感想を書く気もなかったし、見終わった直後もそんな気待ち全くなかったんだけど、ぐらんぶる見に行くけど、記事にならない気がするし、笑うために行きます
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
このワーナーブラザーズの公式動画を見ていたら、なんかもう2回目が見たくて仕方ないしまたあの世界に行きたい…という気持ちに襲われて仕方ない。
いま年上のエッチなお姉さんに「出さないと苦しいんじゃない?」って迫られたら童貞喪失しそうなレベルで見に行きたい。わけわかんないな。でもそれくらい鑑賞欲がめっちゃ高まってる。解放されたい。
見た直後は、
実写になるとどうしても漫画特有の(ふきだしの大きさや文字の大きさで表現できる)会話劇の面白さは失われていたなあ…
と、原作にあって映画にないものに心を支配されていたんだけど、
今は、
原作よりもハイテンションで狂ってたな…
と、映画にしかないものを見たくて仕方がなくなっている。あの空気にもう一度触れたいのだ。
単純な面白さで比較すれば私は原作の方が好きだ。
でも私は原作をただなぞった映画じゃなく、オリジナル要素を付加した、熱のこもったあの映画がまた見たいのだ。
そうだな、漫画の実写化なんて、原作にあって映画にないものばかり探していたら「実写化しなくてよかった」と思うに決まってる。
実写にしかないものを楽しみに行くんだ…俺は…。
とにかく、妙な中毒性のある映画だった。頭の悪さに中毒性を持たせることができる稀有な映画。
内容としては、作った人たちも正気を失ってたんだろうなという感じ。
まあでも原作をそのまま実写にしようとしたらあんまり面白くならなかった気もする。
原作を読んで、一度咀嚼した人が作り出した「現実の頭の悪い大学生活」だったから、そのよくわからない熱にやられた。
全体の評価としては、声出して笑うシーンも多かったし、熱量があるし、勢いがある、楽しい映画だと思った。
映画の背後にいる人たちの、原作より頭おかしくなるような改変しちゃおうぜというぶっ飛んだ感じに興味を持たなかったら二度見に行きたいとはあまり思わなかったかな。わからん。もう何もわからん。
正直、序盤のテンポは微妙だと感じながら見ていた。
実際前列の人たちは「原作読んでないから最初意味わからんかった」と言っていた。
個人的にもTake5くらいでよかったのでは?と思わなくもない。
(その中でもメリハリをつけるために「君の名は。」パロをやったり原作にないトランポリンを挟んだりと工夫されていたのでそれはそれでとても面白かった。)
ただ耕平の「それだけの情報を得るのに2週間もかかったのか」というセリフを引き出すにはこうするしかなかったんだろうな。
どのようなサークルなのかを知るために2週間を要する異常性。
そのためだけにエンドレスエイトやりやがったのか…。
なんというか、こういう、表現したいもののためには結構手段選ばないんですね…みたいな感情が後からふつふつと湧いてきた。
そういう常軌を逸した人間が制作側にいるんだろうなと思った。
とにかく、原作にはないオリジナル要素が、もう一度映画館に向かわせようとする。
原作にはない「あのダンス」も、なぜかよくわからないけど魅力があるのだ。
ダンスは多分、映像で表現するために必要だったんだろうなと思う。
インド映画みたいだなと感じたけど、よくよく考えると原作は完全に会話劇(やりとりの面白さがキモ)なので、映画でそのまま再現すると単調。
だから、ダンスを入れることで映像としてメリハリをつけたかったんじゃないかな。
原作にはないオリジナル要素だったけど、映画化したことが一瞬でわかるので、良かった。
映画にするために本当にいろんな手法を考えたんだろうな。わからん、一発であれ思いついた可能性もあるけど。
ちなみに、オリジナル要素もたくさんあるが、原作のエピソードはしっかり使われているし、その辺りはとても丁寧だったと思う。
ミスコンもある。ケバ子も参戦する。非リアクラスメートの嫉妬もある。
それでいて、静止画で進められる漫画では埋めなくていい現実の「空間」や「時間」を上手に補完していた…と思う。
伊織と千紗の関係については、原作より少しだけ、伊織からの気持ちが「妹」よりも恋愛寄りだった印象。(ラストの瓶をめぐるやりとりとか。)
- 原作
妹・この辺・・・・・・・・恋愛
- 映画
妹・・この辺・・・・・・・恋愛
まあ、微々たる差だが…。
ちょっと不満が残ったのは、PaBメンバーの、主役2人以外の扱い。
トッキーとブッキーはしっかり名前もあるしセリフもたくさんあったのに、映画の公式サイトTOPにも名前がなくて、俳優の名前がマジでわからない。
何の人たちなんだろう?
エキストラじゃないんだから、もう少し敬意というか、キャストとして名前くらいは載せて欲しかった。
↑追記:竜星涼のインスタのタグ付けでやっと把握した。ラジオの番宣とかも出てた。
女性陣の演技は朝比奈彩以外はちょっと素人感が強かったけど、ダイビング適性の高い人を選んだのかなと考えると、特に文句はない。
梓さん役の胸、本当にすごかった。
与田祐希は小さくて可愛かった。ミスコンの酔っぱらったシーンはかなり振り切れていて良かった。
気になったのは竜星涼との身長差ぐらい(笑)
とにかくもう一度見たい。
あのよくわからないダンスを見て、飲み込まれ、頭の悪い青春を見守りたい。
でもあの狂った映画をコナン映画のノリで何周もする人間になるのも怖い。
もう一度見に行ったら、あとはBlu-ray買おうかな…。それくらいは許す。
でも何度も見たいし、みんなにも見てほしい。そして原作も読んでほしい。
超頭悪いけど面白くて、ギャグだけじゃなくて登場人物の性格や人間関係も本当に魅力的だから!
でももしあなたの中学生のお子さんが見に行きたいと言い出したら止めた方がいいかもしれません。
全裸で野球拳をし、透明な酒を水と言って飲みまくる、最悪のキャンパスライフの映画なので。
- 見た直後のツイート
ぐらんぶる インド映画でした
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
映画ぐらんぶる
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
・教育的には最悪(褒め言葉)
・原作の読者はテンポが気になるかも
・漫画をそのままなぞるのではなく「実写化」したという感じが良かった。あの世界を現実にするための改変が素晴らしい
・主役2人の頑張りが本当に最高だった
・朝比奈彩かわいい
・梓さんの再現度
インド映画みたいになった理由、よくよく考えると原作は完全に会話劇(やりとりの面白さがキモ)なので、映画でそのまま再現すると単調で、ダンスを入れることで映像としてメリハリをつけたのかな〜と思った。原作にはないオリジナル要素だったけど、映画!って感じで良かった。
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
個人的に女優の演技力はちょっと気になったけどこの映画に関してはダイビング適性が重要だと思うのでそこを外さなかったことが正解な気がする
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
純粋な面白さでは原作の方が好きだけど、より気が狂ってるのは映画だと思う 正気を失って作った感じがするところが結構あった ちなみに映画館でたまにみんな笑ってたので、映画館では静かに見たいタイプの人には勧めない笑
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
うん、これだな、テンポが悪いというより狂ってるからって考えた方が納得いくわ でも原作知らん人(目の前にいた人)は最初戸惑ったらしい
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
朝比奈彩すごいかわいいな…
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
与田祐希は可愛かったけど竜星涼がデカすぎるのか与田祐希が小さすぎるのか、すごい差だった
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
- なんかまた見たくなってきた
映画ぐらんぶるのダンス動画みてんだけど、もう一度見たくなってきたな…あんな頭のおかしい映画なのに…
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
ぐらんぶるもう一度見たい…(は?)
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
ぐらんぶる原作読みたくなっちゃって読み返してる もう夏休みは終わりましたよ
— つちや (@twottyeah) 2020年8月16日
マジでぐらんぶるもう一度見たいんだけど、ぐらんぶるをコナン映画のノリで周回する人間になることを自我が許せない
— つちや (@twottyeah) 2020年8月17日