やっぱりラブコメの面白さの肝は「タイミングのズレ」だね〜!!
前回の感想
主観による評価
ラブコメらしさ ★★★★★★★★★★★★★★
全体 ★★★☆☆
私、「恋はタイミング、フィーリング、ハプニング」って言葉、核心をついている気がしてすごく好きなんだけど、今回改めてこの言葉への信頼を強めた。
どれか一つでも欠けていたら恋は実らないってことなんだけどさ、
- 五文字→フィーリングが欠けている(タイミングとハプニングはウソで補填)
- 青林→タイミングが欠けている(フィーリングは当然ある、ハプニングは常にある)
で、どちらも何かが欠けているせいで未だ成就できずにいるんだよね。
デートの思い出の象徴であるカチューシャを「見えるように置いて"おかなきゃ"」って意識がある時点で、自然と湧き出る気持ち=フィーリングが欠けている。
だからこそ、最後の最後についに美々先生のタイミングと青林のタイミングが重なる瞬間がきたーーーーー!!!!とめちゃくちゃ盛り上がった。
いや、今回一番盛り上がったのは「セフレくん」だけど!
その話は後で!(笑)
絶妙なタイミングのズレがラブコメを盛り上げる。ズレたかと思ったら重なる。
そのタイミングがいつなのかを待ちわびるものなんだなと思った。
また合わない!数秒早ければ!また合わない!さっきまでいたのに〜!!!あーーーーーじれった…タイミング合ったー!!!!!っていう、この、焦らされる回数が多いほど交わる瞬間興奮が高まる感じ。
ラブコメドラマ見る醍醐味だわ…。
すごく楽しませてもらいました。仕事終わってないのに退勤した甲斐あったわ!(明日の私、死!)
それにしても五文字、それは悪手だわ!!
檸檬じゃないけどあなたのことが好きですって正直に言えば、檸檬じゃないけど好きになってもらえるルートにも入れたはず。#リモラブ 「ぼくが、檸檬です」ウッソで〜〜〜〜〜す!!!!!!!はいこいつ嘘つきです!!!!!!!檸檬じゃなくても現実で距離を縮めて恋愛関係に至ることはできたのに、嘘をついたらあとからやり直しがききません!!!!!自ら退路を断ちました!!!!!
— つちや (@twottyeah) 2020年10月28日
「檸檬じゃないこの人を見よう」と心を決めた上で関わることができるから。
でも、ここで嘘をついたせいで、どんなに素敵なイベントを今後積み重ねても、嘘の土台の上に築かれた好感度だから脆いのだ。
檸檬が誰かバレないというか細い糸のような前提の上で踏ん張らなければならない。あまりにも不利。
檸檬から連絡が来ただけで終わってしまう。
青林が二度と檸檬として連絡しない、檸檬だとバレることもない、そんな「あってほしい」というだけの確証のない前提の上で好感度を積み重ねようなんて、無謀だ。
それでもすがりたいほど美々先生を手に入れたいんだろうけどさ。
バレないかなって冷や冷やしながら嘘つき続けるの、「なんで檸檬って嘘ついたんですか?」って言われたときに全てが終わるし、嘘つき続けなければならない自分もしんどいだろう。
出会いの話も永遠に深掘りできない。だって自分は檸檬じゃないから。
檸檬としてじゃなく五文字として築けば崩れることはない好感度が、檸檬という嘘から始めてしまったせいで崩れる。
ラスト、まさにその悪夢が現実となってしまった。
出会いなんか関係なく、美々先生が目の前の五文字を見るようになる前に、つまり「好きな人」になる前に「嘘つき」の評価になってしまった。
檸檬って嘘つかなければ、悪い奴じゃないのに、悪い奴じゃない一面をフラットに見てもらえる機会を永遠に失った。
思い込み強いストーカー気質とかじゃなく、ちゃんといいところもあるんだから、地道にデータを重ねれば「嘘から始まったけど、今はあなた自身が好きなんです」という展開も、もう少し先ならあったかもしれないのに…😭#リモラブ 五文字、ちゃんと察してるんだよね。一緒にいて楽しくなさそうなことも、疲れてそうなことも、早く帰りたそうなことも。でも歩み寄ろうとしてくれるのを喜んでもいる…
— つちや (@twottyeah) 2020年10月28日
まあでもそもそも、嘘なんかいけないって価値観がおそらく文面から滲み出ている檸檬には、嘘ついてもなれなかったんだろうな…。当て馬と本命の素質の差だね… https://t.co/k4tYadRmYo
— つちや (@twottyeah) 2020年10月28日
このまま一緒にいても、文面から伝わる檸檬の人柄との乖離でいずれ終わっていたことは想像に難くないしね。「檸檬と草モチはもういい」って言わなそうだもんな、本当の檸檬さんは。檸檬と草モチとしての時間を大切にしていたら出てこない言葉だよね。あそこから「なんか、檸檬さん、会ったらちがうなあ」って違和感があったのかもね #リモラブ
— つちや (@twottyeah) 2020年10月28日
五文字にとっては致命的な当て馬ルート確定の選択肢の回だったが、美々先生にとっては光が見えた回だった。
もうね、何ってもちろんセフレくんですよ。
なんとか円満に我孫子さんと別れてくれないと青林ルートに進めないし、我孫子さんにメロメロの青林を略奪以外でどうやって手に入れるんだと思っていたらセフレくんですよ。「あなたと肉体関係ないんだから当たり前だよね?😁」のテンション、私とは違う人類だった https://t.co/ThpF2Pncn7
— つちや (@twottyeah) 2020年10月28日
こんな形で青林と美々先生のルートに光が見えたの予想外すぎて声出して笑ったわ。
本当に、ここ最近で一番笑った。有吉の壁の次くらい。
青林の「ちゃんとしようね」(結婚するまでセックスしない?)に理解を示しているふわふわ女子かと思ったら性欲と恋愛感情切り分けてる女だった。
すごい奴だったわ。
前回の記事で「普通の子だからふられるのかわいそう」とか言ってなかったか?私。(忘れてください。)
でもすぐ別れを切り出すわけじゃないところが、すごく青林のイメージ通りでいいなあ。
そういうところが檸檬としての文面に滲み出る良さだったんだろうな。
まあ、彼氏とセフレの両立が悪いとは言わんが、青林とは価値観が違いすぎるから無理だと思うよ。
どちらの価値観も悪いわけじゃないけど、違いすぎるから無理ってこともあるんだよね。価値観の良し悪しじゃなく、違いすぎるというだけ。
一年考えた末にこれでかわいそうだったけど、セックスしてなくて結果オーライだったね!ドンマイドンマイ!つぎ行こう!
来週はついに、青林が檸檬だとバレる…!楽しみすぎる〜!!!!!
すごいワクワクしてる。週の真ん中に楽しみなドラマがあるっていいなあ。
あとは細々と。
- 美々先生が考え事するときや喜びを表現するときに体全体使って動くのは何のキャラ付けだろうと思ってたけど、従来のドラマと違って表情の変化で見せるものに限界があるから体いっぱい使ってるのかもなあ。
- ラブコメとコロナ禍の融合が自然でいい。
「ラブコメ特有のすれ違い」を、時代性と上手く融合させると、「ネットでやりとりしてた人だと偽る」ところから始まる駆け引きになるんだなあ。面白いね。待ち合わせ場所で嘘つくとかは今までもあったんだろうけど。 #リモラブ
— つちや (@twottyeah) 2020年10月28日
- 「SNSを使いこなしてるつもり」が一番危ない。肝に銘じます。