つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

知らなくていいコト第7話あらすじ要約感想〜野中、まだ最低を更新する無限のポテンシャルがある〜

野中株は第2話からずっとストップ安だけどまだ「最低」の「底」が見えないからすごい。

どこまでも下がる!これはすごいこと。(褒めてる?)

 

前回の感想

 

 

 

第7話あらすじ

校了前日の編集部」を描いたスピーディーでカオスな回。

  • 尾高の作業部屋で一線を越えた二人。脚を痛めたケイトは、「バチが当たったのかなあ」と呟く。洗い物をする尾高の後ろから抱きつき、「バチが当たっても時々あたしと一緒にいて。何も望まないから」と甘えるケイト。しかし尾高は「ケイトはそれでいいかもしれないけど、俺そんなに器用じゃない。うまく両立なんてできない」と返す
  • 離れがたい気持ちを抱いて作業部屋を後にする二人。何度も来た部屋、独身の頃は一緒にいられたのにと苦しくなるケイト。この日以降、ケイトは少し気が抜けている
  • 校了前日にばたばたしている編集部。黒川はインフル疑惑で退場(のち、陰性が発覚)。デスク代理に任命されるケイト。消毒だけは素早い福西(新人)。演歌歌手が記事に文句を言いに編集部に突撃して編集長を殴る。責任を取るのは自分の仕事だと言う編集長
  • イーストの右トップの政治資金流用記事の告発者(秘書)の気が変わり、実名告発を辞めたいと言われ説得しに行く木嶋(政治部記者?)。右トップ記事差し替え案の会議に黒川代理で呼ばれるケイト。年下なのに代理になって少し気にいらない小野寺に反して、ケイトチルドレンの福西と佐藤は支持。代案はどれも微妙だが、とりあえず差し替えられるよう書き進めることに
  • 連載班(野中、野中の彼女小泉、野中先輩)と編集長は、人気作家(偏屈)との会食へ。先生の処女作を暗唱して心を掴む編集長。先生を持ち上げる空気の中、編集長が編集部へ(差し替え記事の件で)戻ると会食の場の会話は全く弾まない地獄
  • 途中で気が変わる奴はもう一度変わる可能性があるから秘書の説得を粘れと編集長が言った通り、実名告発してくれることになった。ホテルのスイートルームに秘書の家族ごと匿うことを指示する編集長。編集部が書き上げた代案は当然ボツになり、ケイトたちは脱力する。編集長は会食に戻る
  • 編集部で、野中と別れたことをつっこまれるケイト。恋愛における適度な疲労感がいい、と言う福西
  • 出版局から、グラドルの路チュー写真記事を1ヶ月待てと文句を言われる。写真集が出るから発売前に記事が出ると困るらしい。出版局長の説得のために編集部に引き返す編集長(二人は同期)。一方、編集長が戻らないと知ってお通夜の空気の会食
  • 路チュー出すな/路チュー出すの応酬の中、会食に戻ると言う編集長に、「俺はその偏屈な先生の担当を10年もやってたんだ!俺を呼べよ!」と言う出版局長。編集長は喜ぶが、路チュー記事は譲らない。会食は出版局長のおかげで盛り上がる。早く切り上げさせたことに感謝を求める出版局長に、「でも路チュー記事は出すよ」と譲らない編集長
  • 路チュー写真を見て、尾高とのキスを思い出すケイト。殴られた編集長を思い出し、会社のセキュリティを考えた方がいいと同僚に愚痴るケイト
  • 編集長からの寿司の差し入れで盛り上がる編集部に櫻庭棋士の妻が乱入し、ケイトを刺す

妻「あなたのせいで夫は帰ってこなくなった。取り戻したかっただけなのに。あんな記事書いてお前のせいだ」

ケイト「こんなことしても何も変わらない」

  • ケイトが刺されていることに気づく編集部。もう一度刺されそうになったケイトを庇って尾高が刺される。「一言多いんだよ、バカたれ」(←私もそう思う)
  • 次の号のトップはイーストの襲撃事件にすると宣言する編集長。"イーストは正義の味方じゃないから不倫する側もされる側も同じ。人間の様々な面を伝え、人間とは何かを考える材料を与えるのがイーストの役目"という信念のもとに、路チューも秘書の暴露も襲撃事件も掲載する
  • 編集部全員がバタバタと動き、誰も自分を見ていない中で何かを考えている様子の野中。恋人は、野中がぼんやりしている間にもケイトが刺された様子を撮影してお手柄。買い出しに出ると、入り口で待ち構えていたマスコミに名刺を渡される。編集部に戻っても、うまく立ち回って褒められる小泉を羨ましそうに見つめる野中
  • 尾高もケイトも無事だったが入院することに。会いたくて尾高の病室に向かうケイトは、病室から出てくる奥さんと子供を目撃して引き返す。ケイトの「バチが当たった」という言葉を思い出しながら、尾高はケイトに連絡する。ケイトは自分も入院しているのに、家にいると嘘をついて顔を合わせないことにした
  • 校了に間に合って落ち着きつつある編集部を抜け出した野中は、屋上で記者に連絡し、庇うことも動画撮影もできなかった自分に悩んでいる様子。ノトアの子供であることも、母親のことも記者に洗いざらい話す野中。「不倫の果ての子供が不倫を糾弾するなんて違和感ありますよね?」

 

 

 

主観による評価

★★★☆☆

 

もはや野中暴露し損にならないといいねとさえ思う。

これでケイトがノトアの娘じゃなかったら、プライベートの暴露のみならずデマの流布でただ職を失うだけになるからね。

 

第4話あたりから、野中の役割を考えていた。よりを戻すわけじゃなさそうだし。

概ね予想通りだったが、予想外だったことが1つ。

ケイトの父親がノトアだと確定していないこと。

現時点でも暴露してるから最悪だけど、父親じゃなかった場合はもっと最悪になる。

何も残らない。最低クズ野郎にデマ流布野郎の汚名が重なるだけ。

ここからノトアの娘じゃなかったと判明する展開が来るかはわからないけど。今更?という気持ちもある。

でも、裏取りを何より必要とする仕事の人が、裏取りをしなかったことで足をすくわれるというのは皮肉が利いていて嫌いじゃない。

だから、もしかすると、意外と、スクープの裏取りはちゃんとしようねというメッセージに収束するのかもしれない。

 

あと、とにかくバタバタしているお仕事シーンは面白かった。

カオスで、でもみんなやるべきことをやっている。それ故に野中の無能さも際立つし(笑)

編集長がいると場が引き締まる。なるべくして編集長になったということがよくわかる。

単純に仕事ができる佐々木蔵之介は最高だし。

 

しかし小沢真珠をめちゃくちゃ贅沢に使うな…と思った。

 

 

 

不倫のゆくさき

一線を越えた表現が、すごく生々しかった。

「久しぶりにやったから腰痛い」とかそういう下品なものじゃない。(下品なものも好きだが…。)

ただ二人が触れることに躊躇いがないことで関係があったことを示すのが、リアルだった。

 

しかし、尾高!

キスで不倫を踏みとどまられなくしたのは自分のくせに「ケイトはそれでいいかもしれないけど」ってなんやねん。器用にやる覚悟もないのに本能に負けたんか!(不倫とはだいたいそういうもの)

ケイトを庇ったのは偉い!愛だ!

しかし、

奥さんの気持ちを…!

いやそんなこと考えてる場合じゃなかったんだろうな。

不倫は幸せにならんなあ〜😭

 

そして、ケイト!

こんなことしても何も変わらないのは事実だけど、先週フミタンの不倫をかっこいいと言って「正しさは人による」ことを肯定していると思いきや、本当はいつでも正論を言うべきと思ってるだろ!

ある意味で空気を読まない性格はトラブルを招く!

正論はTPOに合わせて!尾高さんも刺されちゃったし!

好きなだけで悪いことあるの?貫くべきか?と自分に問いかける様は切実だった。

貫ける状態じゃなくなってしまったけれど…。

 

不倫をいいものとして書いているような、バチが当たるような悪いものとして書いているような、グレーな描き方が絶妙だなと感じる。

不倫の果ての子が、不倫をし、不倫を糾弾する。

その行先がどこになるのか、気になる。

現実で不倫した人にバチが当たるのかというと、必ずしもそうではないから。

 

 

 

重岡の勇気

三浦翔平的な、「いいところを残しつつの当て馬」じゃなく、完全に尾高の男前を引き立てる役に徹しているのがすごい。

(しかも尾高ポジションに他のジャニーズが配役されているわけでもないのに。バーターじゃない。)

何もできないし。

そのくせ余計なことはするし。

役の幅が広がるといいね。色んな役、私も見たいし。

 

 

 

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