つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

恋はつづくよどこまでも第9話あらすじネタバレ感想〜コードブルーなら麻痺が残る〜

ドラマオリジナルの急展開コードブルー要素に驚きっぱなしだよ。

 

前回の感想とエンマキおすすめ

どれも大体最悪の第一印象からベタ惚れになるから安心して読んでくれよな!

 

 

 

第9話あらすじ

  • 天堂が公道で佐倉を抱きしめているところを、院長に見つかる。訳ありだとはなんとなくわかっていたらしく、家族に紹介してあげなさいと言う院長
  • アットホームな佐倉実家は大盛り上がりの大歓迎。わざわざここまで来たのは結婚の申し込みだろうと言われて面食らう天堂。さらに盛り上がる家族。シスコンの兄は天堂が気に入らず、他の男を紹介すると言う。本人たちの言葉も聞かず騒ぐ家族に七瀬は怒り、この人は自分の道を示してくれた運命の人だと訴えるも、家族に「そんなこと100万回は聞いた」と言われ赤面
  • 質問攻めの中、「七瀬のどこが好きなのか」と聞かれ、黙る天堂。ご近所さんたちも七瀬の恋人を見に集まり騒がしさが増し、話が流れるが、七瀬は天堂に好きと言われたことがないことに気づく
  • 一方、日浦総合病院では、佐倉が見つかった報告を小石川と流子が喜ぶ。流子は先日の小石川の提案(家においで)を、甘えられないと断る。明日言おうと先延ばしにせずあの時ちゃんと伝えておけば良かったと言う小石川。仁志が現れ、自分の彼氏だと紹介する流子。驚く小石川
  • 銭湯に行く佐倉家。七瀬と母を待つ間、おでんを食べる父と天堂。今立派に看護師として働いている話を聞いた父は、昔話をする。七瀬が中学生の時、陸上部の先輩が怪我で出られず代わりに出た駅伝で、止めたけど絶対に完走すると言い張り、無事区間を走り切った。しかしゴールした瞬間倒れて動かなくなった。疲労骨折してたのに、満面の笑みで「襷を繋げてよかった」と言う娘だと心配する父
  • 銭湯を出た母と七瀬が合流するが、母も飲みたいからと父が付き合うことになり、天堂と七瀬は二人で帰る。結局どこが好きか言わなかったことを残念がる七瀬に、あの状況で言えないと返す天堂。冗談で「言ってくださいよ」と笑う七瀬。七瀬が、夜は冷えると手をさすると、天堂は手を繋いでそのまま自分のポケットに入れる。小石川が院長に掛け合っているしナースステーションも寂しがっているし人手不足だからお前でもいないよりはいいからと東京に戻ってくるよう言う天堂

  • 帰り道、まだ明かりのついている医院に入ると、院長が中で倒れている。モルヒネで落ち着くが、末期の骨髄腫だと言う。思い残すことはないという院長にあきらめないでほしいと七瀬は言うが、院長は諦めたのではなく受け入れたと返す。天堂に医者を続ける理由を尋ねると、患者の命を助けるためだという答えが返ってくる

院長「この医院は、患者を治すことはできない、風邪ぐらいならいいが。私の仕事は死にゆく人たちを見守ること。この世に生を受けた限り人は必ず死ぬ。だから生きることを諦めるんじゃなく死を受け入れる。そのためにはその人が望む生き方を全うしてその人らしく死ねるサポートをする。

佐倉さん、働く場所があるのなら帰りなさい。あなたが今学ぶべきところはここじゃない。天堂先生、あなたは救ってください。生きたがってる命を。」

  • 帰宅すると、母は布団一つに枕二つを用意していた。七瀬が家族が張り切りすぎなことを謝ると、天堂は「いい家族だ、会えて良かった」と穏やかな表情。タブレットで勉強している天堂の隣に座り、七瀬は語りかける。「会えない間、ほんとのこと言うと、すっごく寂しかったです。昔この家にいたときは、一目先生に会いたい、気持ちだけでも伝えたいって思ってたのに、今は、隣にいられないと寂しいです。」その言葉にタブレットを閉じてキスしようと天堂は七瀬を見つけるが、覗き込む家族たちの視線に気づき未遂に終わる
  • どう寝るか迷っていると、天堂は座布団を枕にして畳で寝ると言う。七瀬は天堂に布団を使うように言うが、じゃあ一緒に寝るかと尋ねられると答えられない。天堂は「冗談だ馬鹿。早く寝ろ、布団戻れ」と促すが、七瀬は掛け布団だけを持って畳で天堂にくっついて寝る。「戻りません。ここがいいです」と言い、すぐ眠りにつく七瀬

  • 東京に戻ってきた佐倉。優しいナースステーションのみんな。酒井もツンデレっぽく喜ぶ。実家に行ったということはついにヤったんだなとからかわれ、まだ何もされていないのはおかしいのかと不安になる佐倉
  • 来生は、佐倉に告白して振られたことを天堂に打ち明ける。本当にまっすぐだなと言う天堂に、「言わないと後悔するからね」と来生
  • 仁志は、流子を家の前で待ち、「スペックも低いし新米で持ち家も貯金もないがあなたが好き」だがそれだけではいけないのかと尋ねる。流子はその言葉に素直に喜びつつ、言葉だけでは現実は乗り越えられないと告げる
  • 末期の膵臓癌で余命半年の菅原さんが入院。最後に妻と日本全国旅行がしたいのにどの病院でもアブレーションしてもらえないらしい。天堂はアブレーションを約束する。診察室から出ると若林が現れ、再度告白する。若林が見ているのは自分ではなく自分と一緒にいた姉だから自由になれと言い放つ天堂
  • いつでも恋人に会える佐倉を羨ましがる沼津に、佐倉は友達の話と称して付き合ってしばらく経っても性行為がないことがおかしいかを尋ねる。沼津は、付き合っているのに手を出さないのは、その女に色気がない、もしくはすごく大事に思っているかの二択だと言う。きっと後者だとフォローし、いい男だから離すなよとアドバイスする
  • 佐倉は色仕掛け作戦を決行する。病院で色目を使うが、悪いものでも食べたのかと言われる。今日はクリームコロッケとクリームシチューでクリーム祭り、もしかしたらデザートもあるかもと言う佐倉、怪訝な顔をする天堂
  • ナースステーションでは、(友達の話ではなく佐倉の話だとバレているため)天堂は絶対EDか極端に性欲がないかだ、あの顔で草食だなんてと盛り上がっている(患者にも見えるのに…)
  • 天堂が帰宅すると、セクシーな服で迎える佐倉。玄関で既に呆れ顔の天堂が部屋に入るとキャンドルや薔薇でムーディーな空間が広がっている。無言でクリームコロッケを食べる天堂に、佐倉は気まずくてたくさん話しかける。キャンドルで暑くて汗をかいたという理由でお風呂に入ろうとする佐倉に、誘導が下手で魂胆が見え見えだと言う天堂
  • やはり色気がないのかと落ち込む佐倉に、天堂は優しく触れながら、「俺がどんだけ我慢してると思ってんだ」と言い、ベッドまで優しく誘導して押し倒しキスをする。「今夜は眠れると思うなよ。」いい雰囲気のところに、仲直りしてテンションの高い流子と片瀬那奈が帰宅して未遂に終わる
  • 菅原のアブレーションの日、雑談しながら病院へ向かう二人は子供を庇って車に轢かれる。(本当に急展開)多くの大人が道に倒れている大事故。(想像もしなかった大事故)二人で処置をするが、天堂は佐倉父のゴール直後に倒れたエピソードや、元カノみのりの顔を思い出し、無理をしていると考え佐倉の心臓マッサージを止める

佐倉「他の人たちは私より危険な状態です。先生、私は看護師です。しかも、先生が育ててくださった看護師です。大丈夫。私はいなくなったりしません。だから、みんなを助けましょう。」

  • 頼もしい言葉に、お前を信じると言い処置を続ける天堂。けが人が救急車で運ばれて安心して倒れる佐倉を受け止める天堂。搬送されるが、急性硬膜外血腫で意識が戻らない。他に脳の損傷があったらこのままかもと言われ、不安になる天堂。ナースステーションも意気消沈
  • 夜通し看病する天堂。ナースステーションで泣く酒井。佐倉なら大丈夫と慰める来生に、取り乱さない天堂はすごいと言う酒井
  • アブレーションが終わった菅原の退院の日。佐倉にもよろしくと言われ、了承する天堂。仕事と看病で一睡もしていない天堂は、看護師への指示も元気がなく、主任に心配される。若林は、佐倉のそばにいる天堂を見つめる。それを見た小石川は、培った経験も技術も役に立たない無力さを嘆く
  • 手を握ったまま朝になり、「いつまで寝てんだ、早く起きろ。この厄介岩石」と天堂が悪態をつくと佐倉の目が覚める。目覚めたばかりなのに事故のけが人や菅原を気にかける佐倉を見て、涙を見られないように後ろを向く天堂

天堂「何事にも一生懸命なところや、どんなに怒られてもめげないところ、患者さんのことよく見てるところ、人を信じすぎるところ、ご両親に愛されて育ったところ、自分で色気がないと思ってるところ、酔っぱらうと変な歌うたって、ソフトクリーム上手く食べられなくて、介助がまったくできなくて、すぐ寝落ちして、笑った顔が、誰よりも可愛い。

こんなことでいいならいくらでも言ってやるよ。好きだ、お前が、好きだ。だから、もう二度と俺のそばを離れるな。」

  • 天堂が手を握ると、微笑んで「はい」と答える佐倉。もっとたくさん言ってと頼む佐倉に、捻り出したからもうないと答える天堂。お腹が空いたと笑う佐倉に、バカと言う天堂。いつもの二人に戻った

 

 

 

主観による評価

詰め込みすぎ ★★★★★★★★★★★★★★

ベタ ★★★★★★★★★★★★★★★★

目覚める安心感 ★★★★★★★★★★★★★★★

佐藤健 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

総合 ★☆☆☆☆

 

こ、ここまで盛り込まなくてよくね?

いやわかっとるよ。

「明日が必ず来るとは限らないから生きているうちに伝えよう」と決意させるためのイベントやろ。わかっとる。

でも人めっちゃ轢かれたな。

どんな轢き方したらあんななる?

しかも意識不明数分で終わっとる。

原作にない唐突な大事故大ピンチ入れないと無理だったんか?

え?佐藤健に泣きながら告白させるため?

ならヨシ!

いつも「佐藤健で見たいシチュエーション」やってくれてありがとう〜!!!!!!

大事にされたいし優しく押し倒された〜い!(20代後半女性)

 

それにしても天堂の泣き方がこの世の男性とは思えないほど美しくて死んだ。

そして私は、「可愛くて優しくて」って理由より、平井堅の歌詞みたいな、「こんな変なところもこんな嫌なところもあるけれどどうしようもなく好き」っていう理由の方が好きだから、もうたまらんね。

変なところもいっぱいあるけど、それら全て愛しくしか思えなくなっちゃう、それが恋なんだもんね。

そしてそれを引き起こした、天堂のトラウマペダルベタ踏みするラブコメ主人公の才能がすごい。

 

男性としては圧倒的に非現実的だけど、それを佐藤健が演じることに意味がある。そういうドラマだ。

(ただ無理に低い声出させるのはあんまり好きじゃない…。)

すごく大事に思っているから手を出さないファンタジーの男性、それがフラワーコミックス。

 

酒井がそんなに仲良かったかというのは本当に謎だったが、来週最終回だし大目に見るべ。(何様?)

 

つめこみすぎで荒唐無稽だけど、見ている間現実を忘れられるので、もうこのままラブコメ突っ走ってほしい。

非現実的でいい。こんな設定もこんな大事件もあり得なくていい。あり得なくていいから、もうその世界観を貫いてほしい。

こういうドラマが一本は必要なんだ。毎日を生き抜くために。

あり得なくていい、ご都合主義でいい、そんなドラマが減ってきたからこそ、今このドラマはラブコメの手を緩めないし原作にマシマシでラブコメ展開を全力で駆け抜けているのだろう。

 

 

 

なぜ佐倉が留学?

今まで、原作にやたらめったらラブコメ要素を付け足した、要素詰め込みすぎラブコメだったのに急に現代的ジェンダー思想持ち込んだらめっちゃ嫌なんだけど…。

しかもそのために非現実的な立場逆転。

(以下原作ネタバレ)

原作で、天堂が留学するときに自分も行こうかと思ったけど「この職場が好きだから」と自分で選び取った、くらいの「女の自我」でよくない…?それくらいでちょうど良くない?

無理に現代的、自発的な女性、追いかけられるのが現代の恋愛物語!みたいなの、入れないでほしいな。

↑理解はする

それな。

 

 

 

ブコメビンゴ

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フォロワーが少女漫画ガトリングって言ってて死ぬほど笑った。

 

 

 

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