つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

凪のお暇第8話感想〜見た目は大人!恋愛スキルは子供!〜

主観による評価

★★★★☆

↑記事タイトルはこれ(笑)

 

高橋一生の笑顔が素敵シリーズ更新された。なんだこれ〜可愛い…。

感情を表に出して、慎二が子供みたいになった途端高橋一生の顔色もめちゃくちゃ変わった。どの表情も、すごく子供っぽく見える。

何が違うのかわからないけど先週までと違うな〜と思う(子供の感想)。

 

本編の展開は、慎二ルート入った、というより、ゴンルートはないなと感じた。

慎二とよりを戻すか、どちらとも戻さないかの二択。

慎二と凪、どうして別れるしかなかったんだろうと考えながら見ていた。

↑の理由から、凪にも悪いところがなかったというわけではないと思うんだけど、凪はそれでも慎二を今からフラットに見ようとする器の大きさがある。

(凪のラッキーなところは、主人公が凪であるがゆえに、視聴者が、お暇前の凪について、人に同意するシーン、恋人のモラハラシーンなど、苦しんでいる姿しか見ていないこと。実際慎二は自分に興味がないことに傷ついていた…のかもしれない。)

慎二は、今回成長を見せたけれども、いい歳してツンデレモラハラ、周りには理解されていても当の本人には優しさを見せられなかったというこれまでの致命的なマイナスをどのように解決するんだろうか。

今回の終わり方から想像すると、

  • 両親とのご挨拶をせざるを得なくなる→慎二の家庭の問題を目の当たりにして同情するドラマ凪のお暇の最後の課題は慎二の家庭問題の解決と心の解放
  • 慎二も苦しみから色々な行動をしていて、あれはSOSだったのだと気づき、恋人だったのに興味を持たなくてごめんなさいと伝える

…とかだろうか。

理由があるからモラハラしても仕方ないということでは全くないと思うのだが、その辺りをどのように納得させてくれるのかはすごく楽しみ。

大好きだからツンデレしてもいいわけがない。本人に対してちゃんとストレートに優しい方がずっといい。その辺りの30代男性に許されるラインがどう描かれるんだろう。

ツンデレだったんだね」「愛し方がわからなかっただけなんだね」という安直な赦しの展開になるとは思えない。もっと丁寧で理論的な脚本だったから。

凪の優しさ、お暇感で誤魔化されていたが、意外と破れ鍋に綴じ蓋カップルだったんだろうなと思う。感情の栓がゆるんだ慎二を見ていると尚更。

誰もが、きっかけさえあれば優しくなれるのかもしれない、とも思った。

※ちなみに、モラハラされた方も悪いということではない。凪の、他人への興味のなさが悪いところであるということは、慎二にモラハラされても構わないということには絶対に繋がらない。凪の悪いところはそれで独立している。

 

「両親とのご挨拶をせざるを得なくなる→慎二の家庭の問題を目の当たりにして同情する→ドラマ凪のお暇の最後の課題は慎二の家庭問題の解決と心の解放」と↑で書いたが、負けるつもり・いつも通りのその場しのぎをしに会いに行くなら行くなって言ったのに、最後ごまかし(その場しのぎ)に協力してあげるあたり、やはり慎二と凪の親の問題に深く関わる最終章になるんだろう。

親に対して、スカッとジャパンをすることは簡単かもしれないが、どんなに切りたくても切れないことも慎二はよくわかっているから加勢してしまったんだろう。(それがさらなる大騒動になるわけだが。)

 

同意する人生への疲れ、親との確執、我々が抱えがちな問題に、役割を果たせるキャストで深く切り込んでいく。

最後まで楽しみ。

 

 

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