つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

監察医朝顔第6話感想〜「ジャムあるもん!」ないよ…〜

主観による評価

★★★☆☆

 

第1話からずっと、朝の家族の会話が大切にされている。それが本当に本当にありふれていて優しくて、こんな会話ができる日々が続くことが一番な幸せなんだなと思い知らされる。

ジャムにこだわってわがままを言う子供、ジャムじゃなくても美味しいよ!と平和に済ませようとする男親、そして「そんなに納得できないなら自分で確認しなさい!」と力技で示す女親。誰もがどこかで絶対に見た光景。でもドラマでは見たことない。こんな些細な日常の会話が長い時間見られるドラマってもったいなくて珍しくて贅沢だ。本当に好きだ。

 

事件自体はとても悲しかった。

子供にできることには限りがある。「お母さんを支える」という言葉が簡単に達成できないことだってわかっているけれど、それでも「ありがとう」と言われると助けているような気持ちになってしまう。

少年漫画だと闇堕ちからの冒険始まるやつ。(オレに…力を…!ってやつ。)

 

誰かがいなくても、愛する人が不在でも、人は意外と代替の幸せを得て平和に暮らすことができる。平さんも朝顔も、新たな家族を迎えて幸せに暮らしている。

でも、傷が癒えたわけじゃない。忘れたわけでもない。でももう会えないから、どこかで区切りをつけないといけない。

来週はかなり重い話になりそうだ。

 

 

 

実況中のツイート