つちや(仮)

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ニッポンノワール-刑事Yの反乱-第9話感想(悪口もあるけど考察もあるよ)〜先週ビキビキなったの何やったん？〜

ドラマ 2019秋ドラマ 日曜日22:30

主観による評価

★☆☆☆☆

 

今週も、「ビルドとの共通点はこれ！」「実質ビルド」と褒めているファンのツイートを見ながら、私は何と戦っているんだろうと考えていた。

ビルドと似ている。だから何だ。それが何だ。それで何がすごいと言えるのか。

わからないけど、過去作のファンが喜んでくれればそれでいいんだろうな。

さすがのヤフコメも先週は「ちょっとぶっ飛びすぎ」「SPECみたい」と言っていた。ヤフコメはニッポンノワールに好意的だったんだけどね。

 

来週、ガスマスクの正体も判明する。

もう、真面目に考えている人たちにはかわいそうな話なんだけど、肉体改造と記憶改竄が容易な時点で、誰でも何でもありだよね。

 

ただ個人的には、

強いからという理由で勝手にガスマスクの「男」と呼んでいた

→このまま男だと「男だとわかっている脚本家の視点やないかい」となってしまうため、「勝手に男だと思い込んで選択肢を狭めていた」という後悔をするような度肝を抜く真相を用意している

→ガスマスクは女

くらいは裏切ってもらわないとガッカリしてしまう。

 

今回、それなりにこの説が有力だなと感じたのは、マスターがニッポンノワールから抜ける条件を清春に話すシーン。

どう考えてもニッポンノワールにメリットのない交換条件である。

マスターのメリット

  • 娘に手を出されない
  • 外に出られる(研究は自分の都合で破棄して仕舞えばいい)

ニッポンノワールのメリット

  • マスターが外でも新薬の研究をしてくれる←どう考えても組織抜ける必要ないから脱退許可出す意味がない(抜けても抜けなくても研究されるなら監視下にいる方がいい)

組織も抜けられ(一部条件ありとはいえ)娘も無事というのは交換条件が成り立たないように見える。

 

しかし、サラが組織にとって重要な人物だとすれば意味が変わる気もする。私に見えている以上の意味が、その条件に含まれている可能性がある。つまりニッポンノワールにまだメリットがある。

(脚本家が「この交換条件で成り立つ」と本気で考えていなければ、の話だが。)

サラがニッポンノワールの都合のいい駒(肉体改造された兵士)だった場合、組織から脱退させることで、逆に繋がりに気づかれずに清春の邪魔をし続けることができることだ。

まず、才門を使うより繋がりに勘付かれにくい。警察関係者でもなく、元々知った仲だからだろう。(実際に清春は才門のことは疑っていた。公安というのもあり。)

また、肉体改造の失敗作(ラボにいた意志なき兵士たち)を使うのは、あの戦い方からすると多分一体ではあまり能力が高くないから難しそうだ。

清春にとっての盲点だからこそ、利用価値があった。

現に、清春は最初からサラのことを信じ切っている。

裏切るはずがない、この人が関わっているはずがない。心の底から、「疑わずに済む唯一の人」だったように見える。で、多分そういう人が裏切るのが好みだと思う。(脚本家も、脚本家のファンも。)

才門や南武のように話すことを選ぶこともない。カツキのことも任せている。そして危険な目に遭わせないようにすることもあった。

(あとメタ的に考えると、急に恋愛フラグ？を立てたのもサラが真犯人だったときの準備にも思える。)

もし彼女も記憶改竄されたり肉体改造に耐えうる体を獲得できたりしていた場合、清春の行動を制限するのにこれ以上の適役はいない。

だから組織はサラを利用するためにマスターの条件を飲んだのではないか。

「驚くべき真相を用意すること」が目的になっていることから考えると、それだけ大切な人が裏切り者だったと判明するのが、最終目的だろうという気もする。

 

全ての謎が解き明かされる！みたいなこと言ってるくらいだから、来週全てのもやもやもひっくるめて解消される素晴らしい伏線回収が行われるんだろう。

楽しみ。

 

  • 最後まで英語が直訳でダサかった。中学生でもわかるようにとの配慮だろうか。

 

  • 話を聞かせるためにまず周りのものを蹴散らす。

 

追記

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わかるぞヤフコメ。

 

 

 

 

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