つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

天国と地獄〜サイコな2人〜第4話感想〜2人はプリキュア〜

ドラマ 2021冬ドラマ 日曜日21:00

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★☆☆

 

日高と彩子が協力したら最強なの、皮肉だけど面白いなあ。魂の相方感、プリキュア感がある。(彩子は不服だろうけど…)

徹底して日高の代わりを務めるつもりのない根っからの正義マン彩子も良かったけど、「これ見逃したら、これっぽっちも私じゃなくなるでしょ」と覚悟決めた姿も良かった。

まあそもそも日高は指示されない殺しをする人間ではないっぽいので、証言者を殺すことはなかったんだろうけど。

彩子はずっと現状を受け入れずにウジウジしていて、記憶を失っても慕われる日高との差にイライラしてたけど、今回は彩子が「今の自分」のすべきことを見つけた回だったのでとても良かった。

 

日高の殺し(のルール)には謎が残る。

  • 日高が殺した決定的なシーンはない(が、現場にその時間いたので、証拠映像撮影や証拠隠滅係として同席していた？)
  • 次に何番の名前が指定されるかはわからない
  • ↑だが、あの漫画？のことは知っている(あの漫画でも主人公は指示されて殺している？)

殺してはいるけど黒幕ではないのか、殺してさえいないのかもわからない。

とにかく私としては、8番が指定されて八巻が殺されないことを祈るしかない…。

 

日高の正体もわからないなあ。

昔のエピソードからは、次々と体を入れ替えている説が濃厚な気がする。

  • 男性と致すことに違和感がないのは元が女性だから？
  • 日高の体は奄美大島出身ではない(子供の頃からあの店で家族で食事をしていた)
  • 優しいのは日高の器なのか、中身なのか

 

証言者の証言内容が的確とか、結構都合いいな〜とは思うけど、謎が面白くて毎週楽しみ。

もちろん主演二人の演技も。

↑うちの夫はこの有様。

高橋一生の、男のふりをする女の演技は意味がわからないけど本当にそう見えるんだよなあ…。

 

感想というより、メモのような記事になってしまった😅

謎が多かったから仕方ない。

 

 

 

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オー！マイ・ボス！恋は別冊で第4話感想〜この話数でキスしたら最終話まで恋は保たん〜

ドラマ 2021冬ドラマ 火曜日22:00

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★☆☆

 

4話でキスしてこのまま順風満帆二人は𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂エンドとはいかんのよ…。

これが8話ならあるいは…。

だが最終話までは保たん…！

幼馴染のことが忘れられん…！

ここから「俺は今は(奈未ちゃんが好き)」になれるんか？リオのこと好きだったけど時は進んだと言えるんか？

中沢に取られたくないって思えるんか？本当か？

奈未は潤之介の背中を押さずにズルくいられるんか？

でもたとえ告白されたとして奈未が遥との関係を捨ててまで中沢を好きになれるか？ここから？

つーか中沢は奈未のこと好きなの？スピンオフどうなってんの？

「私のことを好きな人」と幸せになるのは現実ではあり得るけどドラマでは「私の心が求める人」を選んでしまうもんだぞ？

なあ、新谷…。(もう新谷のことは忘れろ！)

 

誰とも結ばれないで、これからも編集長の片腕として生きていく！という終わり方が、「並」を選んで生きてきた平凡な女の子の新しい人生としては相応しいのかなあ。

恋をして誰かと結ばれることだけが「並」の人生を変える方法じゃないもんね。

奈未の人生において、恋は本誌じゃなく別冊で終わるのかもしれない。

(この別冊という言葉は、「おまけにすぎないけど蔑ろにするわけじゃない」という立ち位置かもしれないけど。)

 

まあでもあの道明寺状態の玉森を見てキスしない女いないと思うんだよね。(主語デカ！逮捕！)

恋を本誌にせざるを得ない展開だった。

本当にワンコみたい。玉森の醸し出すオーラがね…ありゃずるいわ。

あれで一途って…いやまあマジで一途な人はデコにチューなんかしないが…。

そりゃケンちゃんも、見せ場のためにクズにもなるわよ。

ジュリナ、アツシからのケンちゃんよ。

「俺の1番を2番にするとかありえないから」は完全に少女漫画の決め台詞だった。

 

恋愛も動き出したが、今回は奈未のファッションの変化が大きくてよかったなあ。

冒頭の「下手なコーディネート」も、一つ一つはそんなに悪くないアイテムだったり。(だからこそ「使う人間が悪い」ということがわかったり。)

先輩に借りた洋服は、確かに可愛いけれどちょっと似合わなかったり。

すっっっごい、視聴者からの見え方を意識して、上白石萌音に80点しか似合わないファッションを的確に選んでいる感じがして、すごいなと思う。

だからこそ、最後のシーン(タグがついてた服)みたいな、ちゃんと似合う服を選べるんだよね。

確実に垢抜け「つつある」ことを描写できてるってすごいなと思う。

垢抜けてますアピールしても説得力がないファッション描写って結構白けるから…。

あと、「俺バカだから分かんねーんだけどよ」的なことを言って的を射た発言する展開がないのが良いんだよね。

なぜなら、ダサい奴はたまたま選んだものもダサいから。

素人だからこその着眼点とか、そういうのファッションの分野ではあんまり役に立たないと思う。

ダサいやつがたまにオシャレな組み合わせ着てたら、それ多分マネキンと一式同じだから。(偏見!)

 

センスがないのに奈未が髪を整えたり、服がすこーーーーしだけスタイリッシュになったり、確かに成長してるのがいいんだよなあ。

突然オシャレにならない。突然ワンレンとかしない。

少しだけリップしようかな？少しだけアクセサリーつけようかな？この服の方が合わせやすいかな？

そうやって小さな意識から変わっていくという現実を感じさせるスタイルの変化が良かった。

 

一方で、よそで編集長の悪口を言うのは品がないなと思った。悪口の共有で場を和ませようとするな。

最終的に「芋羊羹を認めてくれた！」と言い返す展開のためとは言え、タクシーの中で悪口を言った時はギョッとした。

「隠れてこそこそ悪口言うような人、嫌い」って言われたら終わりなのに。

公私のコミュニケーションの様式を分けられないんだなと思った。

まあ、編集長が奈未を認めてるって言わないのも悪いけどな。

「芋羊羹を選んだあなたのセンスの勝ちよ」くらい…言ってあげなさいよ…。

それに比べてZEALの編集長はマジでいい奴…。

解説役として使われてるだけなんだけど、本当に親切。小物扱いされてるけど…。

 

 

 

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天国と地獄〜サイコな2人〜第3話感想〜溝端淳平(回想)は回避できそう〜

ドラマ 2021冬ドラマ 日曜日21:00

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★☆☆

 

私はサイコパスではないし、ドラマの見過ぎで短絡的なので、「日高(in望月)は八巻という邪魔者を殺すだろう」と思ってしまっていた。

でも、賢い人は違った。人は自分より賢い人間を描けない=その思考を想像できない という限界を感じる。

日高は、八巻=警察官を殺すという高すぎるリスクを犯すよりも効果的に望月を追い詰めた。

実際に人を殺す動画を送っているのでリスクは高いとも言えるが、私はあれは人形だったと思っているので、日高は手を汚さずに望月の弱みだけ握ったと思っている。

ゴミ袋の中身も血糊だと思う。

 

わかりやすい協力者を消すよりも確実に心理的に追い詰めることができる狡猾な人間が、本当に自己顕示欲を満たすような殺し方をするだろうか。

殺さずとも八巻をあしらい、望月の弱みを握れるのに、自分の手を汚して殺人という趣味に興じるのだろうか。

最初の殺人も、日高が殺すところは映っていない。

今回も、殺された遺体と日高が殴っていたものが一致したかはわかっていない。

(次回予告で、見つかった遺体が「女の力で殺された」と言われているようだったが、それが望月の体で行われたとは限らない。)

何一つ証明されていないのに望月は追い詰められる。

匂わされてるだけなのに、心細いとき人間はこんなに簡単に手玉に取られてしまうということを日高は理解しているんだろうなあ。

 

「4」と書いた人間の存在や、謎の漫画、日高の上にもう一人別の人間がいることはなんとなくわかるが、その形はまだ見えない。

日高は望月が捕まってもなんとも思わない人間に見える一方で、手袋の痕跡を消す一面もある。

日高の中身の人物が、入れ替わりながら生きてきたとしたら、望月はもう元には戻れないのか？

謎が謎を呼んで毎週ワクワクドキドキハラハラできて、本当に楽しい。

 

それにしても主人公のアホさに腹立つ！もう！

なんで日高を上回れると思うの！

GPS起動がバレた時点で日高が自分より小賢しいことを痛いほど学んで欲しかった！！！！！

もう負かそうと思わないでほしかった…。

男の体にも慣れない！排泄時に何回見てんのよ！適応能力が低い！

こんなので日高を頭脳で上回れると思ってるアホさに腹が立つ。

身の程を弁えて慎重になってほしい…。それじゃドラマは成り立たない。はい。そうです。すいません。

 

八巻を前にして自然な表情が出てきたことも喜ばしかったけど、八巻は常に日高(in望月)と一緒にいて一番危ないんだから、もうちょっと配慮してあげてほしかった。

入れ替わって不安になっているにしても、日高の危なさを一番知っているはずなのに、安全地帯から暗躍を指示するなんて。

まあ、八巻も結構迂闊でバカだったのは面白かった。ぽろっと口滑らすな（笑）

 

 

 

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オー！マイ・ボス！恋は別冊で第3話感想〜オモシレー女、観測〜

ドラマ 2021冬ドラマ 火曜日22:00

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★☆☆☆

 

無意識に他の人とは違う感想を言ってしまう"オモシレー女"だ！！！！

お…オメェ…さらには「私、変なこと言いました？」だと…？

本質を無意識に見抜いちゃう夢小説の主人公じゃねーか！！！

金髪碧眼でからかわれてきた男には偏見なく「綺麗なのに」と言い、お金持ちの男には「金なんかあってもあんたには靡かない」と言い、イケメンで調子乗ってる男は蹴り飛ばす、そういうオモシレー女じゃねーか…！

お世辞じゃなく本音を言う稀有さで男をオトす！

男が泣いたり喜んだり照れたりして「私、変なこと言った？」とキョトンとするところまでしっかりセットじゃねーか！！！

まったく、オモシレー女だぜ…。

 

奈未の根性、ファッションに興味ないからこそのニュートラルな視点で突破口を見つけるところはもちろん才能だと思うが、編集長が気に入って潤之介くんに構われまくるほどの何かはよくわからない。

よくわからないが、それでいいのだ。少女漫画の主人公なのだから。(少女漫画ではない。)

だからわかりやすい小物に絡まれるのも問題ない。

いや、嘘だろ？と思ったよ。あんなイチャモンのために生まれたキャラいる？ギャグマンガ日和か？

わかりやすくピンチに陥らせ潤之介に助けさせるためだけに生み出されし小物。

多分彼らも本当にイチャモンつけたかったわけじゃなくて脳に寄生されて奇行に走ったんだと思う。モブの人権軽視を許すな。

せめて切り抜け方までちゃんと考えた上で絡ませろ(助けさせろ)。UFOて。いや、UFOて。適当か？

まあものすごくラブ「コメ」がわかりやすくて面白いシーンではあった。

ジュリナ、アツシ、お前らのこと忘れない。

 

編集長の態度については、シンプルに一緒に仕事はしたくないという感想。

ていうか片瀬那奈の発言でよくわからなくなったんだけど、そもそも編集長ってどういう前歴を買われて編集長になったんだっけ。ただの有能社会人？

私が忘れてるだけかな。

あと、図書館戦争を思い出すが、正論はいつ言ってもどんな風に言っても正しいわけではない。

もちろん周りを振り回すカリスマにみんなが惹かれる物語はドラマのお決まりだしそこにストレスがあるわけではない。

でも、有能だからって、深い考えがあるからって何してもいいわけじゃないじゃん？

何か考えがあるんですよね？って忖度してもらう前提で行動してる。

社会人としてのコミュニケーション能力の欠如がすごい。まあ今回でみんな振り回される覚悟決まったんだろうけど。

今のところ、編集長のファッションに対する美学よりお金への意識(もちろんこれも社会人としては大切)の方が表に出てるのがちょっと残念だなあ。

美学や事情がないわけではないと思うので、早く知りたいなあ。

 

今回ちょっと突然だなと思ったのは、急に奈未が編集者っぽくなってたところ。

インタビュー記事見せながら、編集者の思い語り出してびっくりした。

胸熱編集者物語みたいになってた。

一応雑用だけじゃなく編集作業もしてるのかな。

 

そしてついに中沢が恋に落ちる音したな！？

葉書渡すのも躊躇ったしなあ。

2クール連続で当て馬は辛いよ間宮祥太朗。

正直個人的には人たらしの潤之介より、ぶっきらぼうでも優しくて、共に仕事して仕事っぷりからも人柄を掴める中沢の方がいい…と思うんだけど、ドラマは出会いがより運命的だった方が勝つので…。

このドラマにおいて潤之介を超えることは…無理やな…。

 

 

 

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天国と地獄〜サイコな2人〜第2話感想〜八巻消されないで〜

ドラマ 2021冬ドラマ 日曜日21:00

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★☆☆

 

八巻…消されるか犯人かじゃん…。

こ、こんなに早くに気づきやがって…死に急ぎ野郎…！

日高(綾瀬はるか)の前でちゃんと演技できるのかな。それさえできれば…と思うけど日高(綾瀬はるか)がそれに気付かないほど鈍いとは思えない。

 

八巻が確信して質問を重ねるシーン、安心から涙を流す望月を見ていたらわたしも泣けてしまった。

こんな優しいやつ、死なないで欲しい。

ただちょっと、察しが良すぎて犯人かも…？とも思った。嫌だ。やめて。

 

弱みを握られて、協力しないといけなくて、本当ならきっと八巻の質問ものらりくらりと交わさなければならなかった。日高に協力してもらうためには。

でも気づいてもらえた安心感が大きかったんだなと高橋一生の表情から伝わった。

 

安心して涙する顔は確かに高橋一生なのに、その奥にある感情は確かに綾瀬はるかが演じたように見える。

今回も入れ替わりの演技が本当にすごかった。

高橋一生の演技は、特に取り調べのシーン。

余裕綽々の高橋一生

↑

の演技をする綾瀬はるか

↑

の演技をする高橋一生

意味がわからない。なのに確かに高橋一生の奥に「動揺する綾瀬はるか」が見えている。

綾瀬はるかの演技は、特にセク原の立ち聞きにニヤリと笑うシーン。

高橋一生は特に笑う時の顔の皺がかなり特徴的(参考:凪のお暇感想※重いので見る必要はないです)なのだが、綾瀬はるかの口角が恐らく綾瀬はるかの自然な笑顔より上がることで、強く皺が刻まれる。それが高橋一生に見えてすごかった。

っていうか、ここで「セク原」を「セクハラ」と聞き間違えたことも八巻の確信に貢献したんだな。

聞き間違えたな〜とは思ってたけど、八巻がそこまで察しのいいやつだとは思ってなかった（笑）

 

実際日高は殺しをしたんだろうか。

本当は殺してないのに、「殺してるかもしれないけど容疑を晴らすために協力する」ことを選ばせて苦悩する様子が見たいだけのサディストの可能性もある。

自分の体がナッツアレルギーで苦しむ姿を見て楽しそうなのはマゾかもしれないけど…。

マジで殺していたらコメディテイストにはできないと思うんだよね。

殺していないからこそ、下ネタなんか取り扱っていられる。

セックスとか勃起とか、茶の間で見てると気まずくなりそうなことを避けずに描くことができる。

(関係ないけどスケットダンスの入れ替わりで排尿ネタやって賛否両論だったの思い出した。)

 

入れ替わりは手段に過ぎず、何か他に描く目的があるような気がする。

来週奄美大島で何かわかるのかな。

フォロワーが、日高は入れ替わりながら今まで生きてきたのではと言っていて、それは面白そうだなと思った。

日高が入れ替わりの方法を知っていて、ある程度自由に使えるんだとしたら、田所を殺害した日に日高の中に入っていた人間と本物の日高は別人という可能性も大いにありうる。

そんな、二重人格を証明するようなことが簡単にできるとは思えないが。

それなら、証拠を持っていた理由もわかるし、田所殺害を肯定しないのも理解できる。

 

来週も楽しみ。

 

 

 

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オー！マイ・ボス！恋は別冊で第2話感想〜お前がレモン持ったらザテレビジョンの表紙じゃ！〜

ドラマ 2021冬ドラマ 火曜日22:00

玉森くんがレモン持ってるのザテレビジョンの表紙で見たことありません？

 

前回の感想

 

 

 

主観による評価

★★★☆☆

 

本当にこれで、ベタで固められてるおかげですごい楽しかった。

勿論色々ツッコミどころはあるんだけど、どこかで見たようなシーンの積み重ねでも安定感のあるキャストで見るとちゃんとエンタメとして楽しいなと思った。

 

冒頭の「ノーバリバリです！」「極薄です！」あたりの畳み掛けるような誤魔化し方は特にめちゃくちゃ面白かった。

やっぱり編集長と奈未ちゃんの百合がいいのでは？と多くの視聴者が思ったのではないだろうか？(主語デカ警察👮‍♀️)

冒頭から、とにかくラブコメのテンポがいい。スピード感があり、変化のある場面が次々に切り替わるので、マジで飽きずに見られた。

 

「予想外の方向から信頼を獲得する」

「嘘から始まる恋」

「坂道を転がる果物」

そりゃもうベタだよ！ベタだけど、「こっちのお決まりね」「ここではこう来るのね」っていう楽しみ方ができるのも、一つの良さかなと思った。

なぜならもはやどんなドラマでも、何かのドラマに似てしまうから。

この世にドラマが増えすぎたから…。

それなら開き直って、「あるある」を新鮮に見えなくても楽しめる方法を選ぶ方がいい気もする。このドラマがそれを意識してるかは知らないけど。

 

仕事の解決策もベタだなと思った。

けん玉で攻略って、少女漫画でもあるじゃん。超有名なシェフだからこそ家庭料理で攻略…みたいなアレ。

個人的に、けん玉成功する展開ですごく良かった。

けん玉は失敗したけど誠意で乗り切る！って展開だとつまんないなと思ってたから。

一晩でけん玉ある程度できるようになる展開の方が嫌いな人も勿論いるだろうけど。

けん玉で心が動くのがフィクションって感じだけど、まあラブコメなのでこんなもんが良いんだよな！！！！

重厚な理論で複雑なストーリーより、軽くてわかりやすくて水曜日頑張れる。

そういうのでいいな。

 

主人公は面倒くさい奴だなと思う。

でも、多分、見ている誰もが、自分に似たところを少なくとも一つは感じてしまうような子だなと思った。

並でいいと思いつつ、責任は取りたくないところは私も思い出すところがあった（笑）

自分の面倒くささに向き合うことになるのが嫌だけど、奈未の成長を見ていたら私も何か感じるところがあるかもしれないな。

 

似てるとは思わないけど、いいなと思ったのは、何一つ特化していないけどきっとどんな仕事でもやっていける図太さがあるところ。

奈未はファッションに興味はないし、多分ファッションを極めることもないだろう。

でも、多分受付嬢でもそれなりにやるし、清掃業者でも経理部でもそれなりにやるのだ。

愚痴聞くの疲れそうだし、一緒に働きたくはないけど…。

 

この、普通で、どこにでもいそうだけどこんなに挫けない奴意外といないっていう絶妙なラインが上白石萌音にぴったりだなと今回思った。

角度によっては顎の下のお肉がついてたり、顔が薄かったり、それでいて角度によっては意志の強さを感じる表情をしていたり。

社会で、少しだけ理不尽と戦い、怠けたい自分の本能と戦い前を向いて生きている人。

多分この上白石萌音と同じ表情をしている人が街中に沢山いるんだろうなと感じた。

こういう普遍的な悩みを扱っているところもいいね。

 

ところで編集長は結局のところ最初から嘘をわかっていたのだろうか？

わかっていたからこそ失敗させて伸ばしたんだよね？

意外と成長させる気がある？

 

でも奈未が人並外れた根性の持ち主じゃなかったら普通に采配下手だよね…。

だって漫画家が、奈未を信頼してくれるかどうかはわからなかったじゃん。

嘘を見抜いていたなら失敗することわかった上で送り出したわけで、一回の失敗で漫画家が激怒する可能性もあったわけで…。

見抜いていたなら、嘘ついた部下への腹いせに、失敗の場をわざわざ与える(それによって仕事が失敗するかもしれないのに)って公私混同というか感情を混ぜすぎじゃない？

考えがあってのことだし、結果うまくいったからいいのかもしれないけど、結構運任せだな。

それだけ、奈未の根性を信頼しているということだろうか。

 

恋愛方面はどうなるんだろう。

まさか中沢の恋愛は全て有料配信のみなのかな？

奈未の恋のお相手にはならないのかな…いや三角関係疲れるからいいんだけどさ（笑）

中沢ぶっきらぼうで面倒見良いから、思わせぶりな潤より良くない？ってちょっと思ってたから…。

間宮祥太朗に優しくされて玉森裕太に「彼氏です！」ってバイクで迎えられたい人生だったな…。

 

 

 

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天国と地獄〜サイコな2人〜第1話感想〜マスクすんのかいと思ったらせえへんのかい！〜

ドラマ 2021冬ドラマ 日曜日21:00

主観による評価

★★☆☆☆

 

入れ替わり演技良かったけどマスクが気になりすぎる！！！！

マスク…マスクは何なんや！この世界でのマスクは何なんや！

中途半端に扱うくらいならもはや新型コロナのない世界で良かったやろ！

電車以外ではしなくていいなら新型コロナじゃないのかな？と思ったら新型コロナらしいし。なんやねん！

 

何かを渡す→公務員だからと断る→警察だとわかるという展開のために、渡しても違和感のないもの=新型コロナ禍のマスクが必要だったんだろうけど、その後のマスクの扱いが中途半端すぎる。

他のドラマみたいに、いっそ新型コロナウイルスが存在しない世界なら全く気にならないのに、最初に強調したせいで外した時の違和感が強くなってしまった。

途中から顔写すためにマスクをやめるなら最初からコロナ禍じゃない設定にした方が良かったじゃん！？

外ではつける！？捜査会議ではつけない！？するべきところでしてないのにたまにつける！

マスクする基準がわからん！！

それが気になって気になって、集中できなかった😂

 

事件も結構ガバガバかな？と思った。

シリアルキラーのくせに犯人の隠し方雑だし。

あと急に元に戻った時のこと全く考えてないし。

本当に証拠を残さなかった狡猾な犯人か？

途中までは罠かな？と思ってたけど、手袋は捨ててないし凶器も持ち歩いてるし意外と抜けてる？

望月が口軽くなくて情報を先に漏らしてくれなかったら&入れ替わらなかったらどうするつもりだったの（笑）

 

色々疑問に思ってたのに、最後の入れ替わりの演技が凄すぎて全てを許した。

高橋一生が目を覚ました第一声から"女性"で本当にすごかった。

もちろん綾瀬はるかも。髪型が変わったとはいえ、全てが別人に見えるもんね。

すごい女優と俳優だ…。

これだけでも来週を楽しみに待つ要素になる。

 

これからどうなるんだと不安に思いつつ、入れ替わってからがメインなのできっと何か面白い展開があるのだろうと期待もしている。

 

入れ替わりの演技について(追記)

一晩経って、思い出したり、色々な感想を見たりして考えたこと。

 

綾瀬はるか→日高の演技

高橋一生→望月ではなく"女性"の演技

に見えた。

 

高橋一生演じる望月は、私たちがそれまでの40分ほど見てきた「綾瀬はるかの演じる望月」からは少し異なり、言葉を選ばずに言えばナヨナヨした女性に見えた。

でも、その理由は、そもそも視聴者が見てきた望月は全て「誰かの前での望月」で、「一人でいるときの望月」は冒頭の歯磨きを除きほぼ見ていなかったからかもしれない。

空回り気味だが曲がったことが嫌いで、功名心が強く負けず嫌い。

男の集団の中、女一人やっていくために、人の前では人一倍気を張っているだろう。

でも本当は、頭の中では弱音を吐いたり、一人の時は泣きたくなっているのかもしれない。

転がり落ちた後も生きていた安心感、自分の姿が変わってしまった不安。それに直面したら、きっと綾瀬はるかが演じても弱々しい女性の演技になっていたんだろう。

つまり、姿が日高に変わったからこそ、望月の弱い一面が見えたとも言える。

八巻に裏切られ(実際裏切ったわけではない)たときもキリッとした顔を動かさなかった望月の本当の心はああいう姿なのかもしれない。

 

こう判断できるのも、高橋一生なら女性を演じろと指示されてステレオタイプな女性ではなく綾瀬はるかが演じたキビキビした女性を演じられるはずだという信頼による所が大きい。

これが過大評価なら上で書いたことは撤回する（笑）

きっとこれから先、強くあろうとする望月を演じる高橋一生を見ることもあるかもしれない。

もしかしたら、姿が変わったからこそ弱る望月を見ることになるかもしれないけれど。

 

 

 

良かったところ/悪かったところ

良かったところ

  • 入れ替わりの演技うますぎる
  • キャストが良い

 

悪かったところ

  • 中途半端なマスクは逆にマスク外した時の違和感が強くなる(統一して欲しい)
  • 八巻がかわいそう(悪かったところ？)

 

 

 

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