つちや(仮)

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未満警察ミッドナイトランナー第10話(最終話)感想〜高性能ガラケー〜

ドラマ 2020春ドラマ 土曜日22:00

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★☆☆☆

 

真相自体は結構面白かった！

同期が犯人だったのもかなり驚いた。

 

まあ、せめて教官に娘が二人いることはもう少し早く示しておかないとノックスの十戒的にはよろしくなかったと思うが。伏線と後付けって別物だからね。

そこは釈然としない。情報が出揃っていないどころかどうしても前回までの情報ではたどり着けないのでミステリーとしてアンフェアだと思った。

娘が二人いたことをどこかで示していなかった以上、「橘が、同級生である片野坂の娘からもらった」という設定でもまかり通ってしまったから。

 

「この映像、どこで手に入れた？」「誰が撮ったんだろう？」これは最初に疑問に思って欲しかったなとは思った。でもちゃんと今回解消してくれたし、納得もできた。

フォロワーが、橘の身分がわからないうちから「9年前小学生なら今23歳ぐらいだね」と言っていて、気づく人ならちゃんと気づくんだなと思った。

 

全体を通して思ったのは、特に中島健人はこれからも色んな役を演じてほしいなということ。

演技いいなーと思った。

同じジャニーズだと山田涼介がそうだが、三枚目もできるイケメンというのは貴重だと思う。山田涼介の三枚目役はかなりいい。

でもケンティーはイケメンだから、きっと何を演じてもイケメンとして見られてしまうんだろうな。それが嫌ならジャニーズやめろってなっちゃうのかな？

ステージ上でのキラキラと、ドラマでの正当な俳優としての評価が両立できるようになるといいなあ。

平野紫耀は贔屓目でしか見られないのでなんとも言えない…すまない。

 

 

 

主観による文句

まず何より、次は推しが脚本に恵まれますように。

本当にそれだけ。ドラマそのものが評価されるようなもので活躍できますように。

 

以下の文句の共通点を探すと、「描きたいもの」という目的を達成することばかり考えて、途中にある矛盾に気づいていないところかな。

ドロドロにする目的のためによくわからないけど二人を転ばせるみたいなね。

 

真相は面白かったが、証拠の残し方はどうにかしろと思った。

ガラケーはあんなに長時間動画を撮れない。

あと、映像は普通最初から再生される。

目的はわかる。後から冒頭に気づかせるためだろう。見えたものを盲信せず、違和感を探す。すると動画が途中から始まっていることに気づき、新たなヒントが見つかる。

一部を見ていては気づかなかったことでも、全体を見れば他のものが見えてくるという面白さのために、動画を長くし、途中から再生される設定にしたんだろうけど意味がわからない。ドラマの展開のための機能すぎる。

目的しか見えていないから違和感に気づかなかったんだろうか。

 

あと、警察学校の学生たちの有能さを表現するために「警察が気づかなかったこと」を指摘するたび、柳田が相対的に無能になっていくのが辛かった。

目的の途中にある違和感に(略)

 

それと、タイミングよく花束持ってくる奴なに？あれ命日なの？そんな描写ないよね？命日でもなくランダムに花束持ってきた日にたまたま遭遇することある？

誰かしらの証言がないと話が進まないのは理解できる。でもそのシチュエーションが謎。証言者の用意の仕方が雑。

 

片野坂の身体調査は…まあ最初から飲んでたなら仕方ないかな。でもよくあのタイミングまで溶けなかったな。

 

脅しになってないよね？転がったゴム弾見えてるだろ？何をカッコつけてるんだ？

わかる、銃突きつけてる伊勢谷友介かっこいい。それ見せたかったんだよね。わかる。でも脅しにはなってなくない？

バレてる以上脅しにならないことは片野坂にもわかるのでは…。

 

あと教官に肩入れしすぎてなにも悪いことしてない殺された被害者のことを蔑ろにする奴、マジで警察にならない方がいいのでは。

及川教官は何を買っているんだ？

なんで殺人したのに、「法律ではダメだけどこの人には正義だったんだよ」のテンションなのかわからなかった。謎のハッピーエンドの空気。

 

そして、ジロカイの熱い言葉で感動的に終わらせようとしたこと自体はすごくわかる。

でも、人殺してるのに「教官に見届けてほしい」っておかしいだろ。

かける感動的な声として不適切だろ。

もっといい言葉あっただろ…。

 

 

 

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