つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

コンフィデンスマンJPプリンセス編感想

ロマンス編感想はこちら↓

 

舞台挨拶は脱毛の予約と被っていて参戦できず残念。でも初日に見てきた!

東出昌大の不倫、三浦春馬の死去、新型コロナ感染拡大による公開延期、本当に色んなことを乗り越えて公開してくれたことにまず感謝。

 

三浦春馬が出てくるたび、こんなに楽しそうだったのに…と思うのかなと構えていたけれど、ジェシーがあまりにも美しく生き生きとしていて、途中から忘れて見入っていた。

苦しみながらも求められたものを演じきったんだなと思う。

今は、彼が精一杯演じたものを、楽しんで受け取るのが我々にできる一番のことだなと思った。

映画もドラマも、誰かが亡くなると遺作扱いになったり、偲んだりする対象になってしまう。でも、純粋に楽しませるために作られたはずのものだからこそ、そのまま受け止めるのも、一つの弔いの形だと思う。

そう思える映画だった。

 

つまり、面白い映画だった!!!

 

以下、ネタバレあり感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

  • 偽物も本物にするのが詐欺師あること。そのメッセージを言葉で、コックリのやり方で、ダー子のやり方で示したのが良かった。「本物も偽物もない。信じればそれが真実。なりたいと思ったものになれる。」母娘のようになったダー子とコックリの関係、気品があるからプリンセスになったコックリ自身がこのメッセージを体現していた。
  • 最後の最後に玉璽を取り替えさせなかった(取り替える気持ちにストッパーをかけた)コックリは、詐欺師に詐欺をさせなかった一方で、トニーを惹きつけて詐欺師でない者に詐欺をさせてしまった魔性の女だった。
  • ダー子の方法でダー子が騙されたところが今回の構造の面白さだと思った。

 

主観による評価

★★★☆☆

 

映画としては面白かった!!!!

けれど、「コンフィデンスマンJP」の映画としては、満点ではないと思った。

何故ならダー子がただの善人になってしまったから。

騙す際に、誰かのためになることはあっても、ただの善行で終わらず「ちゃっかり」自分も得をする。

それがダー子だったはずだ。

玉璽(金の印鑑)をすり替えなかった善行の先に、ダー子らしさの溢れる自分勝手さと利己主義が欲しかった。

ダー子は本来、情で自分の利益を捨てられる善人ではないから。(もちろん根っからの極悪人でもないが。)

 

それでも今回あえてこのような終わり方にしたのであれば、ダー子はお金の代わりに母性を得たということなのだろうか。無償の愛?「この子に向いていることをさせてあげたい、それがこの子のためになる」という今までになかった感情を得たことが、ダー子にとっての今回の一番の利益だったのだろうか。

人はお金以外にも、何かを得て満足することがある。今までそんな片鱗がなかったダー子でさえ。

私、こんな気持ちになることあるんだ。

これもまあまあ満足感になったな。

たまにはこういうことがあってもいいじゃん?

そんな気持ちだったのかな。

まあ、だとしてもコンフィデンスマンJPらしくないなと思った。

 

ところで、トニーが詐欺師になってしまったところはかなりよかった。いや、厳密にはなってないけどさ。

一番利益になる方法のため、嘘で周囲を欺き騙す。それはまさに詐欺師の行動原理の根元ではないか。

フウ家の利益のために手紙を切り取り、家族全員を騙した。ダー子がお金を求めるように、トニーは家の存続を求めた。その手段はお互いに騙すことだった。

(追記:自分で死ぬ覚悟を示したそのナイフで手紙を切り取るのはそれだけの覚悟でみんなを欺くと決めたってことなんだろうな。)

そう考えると、詐欺師じゃない人間を詐欺師にさせてしまう、コックリが一番の詐欺師かもしれない。

善行で何故か人を操ってしまう。

もしかしたらダー子も操られていたのかも…?

 

思い返してみれば、私は最初からコックリの掌の上にいたのかもしれない。

ドラマでもSPでもロマンス編でもダー子に騙されてきた。だから勝手に思い込んでいた。「今回もダー子に騙されるんだ」と。

でも本当は、ずっとコックリに騙されていたのかもしれない。

ダー子は全編通してずっとコックリの善意に振り回されてきた。

彼女にそんなつもりはなかったけれど、ダー子に「想定外の詐欺行為を行わせる」自由気ままさと愛される力。ダー子だって計画に無駄だと思えばいつでもコックリを眠らせるなりなんなりして切り上げられたはずだ。でも付き合ってあげたくなってしまった。それはコックリの人としての魅力だろう。

ダー子は何度も詐欺行為を切り上げるタイミングをコックリのせいで延期し、コックリを守った。ダー子がコックリに付き合わされていたのだ。あのダー子が!

逃げきれそうなところでマンゴーを拾い、逃げるタイミングで人を救う。それらは一見すると、詐欺を完遂するにはあまりにも邪魔な行為だ。TVシリーズで、情の深いボクちゃんがダー子の邪魔をしたように。

でもコックリはダー子と異なり、兄弟を味方につけることに成功した。ダー子にもできなかったことを、ダー子にはできない方法で成し遂げた。(ダー子は邪悪だから善意で人を動かすことはできない。)騙していないのに相手は勝手に騙される。こんなことダー子にはできない。

ダー子はボクちゃんの情の暴走は織り込み済みで計画を練るが、コックリにはひたすら振り回された。ボクちゃんが邪魔をしても大金を獲得していたのに、今回は得られなかったのが何よりの証拠だろう。

もちろんダー子だって振り回されてばかりではない。実際、わざわざ手紙を用意した。あの手紙は諸刃の剣だ。今まさに騙す相手に、「自分たちは詐欺師です」とわざわざ伝える小道具を用意したのだから。

でも「本当の子供ではない」という事実を上回る偽物の「気品」だとダー子は判断し、作戦を変更した。嘘が真実を超えるとダー子に判断させるだけの人格がコックリにはあった。そしてトニーが何を重視するかを見破る慧眼がダー子にはあった。

コックリの性格の良さを逆手にとって方針を変えた。振り回されながらも詐欺師としての自分を見失わないダー子らしさに溢れた行動である。

善意で人を味方につける彼女が詐欺師になったら、多分ダー子なんか敵わない。天然詐欺師の方が、悪意の詐欺師なんかよりずっとタチが悪いのだから。しかも、運まで強い。突然乱入したマンゴーおじさんへの対応を見せることで、トニーからの信用をさらに厚くする。イレギュラーさえ自分の味方にできる強さ。

だから、ダー子は気付いていないかもしれないけれど、コックリがプリンセスになったおかげでダー子は強大な敵となりうる詐欺師をお城の中に封じ込めたとも言える。

 

どこからダー子が読んでいたのかボクちゃんが聞いていたけれど、わりと最後までコックリがどちらを選んでもいいようにしていたんじゃないかな。

偽物の玉璽は用意していたわけだし、マンゴーおじさんが登場した時も逃げようと誘っていたし。みんなで逃げる方法も諦めていたわけではないと思う。

その一方で、用意した偽物の手紙に、兄弟たちの蟠りを解消する言葉(嘘の父親の気持ち)を書き綴ったのは、コックリが当主の道を選んだときに支えてもらえるようにするためだ。

最後にコックリが自分の好きな方を選べるように、2パターン想定していたんだろうな。

初めてトニーに会うとき、ダー子は「なりたいと思ったものになれる」とコックリに言った。その考えを最後まで貫いて、コックリの気持ちを尊重した。

そして自分はどこまでも行っても偽物だからと去る。素敵なお母さんだったのかもしれないね。

本物も偽物もない。

信じればそれが真実。なりたいと思ったものになれる。

 

 

 

ダー子の方法でダー子が騙される

私はコンフィデンスマンJPを、ダー子に騙されに見に行く。

今回、ダー子が振り回すだけでなく振り回される役割だったのはかなり予想外だった。さらに、レイに騙されてさえいた(そして永遠にそれに気づかない)というのは、今までのコンフィデンスマンJPにはない構造でかなり新鮮だった。

全てをダー子に把握していてもらいたかった気持ちがある(私はダー子の子猫ちゃん気質があるので)から、少しだけ物足りなかったけれど、ダー子の作戦がいかに優れているか。その優秀さを、ダー子自身が騙されることで証明した。それはすごく面白かった。

自分さえ騙す作戦を考えてしまう詐欺師なんて、やっぱり最強なんじゃない?

新しいコンフィデンスマンJPの形を見た気がする。まだまだ新しいものが出てくる、すごい作品だ。

 

騙そうとしなくても彼女の作戦は人を誘なう魅惑の劇薬だということがわかって、さらにダー子を好きになった。レイの遺書の始まりにもダー子が関わっていたなんて、ダー子の魔性さの発露だと思う。

その一方で、本物のミシェルはどうするのかというボクちゃんの問いに、コックリより優秀で品のある実子なんかいないと答えるダー子がレイに騙されていたことに永遠に気づけないのは、悔しいけれど余韻があって、いい締め方だと思った。あれだけ騙してきたダー子が、今回ばかりは騙されたまま終わる。

途中まで、コックリの本当の父親はレイなのでは?と思っていたけど、「本当にプリンセスだった!」なんてありきたりな展開よりも、コンフィデンスマンJPらしさがあった。

前作映画のラストから、私たちもダー子も騙されていたなんて、コンフィデンスマンJPらしい。次回作の伏線ももう張られているのかも?

 

騙すつもりがなかったのに、自分の方法でレイに騙され、操られている。それは、コックリのやり方にそっくりで、偽物の母娘なのにダー子とコックリが似てきているのが面白かった。

偽物も真実にできる。私たちは何にでもなれる。それが今回の映画のメッセージだと確かに理解できた。

偽物の母娘が、本当に似てくるのと同じように。どんな偽物でも、真実になれる。

あの偽物のプリンセスも嘘を真実に「しながら」生きていく。

 

 

 

細々と(思い出したら追加)

  • 大御所俳優の使い方が贅沢。生瀬勝久はあれでいいの!?笑
  • 主人公のやりたいことを邪魔する奴って、大体のドラマですごくイライラする(「早くやれよ!」「お前のミスで!」とか)んだけど、コックリのやり方はイライラしなかったな…。と言うより、ダー子がなんとかしてくれるからっていう信頼感のおかげかも(笑)
  • 偽物の手紙、子供たちに気持ちよく当主を譲ってもらうためだとしても、親から何も受け取れなかった3人にあえて愛情を見せたダー子はいいことをしたなと思った。
  • ジェシーとダー子のララランドにはめちゃくちゃ笑った。前の映画のキャラも余すことなく利用していてすごかった。
  • 五十嵐とデヴィ夫人は予想外すぎて笑った。劇場も笑っていた。OPでナイフ落とすところといい、1人だけマジで刺されてところといい、今回はかなり五十嵐が楽しさ要素のメインだったな。
  • ジェシーのシーンは基本的に本当に何も考えず楽しんで見ていたのだが、アイドル・ジェシーに対して「死ぬ前に会いたい」と言うナイフ姉妹のシーンはさすがに苦しくなった。現実を一瞬だけ思い出してしまった。
  • 「危ないじゃないかよ死んじゃうじゃないかよ!」爆発に本気で泣くボクちゃんwwwwwwダー子が慰めてるのも面白かったし、そもそもネコの人形にメロメロになってるボクちゃんも情けなくて最高だった。何だあれ。っていうか爆発飛びすぎ(笑)死ぬやろ。
  • 抹茶を点ててもらっているのは、他のどんな食事よりも、部屋に滞在する時間が増えるからなんだろうなー。
  • ドレスのダー子にSPのボクちゃんが跪いて話しかけるシーン、はたから見ると身分違いの恋みたいで面白かった。ボクちゃんがダー子に迫る(迫っているわけではない)シーンも、アホだけどドキドキした。コンフィデンスマンJPだそ!騙されるな!
  • 赤星がナイフ姉妹を呼んだ時、あっこれダー子の仕込みだ!と思った。読み切ったことに浮かれていたが、私はバカなのでモナコの方をスタアと勘違いしていた(照)(恥)
  • ある意味一生詐欺師として生き続けるコックリはすごい。永遠に欺く。トニーと共に。
  • 赤星から隠れるダンス面白かった。ダンスきれっきれだね。ジェシーとダー子のダンスだけ、完全に喜劇のミュージカルだった。
  • 長澤まさみ、何着ても似合いすぎ問題。どのドレスも美しい…。玉璽盗み見したときの白い服も可愛かった。でも自分で選ぶドレスのセンスはダサい(笑)(コックリと最初に服選んだときね。)でも高校生姿さえイケたよ!
  • 長澤まさみが「ドラゴン桜」って言ったwwwwww
  • ダー子「お母さんにしては若すぎるし美しすぎる」はいはいw
  • コックリが馬鹿にされて本気で怒るダー子。詐欺師の顔してなかったなあ。
  • 「私のwikiに失敗の文字はない」辞書ちゃうんかい。
  • スタアに「顔にインテリジェンスがない」と言われるダー子。クッキーを食べようとするコックリの顔にも知性がなくて、似たもの親子だなと思った(笑)スタアとダー子みたいな、仲の悪い女詐欺師2人組のドラマも面白そうだ。
  • ジャッキーチェン?本物?
  • デヴィ夫人登場したとき、セレブの集まるパーティーだからゲストなんだなと思ったら思ったより重要人物になっていて笑った。
  • 前田敦子の大阪のおばちゃん面白かった。根回しが完璧すぎるんだよな。最終的にバレたけどあの合成写真の元もどうやって手に入れたんだろう。あれ、合成写真がバレるのも想定してたのかな?
  • ボディガードにめちゃくちゃやる気を見せているボクちゃん面白い。こいつ真面目なんだよな。警備に指名されたときの特訓シーンには笑った。そばで守れる方がいいのになんでちょっと抵抗してんだよw料理楽しんでただろw
  • OPで、1人背が高くて画面に収まるようにしてる東出くん笑った。
  • ラーメンを食べながら抱きつくダー子に顔色一つ変えないボクちゃん。だからダー子はボクちゃんと組んでるんだろうな。お節介でもうるさくても保守的でも、他の誰でもなくボクちゃんを必要とするダー子と呆れながら見捨てられないボクちゃんが良すぎ。恋人でも下僕でもある☺️
  • ダー子とコックリがクッキーで殺されそうになったとき、真剣な顔してリチャードを呼ぶと決めたボクちゃん。ダー子はお気楽だけど、その分真剣に事態を受け止めるのはリチャードとボクちゃんなんだよね。
  • 全裸で泳ぐことを提案するダー子、男も女も関係なく愛しているところが好き。
  • コックリの子知らなかった。広瀬すずに似てるけど、声も似てるなあ。ちょっと甘い感じ。当主就任演説めちゃくちゃ良かった。普通に謙虚で素敵なスピーチだった。
  • ボクちゃんがコックリに優しいの、本当にお前はそういうところがいいところで詐欺師として悪いところだぞ…と。
  • ダー子とコックリが逃げる階段、すごく綺麗なロケ地よく見つけたなあ。それにしてもあの走るスピードならSPに追いつかれるだろwwwwww
  • ただの親子鑑定で終わって良かったね…。下手すると姉と同一のDNAってバレてたでしょ。しかしDNA獲得するためにあそこまでするか(笑)
  • 怪しいと思ったら具で喧嘩してたと思ったら途中で気付いただけだった。誤魔化すためのアドリブに「え?え?」とならずにすぐにおにぎりの話題で応じるボクちゃん、慣れてる。ダー子が危ないと思ったから切り替えたとすぐに気づく詐欺と潜入への慣れ(笑)
  • 無理強いはしないよと言ったボクちゃんにあっさり「やります」と返すコックリに対してガックリするボクちゃんの表情が良かった(笑)
  • ダー子ずっとお母さんの顔だったね。
  • ミシェルを守るダー子とボクちゃん、本当のお父さんとお母さんみたいで可愛かった。ミシェルの成長嬉しそうだったし。ダンスホールジェシーとダー子が踊っているときにボクちゃんがミシェルの頭に顔を近づけて囁くところ、すごく「がたいの良いSPと小さなお嬢さん」感があってときめいた。
  • 部屋でしっかり絵画や昆虫を見つけたコックリ、ダー子より優秀説。まあそもそもダー子は内面から取り入ろうとしないから見る必要がないと思ってたのかな。胆力があって詐欺師向きだよね。
  • 波子にまた騙されそうなリチャード…と思ったらちゃんと取り込んでた。ダー子の作戦とカメラワークに騙されてしまった。あれも作戦だったんだなあ。
  • ミシェルが、マンゴーおじさんを抱きしめるところ。ダー子とのお別れ。どちらでも泣くボクちゃん…ワロタ…。
  • 男でも女でもミシェルって本当に言ってたんかいと思ったら嘘だったんかい!
  • チョビ髭、剃るの躊躇ってて笑った。あらゆる子猫ちゃんを駆使するダー子、チョビ髭のことは沢山の場面に使っていて面白い。いいように使われてるなあ。
  • ウサギ吊されてたの偶然だとしたら、それすらボクちゃんをそばに置くタイミングとして利用できるラッキーにするダー子の強さよ。
  • まさか一番味方っぽい三男が赤星雇ってるとは思わなかったなあ。でもミシェルの優しさに懐柔されてた。大吟醸から赤星のフラグとは思わなかった。
  • 詐欺映画なのに、玉璽を受け取る瞬間の緊張感凄まじかった。普通にめっちゃハラハラした。
  • 詐欺師の物語にしては優しかったな。
  • 五十嵐マジで刺されててめっちゃ笑った。みんな騙してて華麗!と思ったらお前も騙されてたのか。かわいそう。
  • 赤星、最早「何度も騙して欲しい」の領域に入っていて愛おしい。愛すべき敵なんだなあ。だって死んだら泣いてるんだよ?とっつぁんとルパンみたいだ。いつまでも生きてライバルでいてほしいんだ。しかし、騙された=生きてるって気づくのも、愛だよね(笑)まあ偽物なのにあんなに渡すのに抵抗するなんておかしいしな。お相手しないと失礼と考えるダー子も、また愛。
  • 「僕からは何も教わらない方がいい」と言う次男、いいわあ。
  • 執事の切り取った跡に、コックリだけ気付いてるのもいいね。
  • ジェシーに落とさせるのが作戦のキモだったという、キャラクターのフル活用っぷりが良かった。腹立ちながらも協力するジェシーも素敵だね。弱み握られてるからだけど(笑)怒られてもニコニコしてるモナコもいい詐欺師になったね。
  • ボクちゃんが何も隠されてないって珍しいね。でもよく考えたらSPでもロマンス編でも全部把握してたか。TVシリーズだと邪魔だと思われたらダー子に情報隠されてたからなあ。詐欺師として成長したってことだね。
  • 偽物とわかっていて仕え続けるトニーと、トニーが嘘をついた(切り取った)と唯一知っているプリンセス。エモい。最後ミシェルの顔つきが変わっていてよかった。
  • 本物を存在しないことに仕立て上げた手紙すごいし、本当に本物は存在していないというオチはダー子の詐欺を上回っていて面白すぎるな。
  • 私でさえ誰かのプリンセスと言うダー子。五十嵐はプリンセスにしてくれるで…。
  • エンディングの写真も面白かった。どんだけマーライオン好きなの?マリーナベイサンズ楽しそう。