つちや(仮)

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ラジエーションハウス第5話感想〜さすがにちょっとアンナチュラル〜

主観による評価

★★★☆☆

 

今回は、本人を助けるために病気を見つける話ではない。

亡くなった人は二度と甦らない。調べたって助かるわけではない。

ただ、遺族の心を救うためにその技術を使う。

 

第1話でこのような記事を書いたが、

ラジエーションハウス第1話感想〜アンナチュラルのこと忘れてた〜 - つちや(仮)

今回は流石にアンナチュラルを思い出した。

死者の死因を知ったところで、死者は甦らない。遺族に本当の意味で救いが訪れるわけではない。

それでも、死者の声なき声を、技術を使って掬い上げる。命を取り戻せなくとも、遺族の明日のために。

死者の死の時点で、遺族の時間が止まらないように。

唯織くんが、命は戻らないことを理解した上で、立ち止まってしまいそうな遺族のために技術を生かし、そして寄り添うような言葉を投げかけていて、目頭が熱くなった。

(本来は業務外だとは思うが…。)

 

虐待されている(ことを知っていたかは謎)友人に、父親と野球してみなよと諭すのは無神経な気もするが、子供なのだから、自分が努力でうまくいきそうなのだから、他の人だってきっと大丈夫だと思ってしまっても仕方ないと思う。

ただボタンを掛け違えた悲しい事件だった。

 

 

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