、夫の服から毎日違う食べ物の香りがするからお昼に調査して欲しいと依頼する。声が小さく自信なさげ。

理系の堅物で変化を嫌う夫は、自宅の夕食でも毎日ご飯と味噌汁と魚しか食べないから上司とのランチなわけがない。

ランチタイムの浮気を調査することで自分のランチタイムが阻害されることを気にする探偵に、浮気された妻に感情移入した苺は、お昼ご飯を届けるから調査しろと怒る。

明智はよくある浮気捜査だと評する。


尾行の結果、依頼主の夫は会社の近所で働く27歳女性のすむぼろアパートを12:30に訪れ必ず13:30に帰社していたことが判明。

食事と性行為を1時間で収めているとは考えづらく、ランチタイムの訪問だけで不貞行為と決めつけることはできない。

調査結果を依頼主の自宅で報告し、昼食もいただく明智

鮭のムニエルをリビングで食べる静かな時間が過ぎる。

明智は味を褒め、デザートは依頼主の笑顔だと言うと、依頼主は喜ぶ。

笑顔を見た明智が、「あなたは本当のあなたを心のどこかにしまいこんでいる。本当のあなたを自由に解き放つべきだ」と言うと、妻は気づいたような顔をする。


明智が事務所で、苺にわがままを言って作らせた磯辺揚げ弁当を食べていると、男性が刺され死亡したニュースがテレビで流れ、依頼主の夫が通っていたアパートが映っていた。

明智は依頼主に急いで電話をかけ、冷静に1日1組限定のオーベルジュに誘う。

運転免許証を持たない明智は苺に運転させて目的地へ向かう。

取り調べでは、浮気相手と見られた女は、将来自分の店出すのが夢で、試食しに来てもらっただけだと証言。


オーベルジュに現れた依頼主はおどおどした雰囲気が一変し妖艶なオーラを纏っており明智は見惚れる。依頼主は、夫の頼みで魚料理ばかりの10年だったからと肉をレアで注文。

外で待たされていた苺は匂いを辿ってダクトを通り2人が食事する部屋を覗き込み、優雅にフランス料理を食べる2人を羨ましげに見つめる。

依頼主は、美味しいとも言われない、魚料理しか求められない食卓を10年続けてきた。

依頼主は、夫婦にとってセックスと食事のどちらが大切だと思うか明智に尋ねる。「食事はどちらかが死ぬまで続く夫婦の大事な営みだわ。(若い愛人よりも)妻に魚だけ作らせて食べさせて、スパイスと香草がたっぷり入った料理を食べるのが許せなかった。あなたの言う浮気がセックスのことならしてないわ、あの人は不能なの。だからうちには子供がいないの」

新婚の時、料理を頑張ろうとして買ったが一度も使わななかったドイツ製の包丁で首を掻っ切ったと言う依頼主。


この食事を最後の晩餐と喜ぶ依頼主に、明智は海の見える部屋を取ったから一夜を過ごそうと誘う。心の内に気づかず、依頼人を犯罪者にしてしまったのは探偵失格だと。

依頼主は、最後の晩餐に付き合ってもらったことを感謝し、明智に出会えたことが運命だと言う。「あなたが私を解き放った。私は私でいいんだって。私にとってあなたは名探偵。ありがとう、私の謎を解いてくれて」

仕込まれた睡眠薬のせいで意識を失う明智に依頼主はキスをする。

車で待機していた苺が明智が倒れていることに気づく。

睡眠薬になんとか対処すると、明智はフラフラの状態で「死にたい女が行きそうな場所」に行くことを命じる。

クルックー(Siriのようなもの)は、自殺スポットである崖を提案する。


崖から飛び降りようとする依頼主に、苺に支えられた明智は声をかける。

「人殺しはダメだけど、死んじゃダメです!やり直せます!」という苺の戯言に明智は怒る。

飛び降りようとした依頼主を止めようとした苺は、転んで何故か依頼主に関係ない位置で崖から落ちそうになる。明智は「崖で正論なんか吐くからそうなる」と冷たく言い放つ。

苺を放置し、止めるのではなく「一緒に美味しい朝食を食べる」ことを提案する明智だったが、「あなたが私を見つけたの」と言い残し、依頼主は飛び降りる。

遺体は見つからなかった。


元々死にたかった人に明智が利用されたんだと考え、心配する苺だったが、明智は驚くほどいつも通り。

しかし、事務所に依頼主の自宅にあったモナリザの絵葉書が届き、それを見つめながら明智はランチボックスを食べる。


ある日、明智は東京美食倶楽部のために訪れたホテルで殺人事件が起きたことを知る。

友人とパンケーキを食べながら明智の愚痴を話していた苺のもとに、明智からホテルに来るよう電話がかかる。

苺の気を引くためにおかしなことをしていると考えた友人は浮き足立つ。

ホテルへ向かう苺の隣には、若い男女の遺体がホテルで見つかったニュースを街頭で見上げる女性がいた。


若いカップルの心中。ホテルマンによれば、朝食(フレンチトーストと紅茶)を運んだ時は生きていたらしい。

苺は殺人事件に驚きつつ、報道陣のカメラに浮かれる。

取った部屋でルームサービスのフレンチトーストを頼む明智だったが、一度は朝食限定だと断られる。明智が、扇谷百貨店の明智大五郎の息子の五郎だと名乗ると一転、用意してもらえることになる。実は明智は超金持ちだった。

超金持ちだと知った苺が何故ツケるのか尋ねると、金があるからツケると答える明智

明智に挨拶に来た支配人に頼み、宿泊者リストを見せてもらうと、予約客に「メアリーマグダレン」、マグダラのマリアがいる。すぐにあの依頼主だと気づく明智。(モナリザの絵葉書の差出人の名前)


一方、街頭ニュースを見ていた女性(りんこ)が訪れた店にはマリア=明智の依頼主(小池栄子)がいた。

2人同時に殺したことを褒められ、男まで殺すつもりじゃなかったと言う女性。

マリアは、警察は無能だから大丈夫だと言う。「殺さないことより殺し損ねないことが大事」

マリアがお金ももらわず殺人を手伝ったことを不思議に思うりんこに、殺したい人をもう殺してしまったからもっと殺したくても相手がおらず、りんこの殺人を演出したと返すマリア。そしてもう一つ、会いたい人がいると。「早く私に会いに来て」


生まれ変わった彼女の名前はマグダラのマリア。これは殺人ゲームのプロローグ。

 

 

 

実況中のツイート

2020春ドラマチェック(随時更新)

2月第2週、まだ今クールのドラマがやっているのに来期ドラマの宣伝を日テレがし始めたので…。
冬は医療ドラマ大渋滞だったけど、春は刑事物…「事件解決物」が渋滞起こしそうだな。

SUITS season2(フジ月曜21:00) 4/13〜(+30分)

二期やるほど一期人気だったの!?
びっくりした。



竜の道(フジ火曜21:00) 4/14〜(+20分)

玉木宏高橋一生の兄弟なんて、垂涎ものでは…?
妹役の松本穂香さんも好き。
10の秘密は不発だったけど、上手いこと不穏なサスペンスやってほしいなあ。



私の家政夫ナギサさん(TBS火曜22:00) 4/14〜(+15分)

多部未華子瀬戸康史!いいわ〜はあ〜いいわ〜。
なんかよくわからんけど、家政夫さん(の優しさ)のおかげで問題解決の糸口とかが見えて私生活や仕事のヒントを得てうまくいく系の話じゃないの?そういうの好き〜。
経費やルパンが最近だったことを思い出すと、地上波でドラマのメインを張るレパートリーの少なさに驚くが…。もっと俳優も女優もいるやろ…と思わなくもない。



ハケンの品格(日テレ水曜22:00) 4/15〜

前作の記憶がほぼないけど、世相を反映していそうだから見る予定。
(ただ中園ミホは「西郷どん」で西郷隆盛女性差別への問題意識を持っていたという描き方をしたのであまり得意じゃない…。)



アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋(フジ木曜22:00) 4/9〜(+15分)

「アンサングヒーロー」で「縁の下の力持ち」という意味があるようで。
薬剤師にぴったりの表現なんだね。
高嶺の花やHeaven?のような高飛車な女の役だと演技のクセが強すぎるけど、こういう役の石原さとみは楽しみ〜!
放送中にアンナチュラルと混同するような感想ツイートが多そうなのは今から想像つく(笑)
石原さとみは、アンナチュラルや校閲ガールみたいに、見えない場所で働くドラマで輝くのなら、このドラマも楽しみだなあ。



らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜(テレ東金曜20:00) 4/24〜

田中圭が演じる「DNAは嘘をつかない」が口癖の天才遺伝子科学者と、安田顕が演じる熱血刑事が、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るミステリー。超面白そう…!!
科学捜査がまず好きだし、科学で調べられるものの裏側にある、科学では解き明かせない人間心理に迫るっていうテーマがもうめちゃくちゃ好き。
キャスティングもめちゃくちゃ良い。
(「熱血刑事や科捜研の美女と」の文字があったが、美女役のキャストは未公開。)



MIU404(TBS金曜22:00) 4/10〜

多分実況するタイプのドラマファンが春クールでもっとも期待しているんじゃないだろうか。
綾野剛がインタビューで「皆さまお待たせしました」と答えていたが、本当に、みんながどこかで心待ちにしていた組み合わせだと思う。
綾野剛星野源、そしてアンナチュラルを手掛けた制作チームが手がける機動捜査隊の物語。
脚本野木亜紀子の時点で高まるが、プロデューサーはアンナチュラルやわた定、監督はアンナチュラルやグラメ東京の人。これでつまらなかったら今後面白いドラマなんて現れない気がする。
綾野剛星野源というコウノドリコンビも楽しみ。
そもそも機動捜査隊というテーマが良い。
刑事一課は他のドラマで散々見られるが、初動捜査を担当する機動捜査隊はかなりぞんざいに扱われがちで(後からやってきた刑事一課に「おいどけ!」と言われる描写も見るし)、その分スポットが当てられたらどうなるのか気になる。
最近は、アンナチュラルやラジエーションハウス 、監察医朝顔みたいな、刑事物や医療物の裏方がの仕事が見られるドラマが多くて楽しいね。
綾野剛野木亜紀子星野源野木亜紀子と来れば次に連想されるのはガッキーだが、

ちょっとガッキーは無さそうだから、他の女優さんの新たな一面を発見できるような素敵な女優のキャスティングをお待ちしている。(恋愛ヒロインという意味ではなく、コウノドリ松岡茉優みたいな、緩衝材のようなサポートの立ち位置の人。あっもちろん恋愛ヒロインでも良い。)



未満警察 ミッドナイトランナー(日テレ土曜22:00) 4/11〜

どんなにつまらなくてもガバ脚本でも絶対に最後まで見なければならない。
警察未満・警察学校の生徒である2人が、事件に巻き込まれ、学校で学んだ知識を生かして解決するサスペンスドラマ。

  • 理論派×体力派の男バディ
  • サスペンス
  • 刑事もの(しかも警察学校だから「青いけど学んだばかりのものを生かす」教育の側面もあり?)

この時点でめちゃくちゃ楽しみなのに、

死………。セクゾとキンプリのファンクラブ会員
ジャニーズ2人が組むからには、野ブタ。の堀北真希山田太郎多部未華子みたいな、2人を繋ぐような可愛いヒロインも期待してるぜ…!
(どうやら唐田えりかの予定だったらしいが、凄まじいタイミングだったな…。)





半沢直樹(TBS日曜21:00) 4/19〜(+25分)

スペシャルドラマの評判は散々だったが、本編は流石に面白いんじゃないかなあ。



美食探偵 明智五郎(日テレ日曜22:30) 4/12〜

東村アキコ、サスペンスなんて描くのか…。
※私は東村アキコの漫画との相性がめちゃくちゃ悪いけど東村アキコ原作のドラマはとにかく好みのキャストが出ることが多いためやたら網羅している。
変わり者の探偵(中村倫也)×振り回され平民常識人(小芝風花)かと思ったら探偵と出会い探偵を愛したことで殺人鬼になるファムファタル的アイリーンアドラー的女(小池栄子)が危険な恋のお相手らしい…。
小池栄子中村倫也大ヒット前から仲が良いのがインタビューなどでわかるので、番宣も楽しみだな。




SPドラマ

7/17公開の映画の前日譚かな?

2020冬ドラマまとめ

お疲れ様でした。

 

全体的な感想

f:id:tonsemgarden:20200330222600j:image

TBS一強だったクール。

テセウスの船は最終話19%、恋はつづくよどこまでもは15%。圧倒的だった。

恋はつづくよどこまでもはここまで伸びるとはまったく思っていなかったが、制作側の作戦勝ちだろう。

 

あらゆる記事が書かれていたが、とにかく医療ドラマが多かったものの、住み分けはちゃんとできていたと思う。

病院を舞台にして、テーマが分かれていたから全て見ていた人もいたんじゃないだろうか。

舞台が共通しているだけで描くものがまったく異なっていたのは不幸中の幸い。

そして描くものを100%描き切っていたからそれぞれの満足度は高かったと思う。

そういう意味では、視聴率の悪かったアライブよりトップナイフの方が期待外れだった気がする。

つまらないというより、多分放送前に求められた面白さのハードルは越えられなかったと思う。求められたテーマからブレずに描き切った感じもしなかった。

天海祐希で期待を大きく掛けられすぎた印象。

 

今回、日テレ22:30の枠が読売テレビ制作になっていたが、結構よかったんじゃないかと思う。

今後もこれくらいのクオリティで頑張ってほしい…。(ニッポンノワールの傷が深い)

 

今クールでも感じたのは、やはり子役は大事ということ。

年相応の演技ができる存在がいることが、こんなにも安心できるとは…。(ニッポンノワールの傷が深い)

テセウスの船の鈴とみきおは、これから大きく羽ばたくだろうなと感じた。将来志田未来とか神木隆之介とかみたいになりそう。なってほしい。

しかしもっとよかったのはテセウスの船の慎吾。

そこに子供がいる。

幼くて泣き虫の子供がいる。そう感じられる自然な少年だった。

あと、トップナイフの桜田ひよりと、10の秘密の山田杏奈はとてもよかったので今後も期待!色々見たい。

 

余談:あらすじについて

今回から、感想記事にあらすじを追加した。

理由としては、

  • あらすじを書くためのメモをしていると実況ツイートが少なくて済む。

ずっと、「え? #ドラマ名」とかのツイートをやめたいと思いつつ呟いてしまうのをやめられなくて悩んでいたが、解決できた。

  • あとで感想を読み返した時にどんな話だったかがわかる。

今までは、感想だけ読んでもどんな話だったか思い出せないし、実況中のツイートを読んでも「え?」「うわあああああ」とかばかりでストーリーが追えなくて役立たずだったが、解決できた。

 

ただ、疲れるから継続するかは検討中。

(私のブログを毎日読む人もそんないないと思ってるけど、意見があったら教えてください。)

 

 

 

印象

当初の期待はこちら。

プラス

知らなくていいコト、アライブ がん専門医のカルテ、シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。

ふつう

絶対零度、ケイジとケンジ、トップナイフ、テセウスの船(最終話で…)

マイナス

10の秘密、恋はつづくよどこまでも(ドラマとしては)

 

これを踏まえた上で、ここから下を読んでください。

 

 

 

各ドラマまとめ

絶対零度

怪しいなと思って見ていたが好きな顔の男が死んで悲しい…。

まだまだ続きそうだなと思う。安定感あったなあ。

 

10の秘密

何者にもなれなかったドラマ。

今クールで一番、もう少し上手くできたんじゃないかと思うドラマだった。

タイトルに10の秘密とある通り、色んな秘密があるわけだが、タイトル通りに秘密をメインに据えたがために、秘密の正体をもったいぶる割りに明かされた真実が毎回拍子抜けという残念さだった。

こんなにもったいぶるならもう少し「マジで!?」ってなる真相を用意して欲しかった…というのが毎回だった。

明かされるたびに「あ、そんなもんなんですね」という印象になるのは…何が悪いんだろう。脚本かな。それで驚くと考えた監督かな。よくわからない。

勿体つけて隠すならもっと衝撃的なもの用意せんかい。

公式タグにジャニオタの役者絶賛だけがこだましていて悲しかった。松村北斗は確かに良かったが。

突っ込みながら実況したら楽しかったかもしれないし、FINAL CUTやシグナル(無計画後手後手主人公)になれたかもしれない。

 

恋はつづくよどこまでも

脚本はクソドラマだったけどこのドラマの背負う役目はそこにはなかったからもうどうでもいいよね!ハム太郎

ストーリーとして面白い(interesting)物語ではなかったが、ブコメのお決まりを「これでもか!」というほど詰め込み、女性の妄想を具現化したようなラブコメ欲張りパックに元気付けられた。

不倫もない。裏切りもない。次の瞬間抱きしめられるだろうという予想をそのまま実現してくれる安心感。

荒唐無稽でストレートな恋愛に癒されるということは、実はドラマで疑うことに疲れていたということだと気付かされた。

もう少し脚本には凝ってほしいものの、1クールに1つくらいほしい、脳直で見られるドラマだった。

求められる役目を立派に果たしたと思う。

(大体ここに書いた。)

 

知らなくていいコト

「週刊誌は価値観を押し付けるものではない」と感じた。ただ、たまに、その行為を正当化するようなところはモヤモヤしたが。

不倫は良いことではないが誰かに咎められる行為ではないというフラットさは良かったと思う。(私は不倫は大嫌いだが。)

何より柄本佑の色気が素晴らしかったね。

あと何度も感想で触れたけど、重岡大毅がこの役を引き受けたのがすごい。バーターでもないのに!幅が広がるといいな。

スッキリしない終わり方に見える人もいるだろうけど、スッキリした人としない人に分かれる印象こそがこのドラマの狙いだったとも思う。

タイトルは「知らなくていいコト」だしね。

 

しかし、吉高由里子のバランス感覚というか、そこにいる人」を演じられる強さってなんなんだろう?

彼女、たしかギュウギュウに仕事詰め込まず、休みをちゃんと取っているんだよね。そういうところの一般人の感覚が表れているんだろうか?

美人だし、声も特徴的で、「凡庸」では全くない。

でも過剰じゃない演技がこんなにも等身大で受け入れやすい。稀有な才能だなと思う。

正義のセも、わたし定時で帰りますも。

 

ケイジとケンジ

超特大級のケチが第2話直前でついてしまったが、心配なく見られるいいドラマだった。

難しいところのない物語で、見易くて楽しかった。勧善懲悪が基本的にはっきりしているから。

途中から制作側が、「現実とリンクするような」「現実の東出昌大を罰するような」セリフを入れたらウケる!と言わんばかりに入れ込んできたのはそんなに好きではなかった。

まあ生き残るのに必死だったのかもしれないが。

比嘉愛未は美しいし、やり合いながら真実に向き合う二つの正義の構図は面白かった。検事がポンコツなのもいい(笑)

是非続編は見たいのだが、難しいだろうか…。

 

アライブ がん専門医のカルテ

今期一番良かった。暗かったが、描きたいメッセージを存分に描いていることが伝わってきた。

個人的に、内科と外科の違いが自然に入ってくるところはかなりすごいと感じた。役割の分かれ方がドラマを見ていると理解できるようになっていた。

私なんかは素人だから、内科の「内」の字をなんとなく「内臓」のように感じてしまう。

だから、内科と外科の違いは、診る病気だと思いがちだった。

でもこのドラマを見ていると、自然と「内側からのアプローチ」と「外側からのアプローチ」の違いなんだなと感じた。

恩田先生は、メスを握ることはない。梶山先生は、抗がん剤治療を担当することはない。でも、2人とも同じ人の同じ癌を見つめている。

腫瘍内科を描くドラマは初めてだと何かの記事で読んだ。

こんなに丁寧に、一つの病気に対して恩田先生のアプローチと梶山先生のアプローチという形で病気と戦う姿を描くのは、新しくて学びになった。

息をつくところがなくて、暗すぎて、視聴率は確かに伸びない条件ばかりが揃っていたと思うけど、本当にいいドラマだった。

(佐倉と結城先生も…☺️)

 

トップナイフ

医者たちのバラバラのエピソードがあまり上手く噛み合わなかった印象。

扱っている症例とそれにまつわる人間ドラマはかなり面白かった!!

 

テセウスの船

オリジナルも含めてかなり面白く展開していたのに、最後が勿体なかったな。

真犯人を予想外にすることに重きを置きすぎて、ドラマとしてスッキリすることが蔑ろにされてしまった。

真犯人を明かすことが全てではなかったはずなのに。

田中正志であることをもう少し早く明かしていれば、心さんが亡くなった後のこと、みきおの未来、心さんと由紀の運命がもっと描けたはず。校長を怪しませるエピソードに割く時間を他のものに回せた。

むしろ、察される覚悟で、村祭りの詳細な話をもっと早い段階で示すなどしても良かったと思う。推理して当てられることを過剰に恐れすぎて、情報を統制しすぎた。

ただ、由紀とのオリジナルエピソードや、父と母の信頼など、原作から上手く着色していたのはとても良かった。

 

原作は、「これ以外の形はないな」と思えるほど美しい幕引きと真犯人の正体が素晴らしいため、是非読んでほしい。

 

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。

最初は脚本が甘くてニッポンノワールを思い出していたけど、人間ドラマが深掘りされてからは面白かった。

いや、人間ドラマが深掘りされてからも、めっちゃ都合の良い催眠術とかはガバガバの脚本だな…と思っていたが。

正直、最終回の終わり方(2人とも記憶を失いまっさらな状態で出会い直す)がかなり好みで、それだけで帳消しになってしまった。

直輝の過去にレンが特に関わっていないのが、「上手く出来過ぎ」にならなくて程よかった。

アクションは素晴らしいし役者も最高だった。白石聖さん、とても良い…。

 

しかし、横浜流星は「消費」されていてかわいそうに感じる。

話題になる役に当たると似たような役ばかりになって役者としてつまらなくなるから、早めに日テレの色から卒業できるといいなと思う。

(来期の「私たちはどうかしている」も、割とシロクロに似た役どころだから。)

 

おまけ:麒麟がくる

まだ終わらないので軽く。

オリキャラが妙に現代的でしかもメインストーリーに食い込んでくるのが苦手だなと思った。重要な役割を果たしているのは十分わかっているが。

(元々は、いち傍観者というか、本来その世界に存在しなかったわけだから、「明智光秀からは観測されない(記憶に残るほどの関わりがない)」くらいだと思っていた。)

帰蝶はむしろ川口春奈で良かったのでは?と思うレベルの好演。

 

もっとおまけ:恋つづの評価

よくわからんけど、満足度100ptでアンナチュラルや逃げ恥、セカムズと並んだって聞いてそれは違うだろと頭がクラクラした。

範囲広すぎちゃうか(笑)

 

 

 

全話リンク

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アライブ がん専門医のカルテ

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テセウスの船

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テセウスの船第7話あらすじ感想〜みきおより心さんの方がバカ〜原作ネタバレ前ワンクッションあり - つちや(仮)

テセウスの船第8話あらすじ感想〜もはや過去の変え方もみきおに教えてもらえ〜原作ネタバレ前ワンクッションあり - つちや(仮)

テセウスの船第9話あらすじ感想〜未来を知っている最強のアドバンテージを台無しにする探偵の才能の無さ〜※原作ネタバレ前ワンクッションあり - つちや(仮)

テセウスの船第10話(最終話)あらすじ感想〜みきおの行動原理が鈴じゃなかったら詰んでた〜※原作ネタバレ前ワンクッションあり - つちや(仮)

 

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第1話感想〜深読みする視聴者に依存する枠〜 - つちや(仮)

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第2話感想〜姉妹でリコとレンなので実質恋愛ラボ〜 - つちや(仮)

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第3話感想〜悪質なパンケーキステマ〜 - つちや(仮)

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第4話感想〜ハグが解除条件とちゃうんかい‼︎‼︎〜 - つちや(仮)

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第5話感想〜告白にメープルタラーは鬼畜の所業〜 - つちや(仮)

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シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第8話感想〜それでもパンケーキは食べられない〜 - つちや(仮)

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第9話感想〜二股の罪が重い〜 - つちや(仮)

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。第10話(最終話)感想〜何度生まれ変わっても、また君に恋をする〜 - つちや(仮)

テセウスの船第10話(最終話)あらすじ感想〜みきおの行動原理が鈴じゃなかったら詰んでた〜※原作ネタバレ前ワンクッションあり

原作から変えることを目的としすぎて大変なことに…。

 

  • 前回の記事
  • 第10話あらすじ(放送翌日更新)
  • 主観による評価
  • 文句-後出しがすぎる、主人公をバカにしないと成り立たない展開
  • 原作ラスト(ネタバレ)
    • 最終決戦に辿り着くまでの大きな違い
    • 最後に明かされた全ての真実(ドラマ最終回との違い)
    • 原作と違って面白かったところ
    • ドラマの最終回で不満だったところ(ネタバレもあり)
    • なぜこうなったかを簡単に考えた
  • 実況中のツイート

前回の記事

 

 

 

第10話あらすじ(放送翌日更新)

  • 連行された佐野は、駐在日誌をプリントアウトしたものを見せられながら尋問される。「脅迫状が届いたからお楽しみ会を中止にしろ」という詭弁が仇となり、虚言扱いされ疑いが晴れない。小屋を調べても、拉致の痕跡もテレビもなかった
  • 佐野家で、犯人の罠だと和子に話す心。信じているが、和子も子供たちも落ち込む。森刑事にも直談判するが取り合ってもらえない。森に、みきおの意識が戻ったから言い逃れられない証拠が出てくるだろうと言われ、先にみきおに会いに行く心。真犯人に裏切られて薬品を飲まされたなら恨んでいるだろうから聞き出せるはずと思っていたが、さつきに阻まれた上、みきおが記憶喪失になったと聞かされる
  • 記憶を失ったみきおを抱きしめるさつき、それを同じ病室で見守る校長。「この子は私が守ります」と言うさつきに、「あんな思いは2度としたくないですからね」と校長
  • 佐野に差出人不明で「サラダ記念日」が差し入れられる。馬淵は本を褒め称え読むよう勧める。読み進めてメッセージに気づく佐野
  • 手がかりは村祭りのチラシにあるとわかっているが、徳本には佐野を恨む理由が見つけられない心。明日の佐野の面会が決定し、和子は信じているが受け止められない反面、一番大変なのは佐野だから元気付けたいと言う。子供たちは佐野のための絵を渡す
  • 面会で、共犯者の罠だから必ず突き止めると言う心だったが、佐野は暗い顔でみきおの共犯者は自分だと言い始め、和子と心を驚かせる。これ以上話すことはないと面会を終わらせる佐野。自白の強要だと言う心、絵を見せる和子。佐野は一瞥もせず、「俺のことは忘れてくれ。お前らに父親はいない、そう言ってくれ」と言い残し面会室を後にする。森は自白したこともその後何も言わないことも納得できないようだったが、馬淵は「本人が自白、証拠もある、事件は解決、警察の威信は守られた」と満足げ
  • 絵は渡せたか嬉しそうに聞く子供たちだったが、和子は謝り泣きながら抱きしめる。帰宅するとマスコミに囲まれるが、徳本たちに助けられる。しかし子供たちが傷つくから村を出て行ったほうがいいと勧められる和子。怒る大人たちに、鈴も慎吾も困惑していた
  • 優しい佐野が全て嘘だったはずがないが自白したという矛盾に悩む心。朝、佐野が食事をしているか心配する鈴に、和子はその話はいいと怒鳴る。ため息をつき学校へ行こうとする鈴と慎吾を休ませようとする和子だったが、2人は学校へ行ってしまう
  • イライラしたことを心に謝る和子。佐野のことはわかっているつもりだったが、夫婦でも家族でも全てわかるわけではない。家族だからこそ言えないこともあったのかと思い悩む和子に、佐野をフォローしようとする心だったが、絶対ないと言い切れるのかと尋ねられ謝る
  • 馬淵は、佐野に全てを話すことを求める。黙っている無駄な時間に批判されているのは家族だと。家族は関係ないと言う佐野だったが、馬淵は嫌味を続ける。一方和子は仙台の実家から子供を連れて帰るよう言われる。そこへ先生が怪我をした鈴と慎吾を連れて家を訪ねる。クラスメートと言い合いになった慎吾を鈴が止めようとして、他の児童も巻き込まれ喧嘩になったらしい。心に大丈夫か聞かれると、2人とも笑顔で平気だと答える。しかし先生たちは無理に来ない方がいいかもと言葉を濁しながら伝える
  • 喧嘩の詳細を武勇伝のように話す2人だったが、和子は仙台に行くことを提案するが、2人は嫌がる。「お母さんはお父さんのこと信じてないの?私はこないだお父さんのこと疑っちゃってすっごい後悔した!」と鈴に言われ、信じたいけどワープロに犯人しか知らないはずの日記があったことと自白されたことを話す和子。いじめられるし音臼を出ようと提案するが、鈴は、佐野の下手くそな字ならまだしもワープロなんて誰が打っても同じだから信じないと言い、慎吾も同意する
  • 佐野が間違いなく自分で書いたものがタイムカプセルに入っていることを思い出し、掘り返し、中身の手紙を読む心。負けず嫌いで意地っ張りな鈴を心配する言葉、泣き虫で優しい慎吾の未来を楽しみにする言葉、そして和子と結婚して子供たちに出会えて全てが楽しく幸せだったという感謝の言葉が書かれており、「お父さんが悪いことするわけないよ」と確信する鈴。父親を守りたい子供たちについに折れ、和子がこの家で佐野を待つことに決めると、子供たちは大喜び。心は、この家族から父親を奪わせないために、佐野を奪い返すことを自分に誓う。その頃佐野は独房で小説のメッセージを見返しながら、家族の幸せを祈っていた
  • 心が再びみきおに話を聞きに行こうとすると、着替えを取りに行った隙に病室から消えていたとさつきが騒いでいるのを目撃する。ベッドの下に落ちていたノートの切れ端には、「THE END」の文字。それを見て学校に急ぐと、みきおがいた。やはり記憶喪失は嘘だった
  • 心が真犯人を尋ねると、一度は父親を助けたいなら自分で調べろと言うが、鈴がいじめられているなら話は別だと言うみきお。転校したてでいじめられていたみきおを鈴が味方してくれたときから、鈴を側で一番に守ると決めていたのに、鈴が佐野を正義の味方と言うから邪魔に感じ、排除しようとした。明音は鈴をいじめていたから翼に殺させようとした。自分だけが鈴のヒーローになるための計画だったが、鈴が今一番喜ぶのは佐野を無罪にすることだから計画を変更した。ボイスレコーダーを取り出し、「未来の僕も言っていた」と、「ジ・エンド!」と叫びながら毒を飲み苦しむみきお
  • 搬送されるみきおを心配するさつき。心はみきおの全ての言葉が録音されたボイスレコーダーを森と馬淵に聞かせる。自白として認める森、警察の威信が保たれたことを喜ぶ馬淵。佐野は釈放され、心と抱き合う。帰宅し、自白したことを和子に謝る佐野。差し入れの本に、罪を認めないと家族が皆殺しだと書かれていた。(一文字ずつ丸で囲まれていた。)和子も、一度は疑ったことを謝る。土下座し合う2人を、慎吾と鈴と心は猪木の真似で巻き込み元気付ける
  • みきおと繋がっていた人間を改めて考える佐野と心。村祭りで母親を亡くした徳本は動機不明。佐野は、間違って毒キノコを入れたのが田中正志の母親だったことを思い出す。当初佐野は事故として処理しようとしたものの、議員になろうとしていた田中(父)に調査しろと言われ調べた結果、皮肉にもその妻だと判明してしまった。田中は県警に頼んで罪を軽くしてもらおうとしたが無理だった。罰が悪くて村祭りはそれきり中止になった。しかし正志が村に顔を出すようになったのも最近で、恨みを持っているようには思えないからやはり徳本なのかと考える2人
  • 犯人に早く自分に気付けと言われているように感じる心。佐野は自分が買った恨みで巻き込んだことを謝るが、家族の未来を守るために過去に来たから覚悟はできていると心は答える。感謝するが1人では動くなと釘を刺す佐野
  • 古い駐在日誌を読み返すと、校長の息子が来ていたことが判明する。東京の大学に通い、里帰りしていた。祭りで喧嘩に巻き込まれていたが、佐野が毒キノコ事件のせいで仲裁に行くことが遅れ、息子は軽い怪我をした。しかし恨みにつながるとは思えない2人
  • 校長はみきおの病室でさつきに語りかける。さつきが高校一年の時、妊娠し、中学の担任だった校長に相談した。田舎で後ろ指をさされることを恐れ、堕胎させたが、さつきの気持ちをもっと考えるべきだったと後悔しているらしい。生まれてこられなかった子供のために、もう2度と教え子を傷つけたくなかったのにまた守れなかったことを後悔しているさつき。子供を大切にする人は神様が守ってくれると言う校長
  • 校長の息子の話を村で聞いて回ると、もう10年以上誰も会っていないことが判明する。東京の会社でいじめられて退職し消息不明。校長に会いに行くと校長室には不在だったが、代わりに机の上に真っ黒な背景に親子が描かれた絵が沢山のっていた。いつも使っている鉛筆削りのナイフがない。自宅にも探しに行くが見つからない
  • 心が一人で駐在所に戻ると、佐野文吾宛の分厚い手紙が置かれていた。佐野が帰宅し、手紙を隠す心。校長の行方はわからないが、犯人がわざわざ送った12年前の村祭りのチラシの日付は明日だから意味がありそう。「俺たち家族は、きっともう何があっても乗り越えられます」と言う心。失った父親たちに出会えて、心はそう思えるようになった
  • 由紀が背中を押してくれて、父さんが誰よりも家族を思う父親だと知って、家族の弾けるような笑顔に出会えて、俺たちは暖かくて強くて、何にも負けない家族だったんだと信じることができたから、おれはこの家族の未来を絶対に守るって決めたんだ。
  • 隠した手紙をまた開く。それは未来ノートのコピーで、最後には和子と鈴と慎吾が殺されるという架空の記事があり、皆殺しが嫌なら一人で明朝音臼神社に来いと書かれている。心は代わりに行く意思を固める。
  • 楽しい晩ごはんで、心の様子がおかしいことに気づく鈴。何かあったのか聞かれ、いい家族だなと思っていたと答える。心ももう家族みたいなものだと言われる。村に来た時に言っていた父親は見つかったか鈴が尋ねると佐野は噴き出す。見つかったと答える心に、心に似ているのか鈴が尋ねると、「どうかなあ。でも、この人の息子でよかった、そう思える、素敵な父親だった」と答える。泣く佐野。心は、この家族の未来を守ることを誓う
  • 翌朝、置き手紙を残し消えた心。「お世話になりました。佐野家で過ごした幸せな時間は一生忘れません。」佐野が探しに行こうとすると、無線で音臼村で心と似た特徴の男性が倒れているという報告。心は音臼神社へ向かい、パトカーがパンクさせられていた佐野は走って追いかける
  • 和子が駐在所に一人でいるところに校長が訪れる。昨日は東京の息子に会いに行っていたらしい。勤めた会社をすぐ辞めて、事業に金を貸せと言うから叩き出してから、もう親子とも思っていなかったのに、孫が生まれたと急に連絡が来た。意地を張って放置していたが、佐野と心を見ていたら、どういう関係かはわからないが、いつの間にか本当の親子に見えてきた。お互い信じて、疑われて傷つけられても最後は支え合う、あの2人を見ていたら校長も、あの時支えられなかったことを謝りもう一度家族になりたいと思った。孫のために下手くそな絵を描いて持って行った(校長室に残されていた絵)ら、息子も許してほしいと言った。男はつまらない見栄ばかりと言う校長に同意する和子。「うちの2人もおんなじです」
  • 神社で、家族を思い出し幸せを祈る心。犯人が現れず、駐在所に電話すると、山小屋で人が倒れているという通報で佐野が山小屋に向かったことを和子から聞かされる。一方佐野は、神社ではなく山小屋に到着する。当然心はいない。驚いていると、後ろから刺される。振り向き、「なんでだよ」と尋ねる佐野。刺したのは田中正志だった

正志「正義の味方が聞いて呆れる。他人の人生踏みにじっといてまるで覚えてない。

あんたは気持ちよかっただろ。

母さんは罪ってほどの罪じゃなかった。お前の点数稼ぎにつかまって、父に捨てられて、散々苦労して体壊してあっさり死んだ。

おれは妹と母さんのためにもなんとか生き延びようと思った。あいつはまだ小学生だった。おれはあいつ育てるためならなんだってした。

でもどこまでいっても。殺人犯の子だって言われた。何をしても、どこに行っても。それで妹は死んだ。いじめられて自殺した。

あんたのせいだ。

でもあんたを狙ったのはそういう理由じゃない。

親父が大病したと聞いて戻ってきたときあんたがなんて言ったか覚えてるか。

『親父さん喜んでたぞ。家族は大事にしねえとな。』

おれの気持ちも知らずに、家族を大事にしろってあんたは呑気に言った。

許せない。俺の家族をぶっ壊したあんたとあんたの家族に同じ地獄を見せてやるって、その時決めたんだ。」

  • みきおは、佐野文吾が邪魔という目的がたまたま一緒で、扱いやすいから利用していたらしい。子供を利用する権利はないと怒鳴る佐野だったが、「何が権利だ」と一蹴する正志。佐野を殺し、佐野の家族にも苦しみを味わせると言い、ナイフを刺そうとする。抵抗しながら家族に手出しさせないと言う佐野だったが、もう遅いと言う正志。息子だと分かった上で心を殺したと嘘をつく。「わあわあ泣きながら死んでった。あいつわざわざ未来から来たんだろ。無駄足もいいとこだな」と煽る
  • 佐野がナイフを奪い立場が逆転。敵討ちを煽られるが、心が尊敬してくれたことを思い出し、ここで殺したら自分を信じて頑張ってきた心を裏切ることになると耐える佐野。佐野が、家族を救えなかった苦しみに気付けなかったことを謝ると、正志は泣きそうな顔をする
  • そこへ心が現れ、佐野が正志から目を離した隙にナイフを奪われる。佐野を殺人犯にして家族を苦しませることに拘る正志。3人でナイフを奪い合い揉み合ううちに、ナイフは心に刺さる。倒れた心を抱き上げる佐野にしがみつく心

心「俺、家族の未来を守るためにここに来たんです。父さんと、母さんと、姉ちゃん、兄ちゃんに出会えたから、俺、強くなれた。」

佐野「死ぬなよ心さん。いいかよく聞け、お前は俺の子だ。俺の息子だ。」

  • 佐野の言葉に泣きながら笑う心だったが、佐野の腕の中で息を引き取る
  • 31年後。みきおはさつきとカフェを経営している。心は由紀と手を繋ぎ、家族の食事会に現れる。家族全員が揃い、由紀の妊娠に気づき家族は祝福ムード。女の子が生まれると聞き、佐野は名前を提案したいと言う。由紀が尋ねると、明るい未来へ進めるように未来と書いて「みく」という名前を提案する。自分が考えた名前と同じだと驚く心。テーブルの下で佐野はタイムカプセルに入っていた指輪を見つめる。テセウスの船は完全に生まれ変わり、古い記憶は薄れていくーーー。全てを覚えているのは佐野だけ。心は、佐野家みんなの幸せを祈って乾杯の音頭をとる

 

 

 

主観による評価

最終話 ★★☆☆☆

全話 ★★★☆☆

 

心さんは家族の未来を守ったけれど、佐野だけは全てを抱えて生きていく。

それは、一度は家族のために自分だけを犠牲にしようとした罰なのかもしれない。

自分だけ犠牲になって、家族が守れればいい。そんな身勝手なことを考えたから、生きて全てを知った上で飲み込んで生きていけと命じられているような。

タイムカプセルの指輪を大切に握りしめる佐野にはその覚悟があるように見えた。

 

2人の心さんが存在するわけにはいかないから、死ななければならなかったんだと思う。

でも、これしかないトゥルーエンドではあるものの、ハッピーエンドではなかったと思う。

家族を守りたい心さんの意志はもうこの世から消えてしまったのだから。

 

主人公は死んでしまったのに、未来は正しい方に進む。

それでもこの違和感のある「幸せ」が、心さんの願った形であるという苦みを視聴者は受け入れなければならない。

 

終わり方はわかっていたものの、原作とは異なる展開を楽しんだ3ヶ月間は充実していた。

お疲れ様でした。

 

 

 

文句-後出しがすぎる、主人公をバカにしないと成り立たない展開

後出しがすぎる…!

せめて第2話あたりから、

「そういえば20年前の村祭りで」

「ちょっと!村祭りの話は…」

「ああ、そうだったな…」

みたいな伏線の会話を仕込むとかできなかったのかな。

第9話で突然判明した村祭りの存在が全ての始まりで、

第10話で突然判明した加害者の息子が真犯人で、

そんなのありか!?

一応ヒントとして、なぜか未来で田中正志が殺されたというものはあったが、逆に言うとあれしかなかった。

 

そしてオリジナルのミスリード要員、馬淵。

無能新キャラミスリード要員なのは構わない。

でもせめて佐野を陥れたい過去の因縁エピソードくらい入れられなかったのか。

それこそ、田中父が、妻の罪を軽くすることを頼んだ時の県警の担当が馬淵だった、とか。

「昔色々あってな…」で済ませていいなら子供でも書けるぞ。

「なんやかんやあってなんとかなった!」ではなく、その「なんやかんや」を具体的にするのがプロの仕事じゃないのか。

 

正直先週まで楽しんでいた分、原作になかったオリジナル要素の拙さが腹立たしい。

 

原作にないオリジナル要素を入れたこと自体はすごくいいと思う。

私は、ドラマは原作に忠実ならいいとは思わない。三次元に変換する以上、適正に変えるべきだろう。

さらにこの「テセウスの船」については、真犯人の存在がかなり重要で、それを変更したのはよかったと思う。

ドラマの視聴者の「原作未読者」と「原作既読者」の目線を同じにできたから。

でも、真犯人で驚かせることを目的にしたせいで展開がガバガバになっていた。

すーーーーーーーぐ単独行動にするし。

単独行動をしないと状況を動かせない展開ばかりなせいで、心さんと佐野が単独行動せざるを得なかったことが納得いかない。

主人公たちをバカにしないと成り立たない展開になるなら、オリジナル要素なんか入れる必要はないんじゃないか。

原作から犯人変えます!なんて変な欲目を出すからこんなことに…。

 

佐野が釈放されたのは、みきおが主人公たちを上回る頭脳を持っていたから。

心さんが刺されたのも、庇ったわけじゃなく、揉み合った結果の偶然。

主人公の意志の関係ない状況の変化ばかりで、「家族の未来は俺が守る」という決意が虚しく響く。

みきおが、鈴のために生きていたから。田中のナイフがたまたま自分に刺さったから。

原作から変えることで、主人公が全く役に立っていない構図になってしまった。

みきおに会いに行くのにテープレコーダーを回しもしない。

「ドジにドジを重ねた結果なんとかなりました!」なんていうどさくさエンドを見たかったわけじゃない。

 

 

 

原作ラスト(ネタバレ)

最終決戦に辿り着くまでの大きな違い

  • お泊まり会(ドラマではお楽しみ会)で毒殺事件は発生しなかったが、全ての決着はこの日につく。(ドラマでは愉快犯的行動のみ。)
  • 元々の犯人はみきおで、心さんと共に霧の日にタイムスリップした未来のみきおがそれを補助。(そもそもの作戦が心さんにバレているから。)
  • お泊まり会の日、拉致された家族の中でボロボロの慎吾だけが発見され、学校に連れて来られる。慎吾の持っていたメモをヒントに心さんが山小屋へ向かうと、未来のみきおに殴られ気を失う。目を覚ますとさつきの遺体。(みきおを育てたさつきが、藍と同棲する時にみきおの犯行を知り、罪を隠すために余計なことをしすぎたため今のうちに未来のみきおが殺害。)そこで未来のみきおから犯行の目的を聞かされる心さん。
  • 慎吾が見つかったことで、学校に警察と消防が集合する。

 

最後に明かされた全ての真実(ドラマ最終回との違い)

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僕はいつも夢を見た。世界が鈴と僕だけのものになる夢を。

 

鈴を愛していたみきおは、鈴を傷つける明音や、鈴に英雄視されている佐野を消すことで、自分だけが味方になろうとした。

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佐野を殺人犯にすることで鈴は心の拠り所を失う。お泊まり会での大量殺人はその手段にすぎなかった。

 

未来のみきおと小さなみきおの違いはひとつ。

この事件で鈴が大きく変わってしまうことを知っているかどうかだった。

未来のみきおは、事件後もずっと鈴を追っていた。名前を変えたことも整形したことも知った上で近づいたが、鈴(の内面)はもう自分の知っている鈴ではなかった。

慰霊祭(霧に包まれた日)でみんなを巻き込んで死ぬつもりだった。

しかし偶然過去に戻れたからこそ、過去の自分に、「鈴が別人に変わってしまうようなこと」をさせないように動くことに決めた。

お腹の中の心さんごと和子を殺さなかったのも、不幸にするほど未来の鈴が変わってしまうならなるべく何もしないほうがいいと思ったからだった。

 

だから、未来のみきおである自分が「加藤信也」として全ての罪を被り自供して死刑になり、小さなみきおは鈴と和子を助け罪なき正義の味方となることで、鈴を変えない上に未来の自分を幸せにする方法を考えた。

(そもそも慰霊祭の日に死ぬつもりだったから、自分が幸せに生きながらえるつもりはなかったのだろう。)

そして、未来のみきおは、自分の罪の仕上げとして、警察や消防の前で佐野を刺殺することにする。

 

殴られた心さんとさつきの遺体、そして全ての証拠品がある山小屋に未来のみきおが火をつけた頃、学校では小さなみきおが和子と鈴を見つけて正義の味方になろうとしていた。

警察は小さなみきおを褒め、佐野に「加藤信也」の捜査をすることを約束する。

和子や鈴が救急車で運ばれる喧騒の中、未来のみきおは佐野を刺そうとする。

燃え盛る山小屋から生還し、それに気づいた心さんが佐野を庇って刺される。

唖然とする未来のみきおに手錠をかけ、心さんは倒れる。

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それでも佐野を刺そうとする未来のみきおに佐野は発砲し、未来のみきおは死ぬ。それを見ていた小さなみきおは呆然。

瀕死の心さんに、「お前は俺の息子だ!」と涙ながらに語りかける佐野だったが、心さんは死亡。

 

このままだと容疑者死亡で小さなみきおの罪は裁かれなくなりそうなところだったが、心さんが小さなみきおの声で録音された殺人日記のテープ(ドラマではワープロ)を山小屋から持ち出していたため、小さなみきおは少年院に送られる。

 

そして平成29年(2017年)。

東京に移住した佐野一家は、2週間後に閉村になる音臼村の旧自宅にタイムカプセルを掘りに、そして平成元年に亡くなった「田村心」の墓参りをしに来ていた。

「村田藍」とは顔の違う鈴(妊娠中)、文吾にそっくりの慎吾、元気そうな母親、そして死刑囚にならなかった佐野文吾。

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タイムカプセルで、あの時の田村心が「岸田由紀」という女性と結婚していたことを知る佐野は、心のために由紀を探すことに決める。

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母が埋めていたインスタントカメラを現像すると、自分たちの弟の心にそっくりな「田村心」の姿。

「佐野正義」になる予定だったが、「佐野心」に変更された。(ドラマでは最初から「心」と名付ける予定。)

田村心は亡くなったが、佐野心は何も知らず生まれ、何も知らず平和に成長し、教師になっていた。

(おそらく休みが取れずタイムカプセルは掘りにいけなかった。)

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そして、同僚の、岸田由紀にそっくり(おそらく本人。明言はされず。)な女性と愛を育み、家族に紹介している。

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長い時を経て、ようやく、「佐野が死刑囚にならなかった」世界が訪れた。

 

一方、みきおは。

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佐野によれば20年以上前に出所し、行方知れず。佐野も現役を引退しているためこれ以上探せない。

しかし東京の街を今も歩いている。(鈴への執着を失ったかは定かではない。)

 

原作と違って面白かったところ

  • 未来から来て、自分を捨て駒と思っているところも同じなのに、目的が違うせいで悲しいほどすれ違う心さんと未来のみきおという対比が、ドラマでは失われた。代わりに、犯罪加害者の身内の未来という点で、田中と被っていたところ。
  • 原作では、心さんと由紀が結婚の挨拶に行く描写で終わっていたが、あえて結婚後にして、子供を「未来(みく)」と名付けるところまで描いたところが良かった。より「求めた未来」に近づいた感じがして。

 

ドラマの最終回で不満だったところ(ネタバレもあり)

  • 容疑者を増やしすぎて不完全燃焼。
  • 結局由紀と心さんの関係の補完はなかった。まあ、その分ドラマでは第二の世界線が充実していたからいいかな。
  • 「原作既読者も想像できない終わり方」にするために破綻してしまった…。
  • 「家族の未来を守るため」だから自ら刺されにいくと思ったのに、佐野を庇って刺されたのではなく偶然刺された。偶然かい。
  • ↑「自分だけは未来の人間だから死んでもいい」ことを逆手に取るのが好きだった…。っていうかこれがないと心さん本当にただのバカじゃん!
  • みきお、鈴への執着をどうやって捨てたのか謎。どうしてさつきと穏やかにカフェを経営しているのか。 やっと正義の味方になれたわけだが、そこから現代までに何があったのか。原作だと「まだ何かあるかもしれない」不気味さを残していたが、ドラマだと怖いくらい爽やか。
  • 鈴なんで顔変えた?
  • ↑佐野が殺人犯じゃないのに顔を変えるのはただの趣味では?
  • 翼が明音を殺せと言う命令に逆らえなかった理由がドラマでは謎。小学生への暴行を描きたくなかったんだろうけど、それなら明音のエピソードを変えるか、別の理由を用意して欲しかった。
  • まとめると これ。
  • 原作では墓参りがあったが、ドラマでは「心さん」が亡くなったことへの佐野一家の反応がわからない。

 

なぜこうなったかを簡単に考えた

最大目的を「原作と違う犯人にすること」に置く。

そのために正志の死を追加した。

でも、8話まで、正志の死以外はほぼ全て未来のみきおが真犯人の原作とほぼ同じにしてしまった。

ラスト2話で急に正志ルートに突入したせいで、妙に納得感がない。

みきおを利用した理由も、原作の真犯人なら当然理解できるものの、正志がみきおを利用する理由がどうにも弱い。原作と真犯人の立場が違うのだから当然だが。

正志が真犯人の1人である設定に変更するなら、1〜8話ももっと正志ver.に合わせるべきだったんじゃないか。

安藤政信は刺しに来ただけになってしまった。

 

 

 

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アライブ がん専門医のカルテ第11話(最終話)あらすじネタバレ感想〜スーパーマンにはなれないけど、君の生きがいになりたい〜

  • 前回の感想
  • 第11話あらすじ
  • あらすじをまとめて考えたこと
  • 主観による評価
  • スーパーヒーローと伴走者
  • 梶山と恩田
  • 1番のメッセージ
  • 医療ドラマと私
  • 佐倉と結城
  • 実況中のツイート

前回の感想

 

 

 

第11話あらすじ

  • 梶山の再発は骨転移で脊椎に起きており、切除は困難。梶山自身は仕事が自分の一部だから外科医を続けながら治療したいが、長時間のオペは厳しそう。阿久津は生きがいは何よりの回復薬になるからとその方針で決定する
  • 阿久津は恩田に国立がん治療センターに行くかを確認する。学んだら戻ってきてほしいけど一度巣立つべきだと。それでも恩田は梶山のことが引っかかり決意できない
  • 抗癌剤治療で隣のブースになった佐倉に、再発を明かす梶山。職場に話したのか聞かれ、隠したら仕事ができないと言う梶山。佐倉も先日やっと会社に告げて、言って良かったと思ったらしい。佐倉が一番よかったと思える方法で過ごせばいいと言う梶山。現在ノットアローンの編集手伝いをしている佐倉は取材させてほしいと頼む
  • 患者の橘は、抗癌剤が効いて、オペで切除できるようになった。説明する恩田に梶山が合流すると、橘は化学療法室にいたことを指摘する。梶山が自分も治療中だが仕事も続けていると話すと、治療しながら仕事を続けることは素敵だと嬉しそうな橘。オペ担当を断られずほっとする梶山。しかし、来月頭がオペだと伝えると、遅らせてほしいと頼まれる(できれば早いほうがいい状況)
  • 髪が抜け始めたことに気づき、梶山は病院内の売店でバリカンを購入し、髪の毛を全て剃る。帽子を被りスカーフを巻いてカンファレンスで話す姿に、光野は「かっこいい」と感じる
  • 梶山は、化学療法室で橘娘を見つける。結婚式に出たくて手術を遅らせると言う母親を心配する娘を見て梶山が優しいと褒めると、離婚してから行事に一度も参加できなかったから結婚式だけは予定通りに行わせてあげたいと言う橘。日程変更に同意する梶山
  • 娘は、結婚式などどうでもいいから恩田に手術を遅らせないよう頼む。恩田は、抗癌剤治療をワンサイクル追加すれば遅らせるリスクは軽減できると言うが、軽減よりも助かるほうが大事だしそもそも体調不良の梶山でいいのかと不安を爆発させる娘。高い技術を持っているから適任だと考えを伝える恩田
  • 梶山はオペに前向きだが、白血球数が戻らない。橘は、娘は心配性だが、病気でも仕事を続ける梶山に頼みたいと言うが、恩田は結局今回のオペを降りるよう梶山に頼む。言いにくいことを言わせてごめんと謝るが、寂しそうにオペの準備を片付ける梶山
  • セカンドバースデーの花を捨てようとする恩田に義父は何があったか尋ねる。大切な人の生きがいを奪ったと答える恩田。レンが生きがいの意味を尋ねると、義父は「私にとってのレンだよ。自分が幸せだと実感させてくれる大切な存在のこと」と話す。恩田はそれを奪ったことを改めて感じる
  • 娘は手術中、母の病室を掃除し、ドレスを決めた日の写真を大切にしているのを見つけて涙する。恩田が入室すると、結婚式はとっくに破談になっていたのに、結婚式を生きがいにしている母に言い出せなかったと打ち明ける。オペが終わり、眠る母を見て安心し、梶山にもお礼を伝えるよう頼む
  • 橘のオペを映像で見ながら自分の手を動かす梶山だったが、恩田が消化器外科に礼を伝えに訪れると床に倒れていた。右手が動かない。緊急オペ後、眠る梶山を撫でる恩田。部屋を去ると、起きていた梶山は涙を流し、恩田も廊下で1人涙する
  • 梶山の症状についてのカンファレンスで報告する恩田。再発後の薬の効果が乏しかったらしい。梶山は、左手でスマホを触る。須藤からの電話は無視。ノットアローンの梶山の取材記事を読む夏樹。研修医たちも今後を決める時期がきていた。2人とも第一志望と迷うとは思っていなかった。腫瘍内科では、病気だけじゃなく患者をみている実感が持てた
  • 消化器外科を訪れる梶山。上司は、情熱も腕の良さも理解しているが、体を一番に考え他の(手を使わない)科で働くのも一つの道だと言う。病室で1人悩む梶山が須藤に電話をかけようとすると恩田と結城がリハビリの道具を渡す。不安に思っていることを悟られないよう元気に振る舞う梶山。それを見て、梶山の治療に向き合いたいからやはり国立がん医療センターには行けないと阿久津に告げる。もう一度待ってもらえないか頼むから結論を急がないでと頼む阿久津。一方梶山は、他の医者から、恩田が異動を蹴ったことを聞かされる
  • 橘の退院前日。娘の嘘につき合わせたことを謝る。優しい嘘だと恩田は言うが、破談を知ったときは自分のせいで娘の幸せを壊したのではとショックだった橘。でも梶山が毎日車椅子で顔を出してくれて救われた。梶山と出会い病気でも人助けできると考え、春から介護の仕事に戻るらしい
  • 梶山の病室を訪れ、橘のことを感謝する恩田。明日予定通り退院だと伝えると、梶山は泣き始める。「どうしよう、私いま、嬉しいじゃなくて羨ましいと思っちゃった」と言う梶山に、仕方ないと慰める恩田。今だけでいいからそばにいてと言う梶山に、大丈夫と答える恩田
  • ノットアローンを読んで連絡がつかなかった須藤が病院を訪問する。恩田は会えるか梶山に尋ねるが、会わないと答える梶山。あくまで心配する須藤に、恩田は梶山のリハビリ場所と時間を伝える。外から覗くと、苦しい中でも外科結びでリハビリし、入院中の子供たちと楽しそうに交流している梶山。泣きそうな顔で、声をかけずに去る須藤
  • レンと義父が美味しそうなお重を持って梶山のお見舞いに来る。義父は、恩田にとって梶山が特別で梶山がいたから辛い時期を乗り越えられたとお礼を言い、梶山は嬉しそうに涙する。一方国立がん医療センターではいますぐ人手が欲しいからもう待てないと言われ、この病院も居心地がいいからいいですと返す恩田
  • 屋上に恩田を呼び出す梶山。言い出しにくそうな梶山を見て、車椅子を押しながら話す。梶山のために断ったのか聞かれ、違うと答える恩田。梶山は、断ったと聞いたときは嬉しかったが、今は焦らず自分の体と向き合う覚悟ができたから遠慮しないよう頼む。恩田は、梶山の治療が落ち着くまで待ってと頭を下げて、行くことにしたと話す。いつか、がん患者のために、梶山のために新薬を開発したいと言う恩田
  • 春、夏樹は腫瘍内科で診察、結城は外科。ノットアローンの取材をする佐倉のカバンにはスカーフ。取材後結城と待ち合わせた佐倉は、もう消化器外科の医者なら私は患者じゃないよねと確認。結城は「うん」と微笑み手を差し伸べ、2人で手を繋いで歩く。阿久津は恩田が秋から行けるよう頼む。頭を下げていたのは阿久津だった。義父はテレビ局で新たな脚本の構想を語る
  • 3年後、国立がん医療センターでキビキビ働く恩田。講演も行う

2人に1人ががんになる時代、いつ誰がなってもおかしくない。その日はある日突然やってくるかもしれません。

しかし、がんになったからといって人生を諦める必要はありません。医療は日々進歩しています。あなたにとって最善の治療を選択することでこれまで通りの日常生活を送ることができます。

好きなことも続けられる。あなたらしく生きられる。

がんは、共存できる病気なんです。

  • 梶山は横浜みなとで手術に復帰。恩田が梶山のMRIを確認するとガンが消えている。横浜みなとへ急ぐ恩田。屋上では帽子とスカーフを見に纏った梶山が待っていた。道中購入した大きな花束を抱えて梶山のもとへ急ぐ恩田。セカンドバースデーに渡せなかった花と同じ緑と白の花束だった

 

 

 

あらすじをまとめて考えたこと

  • 梶山が、明日退院する立花を嬉しいじゃなく羨ましいと感じて泣くシーンは、佐倉が「胸がなくなるより人の幸せを祝えなくなる方が辛い」と言ったシーンを思い出した。もちろん羨ましいけど、そんな考えになってしまう自分が浅ましいと責めてしまうんだな。
  • 命があっても生きがいがなければ死んだのと同じなんだろうな梶山先生は。

 

 

 

主観による評価

★★★★★

 

間違いなく、私の中では今期ナンバーワンだった。

人を描く医療ドラマ。

 

視聴率という数字自体は確かに良くなかったと思う。

気持ちはわかる。あまりにも重くて、直視したくない人もいるだろう。そして、重いテーマのドラマは基本的に途中から伸びることがない。

それでも、がんとの共存を生々しく描くことを諦めない姿勢は、愚直で真面目で、伝えたいメッセージを必ず伝えるという意志を感じさせた。

 

どんな人でも、「病だからと諦めず、共存して望みを叶える」というストレートなメッセージを、まっすぐ描いた真面目すぎるドラマ。

だからこそ、暗すぎと言われたり重すぎと言われたり、元気がないと見られないドラマになった。

「恋はつづくよどこまでも」くらい、あざとく生きるずるさがあればもっと話題になったかもしれないが、どこも力を抜けない生真面目さが好きだった。

いずれにせよ、大盛り上がりになる予定はなかったんじゃないかとも思う。

 

今回、丁寧さと真摯さが特に光ったのは梶山と恩田が深呼吸をするシーンだと思う。

呼吸の音だけが響き、空が映る。多分挿入しなくてもいいシーン。

でもあのシーンこそが、2人別々に歩む未来への第一歩を象徴していた。

テンポのいいドラマも面白いけれど、余裕を持って、無駄を描けるドラマって素敵だなと感じた。

 

何一つ無駄なエピソードがなく、美しくまとまった全11話。

「女性同士のバディか」と初回見るのを迷っていたが、あの日見た自分は正しかった。

 

見てよかった。

3ヶ月間ありがとう。

描く手を抜かなかったフジテレビ、本当にありがとう。

 

 

 

スーパーヒーローと伴走者

前回、結城の母に梶山が言った言葉「横浜みなとにスーパー外科医はいない」。

最後にテレビ局と打ち合わせをする義父の姿を見てこの言葉を思い出した。

人を救うのはスーパーヒーローじゃない。

恩田先生は、進行が早い人を救う特効薬を知らないし、誰でも助ける神様じゃない。

梶山先生だって、腕はいいけれど、切除できないものがたくさんある。

恩田先生も梶山先生も、勉強して、手を動かす練習をして、普通の女性として失敗したり後悔したりしながら、それでも目の前の患者に寄り添う。

その寄り添う姿勢は、スーパーヒーローじゃなく伴走者だ。

一方的に救う存在ではなく、患者が病気と向き合うときに側にいるだけ。

 

私たちは、多分勝手に、医師にスーパーヒーローであることを期待している。

パッと見ただけで何の病気なのか判断でき、完治させる薬を出してくれる存在のように思ってしまっている。

でも本当は私たちが治るまでの道筋で隣にいてくれる人にすぎないんだと思えた。

 

 

 

梶山と恩田

梶山と恩田も、互いを伴走者だと思っていると思う。

でもそれ以上に、梶山にとって恩田そのものが、恩田にとって梶山そのものが生きがいになっていた。

だから、国立がん医療センターに行った方が恩田のためになると理解しつつ、梶山は自分のそばにいるよう頼んだ。

あの瞬間の梶山の中に、愛するなら相手の望む道に進ませるなどという綺麗事は存在しなかった。

自分のエゴで、留まるように頼んだ。

自分の心を支えるために今ここを選んでほしいというわがままだった。

また恩田も、梶山を放置しては行けなかった。それは多分梶山のためというより、自分が離れてはいられなかったからだと思う。

離れて仕舞えば、そばにいれば良かったと思うだろう。

 

一方、京太郎は、生きがいとは自分が幸せだと実感させてくれる存在のことだと言った。

その定義に従えば、梶山にとっても恩田にとってもお互いが生きがいである。

それだけだと共依存に近かっただろう。

でもお互いがいれば十分というわけではなく、2人とも、仕事もまた生きがいであり、自分を表現する大事な要素だと理解している。

お互いだけが生きがいなら、多分離れて生きることはできない。

でも、2人は心に依存先を二つ抱えているから離れても大丈夫。

自立は、依存先を分散させることだから、2人は他の誰かでは替えの利かないポジションにお互いを座らせながら、自分のやりたいことを叶える道に邁進できる。

依存しながら実現も諦めない、新しい「両立する女性」を生き生き描いたドラマだったと思う。

 

真面目な言葉で語ったけど最後だけいい?

最後プロポーズやん。

特大級の「女と女の強い感情」だった…。

 

 

 

1番のメッセージ

第9話、民代さんが言ったこと。

がん患者だってやりたいことやっていい。欲しいもの欲しがったっていい。

これが、このドラマが一番言いたかったことなんだろうと思う。

 

生きているだけで十分?

がんにならなかった人は、そんなこと考えなくていいのに。

がんになっただけで、望むことさえ贅沢品になるの?

 

がんになった人と、ならなかった人、権利は同等。おんなじ人。

それなのに、がんになった人だけが、「がんになったから」という条件が付与されただけで、それをできなくなるの?

がんになっただけなのに。好きでなったわけじゃないのに。

 

生きる以上のことを望んではいけないと自分を縛ってはいけない。

可能かどうかは別として、海外旅行だって、ダイビングだって、「やりたい」と声に出していい。

分不相応な夢などない。「生きていただけラッキーだったと思わなくちゃ」なんてこともない。

それはもちろん、がんにならなかった人も同じだろう。

できないかもと考えて立ち止まるより、まず望む。叶えてはならない夢なんかこの世にはないから。

がんになった人も、ならなかった人も、時間が有限であることに変わりはない。

がんにならなかったから来年まで生きていられるわけでもない。明日交通事故で死ぬかもしれない。

がん患者も、がん患者じゃない人も、人生を送る途中であることに変わりはない。

 

最終話の恩田先生の講演は、このドラマ全体のメッセージを的確に伝えている。

2人に1人ががんになる時代。いつ誰がなってもおかしくない。その日はある日突然やってくるかもしれません。

しかし、がんになったからといって人生を諦める必要はありません。

医療は日々進歩しています。あなたにとって最善の治療を選択することで、これまで通りの日常生活を送ることができます。

好きなことも続けられる。あなたらしく生きられる。

がんは、共存できる病気なんです。

病気「だから」と諦める必要のあることなどない。なぜなら病気は自分の一部にできるから。

そして、これからきっと、もっと、それが進む。

がんはもっと共存できる病気になると信じたい。

 

 

 

医療ドラマと私

医療ドラマを見ると、必ず、

「いつ病気になってもおかしくないから日々を大切にしよう」

とか、

「いつこの人がいなくなるかわからないから大事にしよう」

とか、その場で考えていた。

このドラマでも、匠の死まではこれを一番のメッセージとして受け止めていた。

 

でも、最後まで見て気付かされたのは、「日々を大切にしよう」の前に、「病気になるまでは」と勝手につけていたことだった。

病気になるまでの日々を悔いなく生きることしか考えていなくて、病気になった後の自分のことなど想像もしていなかった。

病気になった後は、全く別の自分になり、今の延長線上にいないからこそ、望みも考えも何もかも一度リセットするようなつもりでいた。

でも、このドラマでは、病気になった私も「私」に変わりはなく、願うことも病気なんかに合わせて変えなくていいということを教えてくれたように思う。

負債を抱えた自分ではなく、病と共存する自分になる。

もちろん、理想論に過ぎないかもしれない。実際に痛みを味わったり同じことができなくなったりした時にこんな悠長に考えてはいられないだろう。

それでも、日々を大切にすることに、病気になる前もなった後も変わりはないということを理解できたのは、このドラマのおかげだと思う。

 

 

 

佐倉と結城

心配していた。

でもまさか結城の方から手を繋ぐレベルの情緒が結城の中で育っていたとは思わんかった〜!!!!

嬉しい。良かった。

 

倫理的な問題がなくなったとは言えない。多分本職の方から見たら疑問が残るんだろう。

でも、佐倉が、腫瘍内科にいるうちは良くないと思っていたのは、一時的な思慕ではなく今後もずっと伴走者でありたいと真剣に考えていたからだろうなと思うと、嬉しい。

職場にがんを伝えたくないと言っていた頃の彼女からは想像がつかないから。

きっと闘病を通して彼女の中で変化が起きたんだろう。

 

クランクアップの記事で、最後のシーンは2人の私服と書かれていたから、カラオケ行っておわりかな?と思ったらそれ以上に進展していた。

じわじわと近づく様子を見守っていたから、本当に嬉しい。

 

 

 

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