つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

シャーロック アントールドストーリーズ第2話感想〜アイリーンアドラーがそこまで狡猾じゃないけど叶わない美しい女なので許した〜

主観による評価

★★★☆☆

……捕まってしまった……。

完全に個人の願望だけど、私はアイリーンアドラー金田一少年の事件簿の高遠みたいな感じであってほしかったんだよね。

普通に手汚してた…。シャーロック出し抜かれなかった…。

2話で出し抜かれるわけにいかなかったならもう少し後(シャーロックに解けない謎はないくらいの描写があってからの敗北)にすれば良かったのにと思う。

でもシャーロックが「面白い女」だと思ったこと、感動的な話で改心して泣くような女じゃなかったこと、捕まるその時まで笑っていたことは、シャーロックの認めた女で良かった。

(しかしシャーロック、前回は犯人逮捕より真相確認優先だったけど今回は割と善良な一般市民であったな…。)

 

しかし「女性」の描き方にめちゃくちゃ力が入っているな。

妻として母としての女が第1話、第2話は働く女…というより、闇を抱える女なのか。なんと表現したらいいのかわからないが。

回ってきたツイートで、「シャーロックを常に男と男の関係性という視点で消費してきたが、そのようなホモソーシャルなテーマの後ろに隠れていた名もなき"女"たちを描くのがドラマシャーロック」といったようなものがあった。

確かに、と思う。本当に丁寧だ。むしろ女たちがメインテーマで、シャーロックとワトソンはその観測者という役割なのかもしれない。

何せ原作のシャーロックホームズとは時代が全く違う。

もちろんそのうち男ばかりの話もあるかもしれないけど、女性が出てくるときは描写が丁寧だということは安心材料だなと思う。

旧い考え方の脚本家って未だにいて、「この時代によくもまあこんな女関係の価値観を出せるよな」と思うことが多い以上、そうでないだけでも安心できる。価値観がアップデートされた脚本家、良いと思う。

 

ところどころ気になるのは、テンポが悪いなというところ。

怒涛の描写の渦に巻き込んでくれた方がまだ良くて、意外とゆったりしているものだから、シャーロックの奇行について「あれどんな意味だったんだろう」と思考する隙を視聴者に与えてしまう。それが少し気になる。

本筋面白いから勿体ない。

 

  • 岩田剛典の顔だから自信持って欲しいところだけど、押しかけ妻のような男にこき使われてるのに女入れ食い状態のワトソンはそれはそれで嫌だ。でもワトソン私の大好きな巻き込まれ男で優しいから大好き。

 

  • ワトソン、惚れた女毎回悪者の可能性あるぞ。女運悪そう。シャーロックに弄ばれるくらいだし。お人好しだから付け込まれやすいんだと思う。そういう扱いをしていい男だと思われた時点でワトソンの負け。パスタ作ってるし。尽くすなよお前どんな扱いされてるか自覚持てよ紅茶もぶっかけられてんのに。

 

  • シャーロックは絶対に荼毘に付してあげたいとは思ってない。でもここまで人でなしじゃなかったwすまん。

 

  • なんのためのデートシーンだったんだろう。多分ワトソンの好みじゃなくてもワトソンは廊下に連れ出して「落ち着いて」ってやったと思うけど。連絡がつかないと走り出すシーンの説得力のためかな。

 

  • 男は婚約指輪をしないから、左手薬指の日焼け跡は寧ろ男が既婚者である(死んだ人物とは不倫である)証拠になると思うんだけど、そこは設定のミスかなあ。

 

  • シャーロック、コーヒーじゃない!って文句言ってたけど英国大好きなら紅茶じゃない?コーヒーじゃなくて文句言うのが原作にあるのかな。

 

  • 生きててよかった岸井ゆきの

 

  • ヴァイオリンが似合うディーンフジオカ。

 

 

 

 

 

 

 

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ニッポンノワール-刑事Yの反乱-第1話感想〜役名がかつき以外覚えられん〜

主観による評価

★★☆☆☆

 

プラスポイント

  • キャストが良い
  • ↑配役もいいし演技もいい、特に女優が目立ちすぎないけど演技力があって落ち着く

 

マイナスポイント

  • 夏クールで子役に目が肥えた視聴者にとって子役の演技がわざとらしくて怖い(発砲して肩が外れないのも怖い)
  • 世紀末みたいな捜査会議(「ドラマの警視庁」しか知らない子供の描いたような警察の世界)
  • 描きたい見せ場シーンだけが先行しているからか登場人物の感情についていけない
  • エンディングどうした?何ドラマだ?

 

 

辛口記事にするつもりなかったんだけど、悪口どんどん出てくる。

でも自分のこと誰より知ってるから言えるんだけど、絶対最終回まで見るドラマだわこれ。

私はこういうガバガバ脚本ドラマが大好きなんだよ。

 

一番気になったかもしれない、人生何周目?みたいな子供のちぐはぐさの原因を考えたんだけど、多分「母さんを殺したのか!」と発砲させるシーン(ちょっと大人びたシーン)が描きたかったのと、母親の背中を見送る・帰ってきた母親の前で狸寝入りするシーン(幼い子供ならではのシーン)が描きたかったのと、擬似親子という関係性(料理もできない男が共同生活で不器用ながらに頑張る=料理が簡単にできる年齢ではいけない)が描きたかったのと、すべてをあの小さな体に押し付けてしまったからじゃないかと思った。

っていうか、それならべつに中学生設定でも良くない?

でも擬似家族はめちゃくちゃ好きなんだよね。期待しちゃう。

 

  • 記憶を失った状態で自分の無実を証明するというのは結構面白い。色々な工作(フェイク動画とか)が後からバレたらめちゃくちゃまずい(工作=犯人)から、それだけちょっとヒヤヒヤするけど。

 

  • ↑設定がよくて、擬似親子も好きだからこそ、シーンとシーンのつなぎ、感情の流れが雑だなと思う。

 

  • まあ、まだこれからだよね!あなたの番ですも5話くらいから面白かった気がするし。ただ、3年A組の半年後の世界である意味はなんだろう?とは思う。勿論これから出てくるかもしれないけど。脚本家の身内ネタか、そうでなきゃ見ないような中高生に見てもらうためか?

 

  • ↑世紀末みたいな本庁捜査一課なのに、3年A組の椎名桔平が問題児のような扱いを受けていたのが謎。3年A組という自分で書いた脚本の間の設定の辻褄が合わせられないのに時系列とかちゃんと描けるんだろうか。

 

  • 世紀末みたいな捜査会議も、荒れる会議、意に介さず化粧する肝がすわった女、威嚇射撃で黙らせる公安っていう要素が描きたかっただけという感じがするから視聴者だけ置いてけぼりなんだよなあ。脚本家は楽しいんだろうな。全体的に、思いついたいいセリフといいセリフを並べて、その間を後から埋めているから、説教が上滑りして、どういう経緯でこの感情になったのか?が伝わってこない。この説教は泣きポイントなのか!?と思った。

 

  • 便利な組織を使っている印象。

 

  • ↑ガバガバ脚本の原因の一端を見た気がする。

 

  • でも、最初から時系列のドラマも面白くないんだろうな。難しい。

 

  • 子供がめちゃくちゃ悲しい。

 

 

  • でも子役の演技は不安だった。

 

 

  • ちょっと、ケイゾクの真山さん思い出した。柴田みたいな、女じゃなく、小さな子供のために「死にたくなくなる」ようなことがあったら、アツイね。擬似家族のいいところ。

 

 

 

 

今後ありそうだなと思う展開

  • 一番辛いやつ。ありそうだな〜。

 

  • 夏帆の事情が本筋に関わってくるんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

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俺の話は長い第1話感想〜「俺を反面教師にしろ」と振る舞っているようにも見える〜

主観による評価

★★★★★

 

 

個人的には今のところ見た中でNo.1の第1話。土曜日の夜にちょうど良い。

世界を変えるわけでもなく、愛で何かを解決するわけでもない。

ゆるく見ていて、たまにその屁理屈に「何言ってんだお前」「腹立つけど言ってることは間違ってない気もしてくる」と思えてクスッとして、「なんか正しい気がしてきた…」「こんな考え方できたら楽しいだろうな…」と何故かいつのまにか毒されてくるような。

家族の力さえあればどんなことでも乗り越えられる!という御涙頂戴タイプの話が悪いわけではないが、「LONG TALK〜長い愛の話〜」とかやっちゃうと山崎貴かってなっちゃうからね。

逆に家族の力なんてアホらしい、クソ喰らえ毒親、全てをぶっ壊せ!という脚本家の思想に合わなければ見ていられないようなイデオロギーでも土曜日は疲れてしまう。

前クールのボイスがつまらなかったわけではないけれど、この第1話を見て、こういうほっとするドラマを土曜日夜に、嵐にしやがれの後に求めていたんだなと気付かされた。

 

プラスポイント

  • 情けない夫に安田顕が、キツめの姉に小池栄子が、他も皆ハマり役すぎる
  • 屁理屈が、「ニートが言うな!」「まともか!」と、毎回クスッとできるもの
  • 母親へのモヤモヤあるある(自分のものには愛着があるのに他人のものを捨てることに無神経、とか)

 

あの理屈が面白かったということよりは今回は全体の雰囲気に和んだな、荒唐無稽な理屈に爆笑するんじゃなくクスッとするのって気楽でいいな、と思わされる穏やかな1時間だったということを伝えたかったから、あまりダラダラとは書かず、細かく楽しかった点を書いて終わりにする。

 

  • 名は体を表すというか、まさにタイトル通りだった。

 

  • 名古屋への突然の流れ弾。

 

  • すき焼きは食べてみたら意外と美味しいし、学校も行ってみたら意外と楽かもしれない。屁理屈だし働こうとしないけど、家族のこと大切にしているんだなあと思った。反面教師みたくして姪に最終的に着火していたしね。赤ちゃんの時から見ているであろう姪のことも、姉に虐げられている義兄のことも、とても気にかけている。そして姉のことも嫌っているわけではない。

 

  • ↑ドラマって、白か黒かをはっきりさせたがるというか、そんな言い方するなんて姉のこと嫌いなんじゃない?嫌いなところがあるならその人のこと嫌いなんじゃない?みたいな、極端な意見に走りがち(そう視聴者に誤解されがち)なことが多い気がするけど、人間そう簡単に白黒つけられるわけでもないという、絶妙な人間臭さをバランスよく描けている気がした。喧嘩するから姉のこと嫌いなわけでもないけど、嫌いなところがないわけでもない。友達だって、嫌いなところが一つあるから友達じゃないってこともないし、嫌いなところが一つもない良い人だから友達になれるってことでもないから。そういうバランス。

 

  • そういう意味では、晴美も継父のこと嫌いなわけではないんじゃないかな、と思う。

 

  • 賞賛でも撲滅でもないあたりのバランスも良い。

 

  • 姉は弟に怒っていたが、多分あの理不尽な姉とやり合うために口達者になったんだと思う。

 

  • イケメンなのにイケメン感がない。前クールの重岡大毅もそんな感じだったね。

 

 

 

 

 

 

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同期のサクラ第1話感想〜スカッとカホコ〜

主観による評価

★★★☆☆

 

 

プラスポイント

  • 橋本愛がめちゃくちゃいい
  • 真剣佑の胡散臭さがいい
  • 岡山天音の冴えない感じがあそこにいるのがいい
  • ゴールが最初に示されているから、「ここから信頼を得ていくんだな」と過程を楽しむ気持ちになれる

 

マイナスポイント

  • いつ怒られる?いつ台無しになる?と気が気じゃない
  • 周りが見えていない行動が重なるとそのうち怒られそうでハラハラする(怒られたし)(共感性羞恥)

 

 

遊川脚本って、カホコ、アタル、サクラと、忌憚のない意見を述べるタイプの人間が苦しみや規範や「こうあるべき」に縛られた人間を解放するみたいな、正直で空気読めない奴最高!なスカッとジャパン系が続いている気がする。(カホコは好きだよ。)

まあ、いいんだけど。

 

私自身、仕事(みんなと何かをすること)においては自我が強いというか、自分の意見が通らないと機嫌は悪くなるし、納得いかない展開だと意見をして場を静まらせてしまうこともある。

でも、そういうことをする人が正しいわけじゃないでしょう。そんな奴らばかりだったらどうなると思う?

常にその場の雰囲気を見て、「今求められるそこそこのレベルのもの」を求める人「も」いるから、自我を出す人ばかりで場が崩壊しないんだと思う。

同じリクルートスーツ着て同じ髪型して同じ面接する人のことを量産型と言う人たちがいるけれど(これはこれで思考停止の批判だと思う)、じゃあ誰も協調性を持たずにみんなが個性を常に出していることがいいんだろうか。自由な人が礼賛され続けることが正しいんだろうか。

オフィスで音楽を大音量でかける個性的な人の隣の席の人は苦しんでしまうんじゃないか、アロマを焚いてリラックスしながら仕事をしたい個性の人の周囲の人は苦しんでしまうんじゃないか。

周囲に人がいることを前提とした、制限の中での自由・制限の中で発揮する個性というのも大切だと思う。

あと、ドラマでは、何事も白黒はっきりさせることが多いけど、現実では明らかに一方が悪い喧嘩でもどちらにも「感情」があるからと、どちらが悪いか決めずに終わることも多い。

たとえばこれは経費で落ちません!では、どちらも少しずつ損をするというか、スカッとしたー!とは思えない、モヤモヤが残る終わり方が多かった。現実はこちらだろう。みんな妥協して、喧嘩両成敗、いい塩梅で終わらせる。それもまた何かを継続するためには必要なことだろう。

でもそういう塩梅がわからない人の話を描けるのはドラマならではのいいところだと思う。

 

ドラマでは、個性に振り回されることも面白い。

破天荒な検事に振り回されるけど少しずつ認めていく(HERO)とか、意味不明な行動が全て意味があった(99.9)とか。

でも、それと同時に、真面目でルールを守る人が間違っているわけじゃないことは描いて欲しいと思う。そういう人たちが周りを守っているから個性を発揮できるんだから。

破天荒な人に憧れるだけじゃない、そのあたりのバランスが取れているドラマだといいなと思った。

 

 

  • うまくやっていこうとする気持ちが一番にあるとはいえ、最初から「空気読めよ!」じゃなく「マイペースだね」とサクラを表現する同期も根はいい奴らだなと思う。

 

  • 百合感あったな、橋本愛…。

 

  • どんなに笑顔でも上辺だけって感じが良かった。橋本愛マジで良いな。

 

  • 対荷重求められたのは結果論なんだよなあ。もちろんみんなサクラの言うこと聞くべきだったんだけど、そんなもん後からいくらでも言えるし、そもそも他の班が対荷重求められていたようには思えん(笑)

    でも、こだわったからサクラの班が一位…ってならなくて良かった。バランス取って描いてくれそうだなと思った。

 

  • いろいろ。

     

 

 

 

 

 

 

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まだ結婚できない男第1話感想〜結婚したのか…オレ以外の奴と〜

主観による評価

★★★★☆

クッッッッッソ辛い…。

でも超面白い…。悔しいビクンビクン。

 

プラスポイント

  • おひとりさまっぷりが相変わらず最高
  • 前作の空気感をめちゃくちゃ大切にしているのが伝わる(コンビニとか)
  • それでいて、出会ったばかりの稲森いずみを気にかけるような人間的成長もある
  • 深いメッセージもある(セカンドステージのスピーチ、感動した)

 

マイナスポイント

  • 人間関係の一新とインタビューにはあったが、キャストを変えただけに見える
  • 夏美先生が出てこない
  • 夏美先生が結婚したかどうかを確定しない

 

 

夏美先生の結婚疑惑を出すなら、もういっそ一思いに殺して欲しかった。

人違いかもしれないという可能性を残したままだし桑野も気にしていなさそうだし、こんなに中途半端なら夏美先生の話は出さなくてもよかったのでは。

(続編決定時の様子はこちら。)

正直、絶対に結婚していてほしかったわけではなかったが、今になって破局を知らされるのはさすがに辛い。

 

 

…と、まあ、夏美先生の話はこれくらいにしておいて。

13年経って、世間でもおひとりさまが「見えてきた」ことはだいぶ大きいなと感じる。

13年前わたしは完全に子供だったから、13年前から大人だった人たちと認識の違いはあるかもしれないが、おひとりさまは目を背けられていたように思う。親戚の独身のおじさんは今よりも冷たい目で見られていた。

13年前は、浮いた男性だった桑野さんは、今やマジョリティではないにせよ絶滅危惧種でもない。

一人でも楽しく生きていけることが13年前よりも知られてきているからこそ、桑野さんは「結婚できない男」と同じ描き方をするわけにいかないだろうし、だからと言って結婚に執着させるわけにもいかないだろう。

どんな風に描かれていくんだろうと思ったけど、その答えが最後のスピーチに少し現れていたように思う。

結婚してもしなくても、人生はずっと同じ色じゃない。子供がいてもいなくても、結婚してもしなくても、誰かと住んでも一人で住んでも、ずっと同じじゃない。必ず次の段階がある。

桑野さんはそれを家を通して見つめている。目的と手段が合致している人だなと感心する。誰もがあのような一貫性を持って生きられるわけじゃないから。

 

結婚してもしなくても、次の段階はあるし、そして誰とも関わらず生きていくことなどできない。

影響を相互に与える誰かがそばにいると、もしかすると「独身のセカンドステージ」ではなく「既婚者のセカンドステージ」が訪れるかもしれないし、逆もあるかもしれない。

流されるようで、流されない。でも絶対に変化していく。桑野さんも不変じゃない。

 

流転していく彼の運命を3ヶ月間楽しみたい。

 

 

 

 

 

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ヤフーニュースの某記事、わたしのツイート見たとしか思えなかった(自意識過剰)。

シャーロック アントールドストーリーズ第1話感想〜パセリ!バター!松本まりか!〜

主観による評価

★★★☆☆

最初の方は、つまらないわけじゃないけどなんとなくテンポが悪いかなと思いながら見ていたんだけど、松本まりかの本領発揮あたりからは目が離せなかった。

しかしゲストキャラの松本まりかの濃厚さで乗り切っていては次回どうするんだ!と思ったら次回はちょっとアイリーンアドラーっぽい菅野美穂これは勝ったな…(何に?)。

※アイリーンはシャーロックホームズが一目置いている女性。

 

プラスポイント

  • おディーンの歌(モンテ・クリスト伯の呪いにかけられている人間の言うことなので間に受けないで)
  • 顔がいい
  • 日記帳の語り(個人の好み)
  • OPの入り方が死ぬほどかっこいい
  • 風見鶏のようなレストレード警部(佐々木蔵之介)
  • 勧善懲悪を目的としないシャーロックホームズ

 

マイナスポイント

  • 全体的に滑舌が悪いのか音声が小さいのか聞き取りにくいことが多い
  • 草の者のキャスティングが嫌い(個人の感想)

 

最初は「バター!パセリ!」のシャドウボクシングに、「なんだこれ?」と思っていた。意味のわからない演出を入れるなと思っていた。

しかし、「なんだこれ」「意味わからん演出」と思った、散りばめられたシーンを最後にちゃんと回収してくれるのはめちゃくちゃ気持ちがいい。

意味のないシーンが一つもないドラマを作るつもりなんだろうか。

しかも、その全てがさりげない。利き手の確認など、「ん?」と思う表情の描写さえなかった。

日常に埋もれるような動作が後で意味を持つのは伏線回収として本当に良い。

 

とにかく、シャーロキアンからの評判はあまり悪くなさそうで良かった。(私はシャーロキアンではない。)貴族探偵のときと同じ気持ちになった。原作ファンに受け入れられることが一番難しいから。

基本的にドラマ化やアニメ化はファン向けのものではなく新規顧客を掴むためのもの。つまり原作ファンに受け入れられる必要は本来はない。

でも、むしろ、こういうどう考えても原作ファンにしか気づけない小ネタを入れてくるということは、シャーロックホームズに興味を持たせることと、シャーロックホームズを愛する人を楽しませることを両立するつもりなんじゃないか。めちゃくちゃ良いな。信用できる。

多分原作ファンが制作側にいる。原作ファンが作っているのは、それだけで救いになる気がする。とにかく世界的名作だからね。

 

急に差し込まれる淫靡な化粧シーンなどの演出を考えると、あまり常に気を張って考えながら見るものでもなさそう。

最後の回収を楽しみにしながら差し込まれる小ネタや風見鶏な警部、常に先を読んだシャーロックの行動、それに振り回されるワトソンを楽しみたい。

ぼんやり見てたのに最後の最後にうわー!あれああいう意味かー!って裏切られる方が絶対に楽しいドラマだと思う。

 

 

細々とした感想

  • これいつもハラハラしちゃうんだけど誰かわかってくれる?

 

 

  • 子供の面倒を見るシャーロックホームズはだいぶ動揺した。(証拠を探すためとはいえ。)

 

  • ここ、すごい良かった。犯人逮捕が目的じゃない。犯人逮捕を目的としない酔狂な人物であることを端的に示した。犯人が目の前で死んでも引きずらなそう。若宮は引きずりそう。

 

  • めちゃくちゃ切なかった。パパだけ注文できないくらい貧乏だったのかと思ったら、そうじゃなくて最後に娘の顔を見に来ていた。学校に行けなくなると落ち込む娘のために最後の優しいパパを見せた。今期最初からこんなに切ないシーンを見ることになるとは…。

 

  • 風見鶏で、シャーロックの推理を全面的に信用するノーストレスな刑事、良い。

 

  • なんで協力したのかよくわからなかったんだけど、目の前で湯呑み割られて自作自演されているし、そもそも合格の経緯もバレているから怪しんでいたんだなあ。

 

  • 茶店の外にいる時、なんで怒られたのかわからない。…と思ったけど、よく考えたら多分若宮のヘルメットを勝手に装着していたんだな。

 

  • 最後、書類を捨てられても、「あーっ!」とも「何しやがる!」とも言わず慌てず、ものすごく当たり前のように仕返しするのが食えないシャーロックホームズ感があってすごく良かった。わちゃわちゃ凸凹男性バディものではなくシャーロックホームズなのだから。

 

  • 今後はディーン様の英語力も発揮されるんだろうな。サンキューベリマッチソーハッピー(棒)。

 

 

  • バイオリンによるサイレンの音何!?!?!?G線上のあなたと私への宣戦布告か?

 

  • 熱い熱い言いながら推理に参加する若宮面白すぎるから。

 

 

 

 

 

 

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監察医朝顔特別編感想〜視聴者に負担のない総集編〜

主観による評価

★★★★☆

来週は桑原くんが断られ続けた半年間の記録を放送してくれるんですよね!?

…という冗談はさておき。

ラジエーションハウスでよっぽど批判されたのかな…と思ってしまうレベルで、新撮シーンと回想シーンのバランスが改善されていた。

 

というより、インタビュー記事を読むと、そもそも本編に入れられなかったシーンが多かったようだった。

東北での震災関連のシーンは、そもそもかなり長く撮影していたらしい。

回想シーンとして挿し込むためにかなりのシーンをカットしており、それらの未公開シーンを見せられるということが記事に書いてあった。

だから、視聴者に新鮮に提示できる見ていないシーンのストックがそもそもラジハとは違ったんだろう。

 

それにしても、回想シーンにたまに現在のシーン(どう見てもセットな飛行機のシーン)がさしこまれるだけだったラジエーションハウスと比較すると、新撮シーンの合間に「登場人物の自慢話」として少しだけ挟まれる事件の回想(しかもシーンの長さに緩急がある)、人間関係の回想(うまく切り貼りしてあり退屈しない)、そして震災関連の未公開シーンを連続して公開することで飽きさせない工夫がなされていた。

特に、桑原くんとのシーンは、途中からつぐみが参戦して家族の物語になったことで、この二人は普通の恋人同士だったということを忘れていたから、懐かしい気持ちで見られた。

 

まあつぐみとじいじの1日のシーンはもっとあっても良かったけど。

回想ばかりで退屈するとでも思ったのかホットケーキ食わせやがって…めっちゃかわいいやないか!もっと見せろ!あれだけじゃお腹いっぱいにならんだろ!

 

どうせ総集編で視聴率を上げるつもりなんだろと思いながら見た分本当に楽しめた。

そして最後、つぐみの微笑ましい映像で終わらず、朝顔の講義で締めくくった。

このドラマの根底にあったのは、ホームドラマの要素ではなく、あくまで監察医へのリスペクトだった。

 

我々視聴者は、桑原くんの優しさやつぐみの可愛さに癒されて、ドラマとして楽しんでいた部分も大きい。

でも、最終回の遺体安置所の設置はもちろん、ガスが発生した時は個人が区別できなくなるようなガスマスクをつけて解剖すること、他にも地味な作業を重ねるだけのこともあること、監察医とはどういう仕事か、「解剖した」という短い言葉の奥にどれだけの人たちの力があったか、それを毎話丁寧に描いたドラマの締めくくりとして、あの講義シーンにしたのは、解剖医を人々に広く知らしめらるという目的に則した選択だったと思う。

暖かいドラマだったね、楽しかったね、で終わらせない。

 

私たちがドラマを見終わって、監察医朝顔のことを少しずつ忘れていっても、今日もどこかの病院で、誰かが誰かを解剖している。

ニュースでアナウンサーが口にする1秒にも満たない死因、その裏に必ずいるこの人たちのことをその度思い出したい。

 

 

 

あとは色々と感想。

  • ラジエーションハウスは面白かったけど、特別編をやる必要のある題材・人間関係じゃなかったんだなと思った。(杏ちゃんとの関係を進めるつもりがないなら。)

  • 回想の入れ方が自慢話というのが面白かった。そういえば途中で検視官交代したもんね。
  • 人間関係において大事なシーン、そして最終回見終わってから見るとより感慨深いシーンは長めだったのが良かった。

 

  • つぐみが可愛い。知ってたけど、スタッフ、新しいシーン撮影してくれてありがとう。
  • じいじのホットケーキの腕をわざとらしく褒めるつぐみ可愛い。
  • 一度「違う!」と言わせたい気持ちめちゃくちゃわかるよじいじ。私も甥や姪に「私がイチゴ食べちゃお〜」とかわざとらしく言って「やだ!ダメ!私が食べるの!」って言わせたいもんな。なぜ大人はあんなことをしてしまうんだろう。反応が可愛いからなんだろうな。
  • 「完全に役をものにしてます」マジで思ってるんだろうな、パパ…(笑)パパのご飯の方が好きって言われて嬉しそうだった。
  • ホームビデオめちゃくちゃ良かったなあ。カメラワークが素人そのものでwいいエンディング映像だった。ホームビデオ風にしましょうって言ったスタッフ、褒めたい。
  • 名女優さんでした。

 

  • 馴れ初めもっと描けや!
  • えっあれだけ…いや嬉しいけど!半年のアタックとか!付き合いたての初々しい感じとか!見たかったよ〜〜おいおいおい😭f:id:tonsemgarden:20191001075922j:image半年間が見たいオタクたち…。
  • 桑原くん、制服似合うなあ(笑)
  • 虐待された子供を思ってボロボロに泣く桑原くん、根っからの善人だなあ。桑原くんと朝顔の関係性が最初から同じで笑った。(朝顔が仕方ないなあ…となる感じ。)
  • 茶子先生…カップリングおばさんやないか…。
  • あのプロポーズをつぐみに話すんだなあ。にこにこしちゃうな。「パパはね、もんじゃ焼き屋でね…」
  • f:id:tonsemgarden:20191001081551j:image(鍵垢フォロワー)マジで非実在系夫最高。
  • 最初から最後まで朝顔のこと大好きだな。トッポかよ。

 

  • 回想と現在の比率がいいのはもちろんなんだけど、本編では入れにくかったのかあまり見られなかったコメディ感が随所にあって良かった。(元々笑いどころはあったけどね。)
  • 朝顔の「教えてください、お願いします」を真似しないでwwwww
  • ただののりたまで笑っちゃった。

 

  • 第1話?第2話?で朝顔が泣きながらおにぎりを食べたシーンの意味が、未公開シーンの公開によって判明するの、伏線回収感がある。どうしてあのとき泣いたのか、東北でのすべてのシーンを見た今ならわかる。
  • 生きている人は食べなければならない。どんなに悲しくても辛くてもお腹は空く。
  • 死んだ人を扱うこのドラマで、死んだ人と生きている人の明確な違いが「食べること」で表されているのはわかりやすくて残酷だなと感じた。死んだ人は蘇らない。生きている人は食べ続けるしかない。
  • 苦しんでおにぎりを食べたからこそ、家族でいられる間はみんな一緒に食卓を囲むんだろうな。
  • 震災のシーンはずっと泣いていた。あの一言が最後になるなど思っていなかった朝顔が辛い。どんどん憔悴していく様が見ていて悲しかった。上野樹里すごい。
  • 私も思い出して涙が出た。どんなに気をつけても、人は災害の前に無力だなあ。

 

  • このようなことを唐突に思った(笑)いや好きなドラマなんだけどね。朝顔の程よい協力関係が心地よかったんだよなあ。

 

 

 

 

 

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