前回の感想
主観による評価
★★☆☆☆
いやハリーウィンストンの石でっっっっっか。
マジか…さすが跡継ぎ…いやマジででけーな。
庶民の拙者、あのような開き方のプロポーズリングの箱を初めて見たでござる…。
(潤之介は奈未にそんな惚れてんのか…どういうところに…って未だに思っちゃうのは火曜22時に向いてないんだろうな…😂)
別れなくても何とかやりようはあったんじゃないか?って思っちゃったなあ。
だって、2人とも相談せずに報告しかしないんだもの。
2人で話し合えばいい方法が見つかったかもしれない。
もちろん見つからなかったかもしれないけど、そういうトライアンドエラーをしない2人だよね。
揉めなさが楽なのかもしれないけど、リオさんに優しい潤之介であってほしいとか、認めてあげる彼女でありたいとか、いい顔ばっかりしちゃってると思う。
最終的にリオに「このままだと傷つけるよ」と言われてあの結論に至ったんだろうけど、「やりたいことを我慢してそばにいたらあなたのことも傷つけるから」くらいのこと言った方が良かったんじゃないかな。
もちろん潤之介は言わなくてもわかってただろうけど。
そもそも潤之介も、「仕事のこととかいいの?ってことも含めてプロポーズした」って言うけど、それ言わなきゃ奈未に伝わるわけないし。
人間、言わなきゃわからんのよ。宮野明美も言ってるよ。(お前宮野明美のこと好きすぎだろ…。)
奈未も「好きだけど仕事もしたいから、両立できる道が探したい」とは提案しないし。
言葉の足りない2人なんだよね。ぬくもりを感じるシーンはそれはそれで可愛いんだけど、可愛い感情だけでは現実の距離の壁は超えられないよね…。
まあ金沢そんな遠くないけど…。
長野にサクサク行く描写があるのに金沢外国扱い?って突っ込まれてて笑った。本当にそう。北陸新幹線に乗れ。週末婚余裕でできる。
でも逆に、2人とも言葉が足りないだけで、話し合えば週末婚でも何でも方法が見つかったかもしれないという点では、最終回で数年時間が経てば2人とも少しは器用になれるかな?という希望にもなるよね。
再会した時、今見つけられなかった新たな選択肢があるといいよね。
…という切なくも希望がある別れからの中沢ーーーーーーー!!!!!
「どこまで当て馬ムーブ網羅できるかな?」を中沢でチャレンジするのはやめろ!!!!
もう十分だろ!!!!!!
中沢の足が映った瞬間流石に笑ったわ!ここまでやるか!GPSつけてたか!?
これで中沢に寄り道するのは流石にないよね?
たった1話で中沢と付き合って別れる?悪魔か?
〜数年後〜 に飛ぶなら付き合ってても違和感ない?数年付き合って別れるの?残酷か?
それとも「恋は別冊で」の副題の通り、中沢とも付き合わずに仕事を頑張って、潤之介との再会で未来を匂わせて終わるか?
個人的にはこれくらいがいいなと思ってるけど、火曜22時の枠だからね。2人の恋模様を純粋に楽しんでた人たちを裏切るわけがないのよ。
ナギサさんもしっかりくっつけた枠だよ?
「現実では恋愛に帰着しないのもありだよね」なんて考えはガン無視のドラマティック枠だよ、ここは。
正直、数年後に再会して、今より上手く仕事と恋を両立できるようになって結ばれる(北陸新幹線のホームで抱き合ってくるくる回りそう)としか思えないよ!!
それにしてもリオさんシンプルに怖くない?急にメッッッッッチャ「ジュンちゃんのこと知ってる」マウントとってくるじゃん。奈未怒っていいんだよ…。
でも正直、潤之介にはリオさんからのお願い自分で断って欲しかったな〜。
判断を奈未に任せないで…。「奈未ちゃんに言われたからやめるね」の体裁になるのすごく嫌だ。
優しいのは良いところでもあり悪いところでもあるよね。
このままだと家業継いだあと自分の秘書に「夫にDVされてて…」って泣いて相談されたら抱きしめて不倫しそうじゃない?そんなことない?はい…。
しかし潤之介も、最大のライバルが姉だとは思わなかっただろうね(笑)
麗子がヒントを与えなかったら奈未はきっと今頃金沢について行っていたよ。
このドラマ、仕事の描写は雑だけど、唯一奈未と編集長の関係性の変化だけは丁寧なんだよね。
段階を踏んで信頼され信頼していく過程が細かく描かれている。
編集長に惹かれていく理由はこれでもかというくらい作中に溢れていたから。
仕事の描写は…うーん…仕事と恋で迷うことに納得できるくらい仕事での成長が見たかったかな…。
やっぱり、周りの人の言葉による評価以外から奈未の成長が伝わってこなかったかなと思う。
ファッションはすごく変わったよ!これはスタイリストが本当にすごいと思う。
でも、和泉が強敵と評するほどの実績や伸び代があるとはちょっと思えなかった。
鈴木の仕事がそこまで成長してファッション誌の編集として有能になっているようにはあまり見えないのに、周りの言葉だけが認めている。
副社長の「本なら1人でいいけど雑誌は1人で作れない」という理屈も、奈未を引き止める暴論だと思う。本も1人では作れないですよ実際…。
高橋新編集長への態度も、顧問に反応する高校生か?と思った。
実際付録ないと買われないじゃん!
っていうか、あの世界ではそうじゃないんだな〜付録より雑誌の中身見る世界線なんだな〜って思ってんだよ。
でも、新編集長は付録をつけることを提案した。
急に「付録をつける=付録があると売れる」という現実世界と同じ理屈だと分かったら、今までの本棚の陳列が夢物語だったんだなと気づかされてしまった。
じゃあみんなビジネスのためのこと考えようよ。社会人じゃん。
売れるより好きなもの作りたいだけならサークル活動でいいじゃん。
廃版の危機に陥ったのに世界中に読者がいるのも本当かよ〜!!
こんなにぐちぐち言ってるけど、ここまで来たら数年後でもいいから潤之介と上手くいって欲しいし、中沢にはこれ以上傷ついて欲しくないよ。
ハッピーエンドが待ってますように!