「やれること」と、「やりたいこと」。
どちらを「すべき」かなんて、人に決められることじゃない。
でも、能力のある人や、権利のある人を見ると、頑張れって言ったり、期待したくなったりするのも、仕方ないのかな。
前回の感想
主観による評価
★★★☆☆
今の女性は仕事も家庭も両立「しないと」って言うけど、別に権利があるからって必ず使わなきゃいけないわけじゃないんだよなあ。新しい価値観は素晴らしいけど、押し出されるように昔の価値観が選択肢から消えるわけじゃないのに… #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
先週のメイの「どうして家政夫に」という疑問も同じで、人はどうしても、「できる」ならした方がいいって考えてしまうんだろうな。
他に選択肢があるのに何故?って。
三菱商事にもトヨタ自動車にも内定が出たのに地元の中小企業にするの?
ピアノがこんなに上手なのにテニスをするの?
勉強がこんなにできるのに大学に行かないの?
何色を好きになってもいいのにピンクがいいの?
男性で他の仕事もあるのになぜ家事なんて仕事にするの?
女性が働ける時代なのにどうして働かずに家庭に入ろうとするの?
共働きできるなら共働きすべきじゃないの?
形や性別が違えど、こういう正解のない「すべき」で苦しんでいる人は結構いるんじゃないだろうか。
男でも女でも関係ない。明確な言葉で否定されるわけじゃなくても、なんとなく今と違う仕事・今と違う自分を望まれていることが伝わってくる辛さ。この人は、今の自分では満足してくれていないという、プレッシャー。
もしくは、自分自身が変わりたい時でも、今のままでいてほしいという気待ちが伝わってくる申し訳なさ。
支店長は、「能力があるなら上に行くべき」と考えている人なんだなあ。お母さんと同じように、権利があるなら行使すべきという人。他の仕事もできるなら家政夫なんかやらなくてもいい。やればできるならやれ。そんなの他人が決めることじゃないのにね。 #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
やれることじゃなく、やりたいことをやりたいね #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
共働きの権利があったって、専業主婦になっていい。男だって、家事を仕事にしていい。
新しい権利や新しい選択肢は、従来の選択肢を押しのけて増えるわけじゃない。
選択肢が増えたとき、従来の選択肢は、選んじゃいけないものになるわけじゃない。
昔ながらの選択肢も、これからの選択肢も、等しく目の前にあるはずだ。
重要なのは、現実では、スカッとジャパンのように白黒つけられるわけではないということ。
最近は、特に、ハケンの品格のような白黒つけるドラマより、曖昧な落とし所を見つけるドラマが増えているように思う。まるで現実のように。
パッと思いつくだけでも、「これは経費で落ちません!」「わたし、定時で帰ります。」あたり。
人と人との間の摩擦は、どちらかを懲らしめることで終わるわけじゃない。
だから、メイとお母さん、メイと支店長の価値観の摩擦も、どちらが悪いというわけでもないし、悪者を決めないと終われないわけでもない。
でも、押し付けられたメイは苦しんでいる。
そこに対して、「でもお母さんも悪くないよ?」「お母さんもあなたのこと思ってくれたんだよ?」と言うのは暴力だと思う。
じゃあ、この摩擦はどう落とし所を見つけるんだろう?
それがどう描かれるのかがとても気になる。
今も、至る所で、家を出たくなるくらい価値観の違いに苦しんでいる人もいれば、そこまでではないけど親と価値観が合わないなあと困っている人もいるだろう。
そういう人たちのための、一つの解答になるんじゃないかと楽しみにしている。
しかし、妹は、素直に姉思いで素敵だな。ちょっと強引だけど(笑)
メイは「やればできるならやらなきゃ」という呪いにかけられているから、妹のような「普通の幸せ」を素直に求められない。お母さんの期待通りでありたいから。
お母さんの期待通りに成長できなかった妹だからこそ、その呪いを物ともせず、メイに「こっちの幸せもいいんだよ」って柔らかく教えてあげられるんだろう。
メイも、本当はそういう普通の幸せが欲しかったから、別に押し付けではないと思うけどなあ。そんなものは幸せではない!って言うお母さんが押し付けてるんだよ。 #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
今回、1dayの家事を頼んだから、今後もなし崩し的にお願いすることが増えるんじゃないかな?
「1人でできるなら1人でやる」と、助けを求められないメイに、「誰かを頼っていい」という価値観を少しずつ教えてくれる。
1回だけ頼もう。もう一度頼もう。もう一度…あれ?誰かに頼るって楽じゃない?
そうやって気付けるきっかけを与えたのは、紛れもなく妹だと思う。
呪いの崩れていく音がしている気がした。
総じて言えば、今回もいい話だった!
ただ、別にナギサさんのことそんなに隠さなくてよくない…?とは思った(笑)
掃除してないのがバレるのは嫌なのはわかるよ!怒られるし!
ただ、「妹が誕生日プレゼントとして掃除サービスを贈ってくれた!誕生日くらいゆっくりしてって」と誤魔化すくらいできたのでは…?
お母さんが妹を勘当したからって、メイも会ってないふりしてるのかな?
当て馬の星の下に生まれた瀬戸康史
これは瀬戸康史が惚れちゃって振られるやつやん #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
なんで隠してたんですか?っていうやつ https://t.co/wq2Et8LuHX
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
田所、器が広すぎるんだわ…仕事で成果を出したい、認められたいメイにとっては「ライバル」だね #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
あんなやつ!は恋愛のはじまりとしてお決まりだよなあ でも安心感はナギサさんなんだなあ🤔 https://t.co/NBPsFyyb7E
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
胸が痛えよ 瀬戸康史は当て馬の星の下に生まれた https://t.co/dq834NCEpy
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
「俺は向き合いたい人にはいつも真剣なだけですよ」第3話でそんなこと言う男はな…振られるんやッッッッッッッッ!!!!!!、!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やめろ!!!!!!!田所!!!!!!!!!!!! #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
やなやつ!からの敬意とトキメキはラブコメの定石なんだけどなぜこんなに当て馬の臭いが強いんだ瀬戸康史!!!!!
それはお前が瀬戸康史やからやー!!!!!!!!頑張れよ!!!!!!!!
おじさんの過去によっては…アリやぞ!!!!!オイッ!!!!!!!
その他
多部ちゃんの服がかわいい!!!!!わた定の吉高由里子もそうだったんだけど、TBSの働く女性!の服装、いつもいいわ! #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
毎回すごくかわいい!稼いでる女性がちゃんとお金かけてる感じがする。
わかる ドラマの母親は大体約束と異なる行動を取る(勝手に宿泊)(勝手に掃除) https://t.co/XOlf1km8gV
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
「なぜドラマに登場する母親は約束の時間より早く現れるのか(土屋,2020)」
追記:逃げ恥とわたナギ
(もう少し綺麗に撮影しなさいよ…)
なんとなく感じてたことが言語化されていてすごい(小並感)むしろ、逃げ恥でもフォローできなかった(最終回ラストダーツで触れるにとどまった)男性が家事を仕事にすることが前提なんですよね。みくりの父親は、うちの娘は家事できるし仕事ないからって斡旋しましたけど、男ならしてないでしょうし。
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
イメージは画像くらいの感じです!笑 逃げ恥も大好きですけど、あの当時は超先進的だったあのドラマが、「そうでもなくて、わりと定型だったんだな」と思えるくらい、この数年で世間一般と違う幸せを描いたドラマが増えたのかな?と、わたナギを見てかなり強く思いました! pic.twitter.com/lI8OuLec2Z
— つちや (@twottyeah) 2020年7月15日
逃げ恥の再放送がやっていたのもあって、視聴中に逃げ恥を思い出すことが多い。
私は逃げ恥が大好きだし、あらゆる窮屈さや苦しみの解決策の一つを示す、素晴らしい社会派ラブコメだと思っている。
でも、わたナギはそれに引けを取らない、むしろさらに大きな視点で今の社会の問題を見ていると思う。
冒頭の図にも書いたけれど、逃げ恥では、どうしても、「(たとえ仕事としてお給料をもらっていても)家事の主体は女性」という常識を前提にせざるを得なかった。
ちなみに、最終回ラストのダーツシーンで、平匡さんの専業主夫の選択肢もあったから、意識していなかったわけではないと思う。
それでも、あのドラマでも拾いきれなかったものがあったんだ!と、わたナギを見ていて気付かされた。
そして、今思うと、逃げ恥も、「男女の婚姻」を一つの到達点として描いている点で、世間の常識を大きく逸脱できなかったんだろう。
それを契約として扱うとどうなるかをシミュレーションしているドラマだから仕方がない。逸脱しない範囲でしがらみからどう解放されるかを描いていたのだからあのドラマはあれが最適解だと思う。
これは悲しむことではなく、逃げ恥のあともたくさんのドラマが、多様な価値観を示し続けてきたということで、喜ぶべきことだと思っている。
実況中のツイート
大森南朋の怒られた犬フェイスがかわいいんだよな おじさんなのになあ #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
妹が誕生日プレゼントで今日くらいは楽にしてね!って家政夫呼んでくれたって言えばいいのになw #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
70点wwww #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
メイの家事なら満点ですけど家政夫としては落第ですね…
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
誕生日プレゼントとしてお掃除サービスプレゼント!って妹がプレゼントしてくれたって言えばいいじゃないの…と思うが、頭働かないのかな(笑) #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
多部未華子って声がいいんだよなあ… #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
あー、今日で最後だったのか… #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
お世話になっておりますと言うほどの仲ちゃうやろwwww #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
今朝!?!? #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
プロの仕事におじさんもおばさんも関係ない。 #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
失敗しない人間なんかいないんだからさ #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
いい職場だなあ。失敗した後どうするかを見てくれて、失敗から学べたことを褒める。頑張ろうと思えるいい職場だ。 #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
新人の話をしっかり聞いてあげるいい雰囲気だなあ。 #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
無口な時間をそんなに知らないから滅多に喋らないキャラがよくわかんないよwwww #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
女上司はちょっと怪しいですよねwwww
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
可愛い! #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
暇に見えてたわ… #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
おじさんと言うだけで、ビルを眺めることすら許されないのか… #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
ガラ空きですwwww #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
なんでここにいんの!?って態度じゃなくて、「どうしたんだろ?」になってるのが、態度の軟化を感じさせる #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
自分が頑張る後ろでお母さんが家事をしている安心感なのかな #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
家政婦の仕事も地域で求められるものが違う。子供の多い地域、お一人様が多い地域。どんな仕事も同じで、地域特有の満たされていないニーズ。 #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
ナギサさん詳しい?家事の仕事が他の職業でも適用されるということなのか、昔MRだったのか?
ええええええええ甘えようよおおおおお(だからお前は仕事ができないんだ) #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
勝負服! #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
まだこの先生にいくん!? #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
おお!同業他社の採用をやめろという方向性ではなく、併用してほしいと。いい折衷案だね。それなら悪い顔はしないよね。 #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
仕事の情報収集しろwwww #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
えっ!最近お別れなさったの〜? #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
隣の部屋でーす♡パパラッチされずに付き合えるよ♡ #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
コンビニとか寄られたら会っちゃわない? #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
社風が全然違うんだね #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
お母さん(おじさん) #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
お、そんなに嫌な奴じゃないってわかりましたか? #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
なんだこの連絡先交換のもだもだは… #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
おおおおおー!!!!! #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
散らかす天才だね(はい…) #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
妹は3年会ってないんだもんね #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
時間あってもやらないからこうなるんよ #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
あんなに隠したのにこんな形でバレてしまった #私の家政夫ナギサさん
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日
お母さんより仕事もできるし弁も立つと思うんですけど、でもお母さんには強く言えないんでしょうね…悲しい関係が、普段の友達の前でのメイとの違いからうかがえて悲しいです
— つちや (@twottyeah) 2020年7月14日