つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

未満警察ミッドナイトランナー第6話感想〜盗聴器持って突入されてたら終わってたな〜

退学見送られのプロの矜持を感じた。(嘘)

 

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★☆☆☆

 

今回気になったのは、冗長すぎたところ。

もうちょっと現在の捜査と主人公たちの状況を同時進行で扱ってスピーディーにやってほしかった。なかなか、話が進まないままだったな。

 

良かったところ。

カイくんをめっちゃ馬鹿にするシーン面白かった。カイくんにとっては間違いなく掘り起こされたくない恥ずかしい記憶であることを理解したうえで再現するジロちゃん、さては意地悪だな…まあ好きだが…(贔屓目)。

この、ほのぼのとしたくだりの平野紫耀中島健人、すごくすごく良くて、本当にもっと素敵な脚本でこの2人の演技が見たいなあ☺️と思った。

この2人に関係なく、ゲストや脇の演技力は本当に光っていて、素晴らしいと思う。なんとか見ることができているのは役者のおかげ。本当に。

 

あと、古本屋の本に挟まっていたのを見つけ出した執念はすごいと思った。

ゴミ袋から見つかる展開ってよく見るけど、そうじゃなくて新しいし、綺麗な形で残されている理由もわかるし、ゴミ袋から見つかったら「まだ処理してなかったんかい」ってなるけど、ある程度論理的に考えてありえなくない場所に証拠があったのは面白かった。

 

普通に考えたらここから退学させずに庇うルートに入れるとは思えないので、もはやどのような屁理屈で退学を回避できるように庇えるかがこのドラマで最も気になるポイントになっている。次は一体どんな理由で見逃してもらえるんだ…。

 

 

 

主観による文句

何度も言うけど私は推しが出るドラマは脚本に恵まれていて欲しかっただけなんです…。

 

切れ者のハードルが低い

もうね、とにかく、目的を先に置いて後から経緯を決めているんだろうけど、目的ばかりが先行して根拠が納得できないものになっているので、気になる気になる。カイくんを頭の回転が速い男として描くという目的のために、納得させる材料を全然揃えられていないと思う。というより、すべてジロちゃんという超絶バカと比較して「デキる」だけになってしまってる。

もっと上手く知性を描いてほしい。

今回だと、犯人たちの目的とか、死刑囚の子供たちであることとか、「少ない材料からこうやって推理するのか!」感が全くない。

マジでプロファイリングでもなんでもないのに、「プロファイリングできるカイすげえ!」みたいに描いてるのが本当に意味わからない。

前回の感想でも書いたけど、頭の良いキャラクターを描けるって、才能なんだなと気づかせてくれるドラマ。(皮肉だよ)

 

「警察」学校なのにセキュリティが甘い

びっくりした。

①侵入できる穴などがある・それを作った

ならそれセリフで教えて欲しかった。

②正面から入った

あのモロ出しの水鉄砲で?

警察学校でしょ?将来の国家の犬を養成するなんてと反感も買うだろうし、警察への恨みをまだ弱い学生で発散しようとする人もいるだろうし、っていうか正門結構厳重だったよね?

1話の中で、「厳重な正門」と「あからさまに怪しい水鉄砲を持った男が侵入できた」が矛盾していて頭が痛くなってきた。

 

監視カメラ見ない?

上の項目の続きでもあるんだけど、とりあえずまず監視カメラとか確認しない?

犯人何人かな。入ってきた不審者は?そういうの気にならないのかな?なんで国枝さん、すぐ騙された?

「ジロカイ及川も犯人側につく!」という意味で3人も加わって5人ということにしたというエモさを表したいんだとしても、それを嘘だと見破るだけの材料さえ探してなかったの、驚いた。

あと、水持ってきたやつが盗聴器持ってたら終わってたな、普通に。まあ、簡単に取り押さえられると思ってたからなんだろうけど…。なんか、国枝は2人程度だと理解したうえで命令してたような気がしたんだけど、気のせいかな。急に5人という情報に騙されるだけの理由があったんかな。

 

その他

なぜかのんびりしている。

もう少し隠せ。

新聞の一面の写真が、モザイクかけてるとはいえ地面から手が飛び出ているところって、やばすぎない?

 

 

 

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