つちや(仮)

大体当クールドラマ感想。たまに漫画、たまに旅、たまに雑談。

同期のサクラ第7話感想〜偏屈爺のデレが萌えるのはアルプスの少女ハイジから同じ〜

主観による評価

★★☆☆☆

 

菊夫ー!!!!

お前の勇気を、お前の優しさを俺は忘れない!!

立ち向かわせるほどの、パワハラから今日までのサクラの支えがあったから。そしてそのお返しに自分が支えたくなったから。

自らを奮い立たせてあの言葉を桑原にぶつけた。かっこいいよ。お前漢だよ!!

説明会前も説明会後も、みんなじいちゃんに言われた通り一生懸命サクラを支えたね。

蓮太郎は、無理に言葉を紡がずにすみれさんに頼った。これもサクラに一番必要なものが何なのかわかってるからだよなあ…。

葵が、説明しに行くサクラに向けた言葉も暖かかったね。

「葵は思わず告白しようとしたけどサクラがさらに動揺すると思って取り繕った」という説もあったけれど、私はあの場面では最初から勇気づける言葉をかけるつもりだったと思うなあ。そこまで彼は恋愛のために動いてはいないと思う。

サクラが迷い苦しんでいることをわかっている状態で告白をしたら、困らせるどころか橋のことで頭がいっぱいで良くてスルー、悪くて失望されるだろうし。

仲間として大切に思っていることを伝えるつもりだったのが、(先走って)最初に「好きだ」と言ってしまって誤解される!と咄嗟に気づいて付け足したんじゃないかな。もともと伝える意図の語順が変わっただけというか。

菊夫も葵も、ちゃんと恋愛の前に尊敬があると思う。友達として大好きになったから、異性としても好きになった。

だから菊夫も桑原にサクラへの圧を辞めさせる際に「俺の同期に」と言った。

好きな人だからやめてほしいんじゃなくて、大切な同期だからやめてほしい。

色ボケになる場面とならない場面がきっちり分けられていて、社会人としての年数の長さが窺える。

私たち視聴者が見ていないだけで、みんな1年ごとにしっかり成長しているんだなあ。

 

ただ、やっぱり葵の行動は肯定できない。

サクラに嘘をつかせたくなかったと言えば聞こえはいいけど、結局サクラの気持ちを考えたというよりは真相を知っている状態の自分が、何も知らずに橋をオススメするサクラの言葉を聞きたくなかったというだけだと思う。

「俺は知っていたのに」という罪悪感から逃げただけ。自分が楽になっただけ。

もちろん、島に来た時から迷っていたのはわかっている。

でも、サクラは必ず橋をかけないことを選ぶってわかっていたでしょう。

曲げられないサクラが苦しんで、それでも曲げないことわかっているんだから、伝えたことは絶対にサクラの立場を悪くするとわかっていたはず。

そうさせたのは葵だろ!?

 

でも今回は、上記の葵の身勝手さを上回るものがあったので、葵にそこまで怒ってはいない。

てめーの役に立たなさはなんだ!?

解雇通知する前に「サクラって呼んでいいか?」って聞いたのはなぜ!?!?!?

解雇通知されるとわかっていたら「嫌です」しか返せないよ!?!?

なんで庇ってもくれなかった面倒事を押し付けた権力を使いこなせない守ってくれない上司に…名前呼びされなければならない?

庇いに庇った結果これまでクビにならずに済んだのはあるかもしれないけど(笑)

常務になったなら何とかなるだろうよぉ…。職権濫用しろよぉ。

 

  • おんじじゃん。

 

  • ジジイ…。物語のお決まりのタイミングで死んでんじゃないわよ!!

 

  • 演出だとわかってはいるけれど、なんでメッセージ、わざわざ東京に帰ってからじゃないと確認できないようにした?家に残しておけば、サクラはあの場で見られたのに。じいちゃんを燃やす前に見られたのに。1人で東京に帰ってから見ることはなかったのに。まだ20代の女性が1人の状況で抱えるには重すぎるでしょう。

 

  • たしかに暗雲しか立ち込めていないけど、あそこから何があって今になったんだろう?

 

  • 常務が後悔していたけど、要するに祖父の死に目に会えなかったのは自分のせいってことなのかな?でも、まあ、あの説明会の機会がなければサクラは島には帰らなかっただろうからなあ。

 

  • 会社がサクラを壊れざるを得なくしたんだよなあ。

 

  • 桑原はバカ。

 

  • 百合が結婚するのは葵なの?ここから葵とくっつく?そんなんないよね?外部の人?でもあのサイズの子供を抱えているなら来週あたりで結婚決まってなきゃおかしいよねえ。

 

  • 本編の中では間違いなく浮くであろう馴れ初めをHuluに持っていくの正しい!!Huluで何かを配信するだけで怒る人いるけど、「最終話はHuluで!」でもない限りは私は正当だと思っている!!プラスアルファで見たい人だけお金払ってねっていう任意だから。「払ってまで見たい」「払ってまでは見たくない」は自由だから、配信したという行為を咎める権利はないと思う。(実際蓮太郎とすみれの馴れ初めは知らなくても支障はない任意のエピソードだし。)選ばせてくれてるだけだからね。最後の真相はHuluで!は最悪だけどね。Hulu商法だ!と怒れるほどの「Huluを見ないと本編を理解できない映像コンテンツ」を限定配信してはいないと思う。絶対見なきゃいけない!というレベルのものを配信してやっと商法だ!と言えるのでは?

 

 

 

 

 

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G線上のあなたと私第6話感想〜曲の真名で締めくくるの最高〜

主観による評価

★★★★☆

 

深いドラマだ…と思うと同時に、

こんなことも考えてしまう回だった。

理性では深いメッセージを受け取りたいが、感情はラブコメに興奮してしまう。

これも人間の矛盾したところだな、と思う。

 

今回はそんな話をしています。たぶん。

 

 

情のあり方は一つじゃない

今後理人とやえこの2人は恋愛関係になるんだろうなとは思うけど、今の2人は恋愛関係ではないし、幸恵さんと理人は男女だけど恋愛関係にはならない。(年齢的なものもあるだろうけど。)

でも三人は三人の絆で結ばれている。

恋や愛からは遠くても人は情で結びつく。

恋じゃなくても、「私を見ていてくれる人」はいる。

愛じゃなくても「ほっとけない」って思う。

そう考えると、冒頭のマオ先生の言葉が、第6話全体を表していたんだなと思う。

理人は若いから、まだ「異性(理人の場合は)に対する一途な想いだけが正当な愛」だと思っているようだけど、浮気した夫と別れないのも、婚約破棄した元婚約者の親を気にかけるのも、恋や愛に分類できなくても確かに人と人との間に生まれる「情」だよね。

理人にはやえこの感情が執着にしか見えないみたいだけど、自分の知っている概念に当て嵌めないと納得できないだけなんだろう。

この辺りも、やきもちかな?と思う反面、「好きじゃないのに気にかける感情」が自分の知っている感情に分類できなくて気持ち悪いんだろうな。

許さないからと関係を絶てるものでもないんだろうけど、嫌いになったら関わらなくなる!を選べる大学生とはちょっと事情が違うんだろうな。

やえこや幸恵さんの感情が簡単に分類できないのと同じように、最初は友情ドラマかな?恋愛ドラマかな?って思って見ていたドラマでも、そういう名称をつけなくても、分類しなくても人間と人間のドラマってことでいいじゃん!と思えるようになった。

 

ただ、このマオ先生の発言、たしかにそうだと思いながら、たとえば男女が2人並んでいたら恋愛関係に帰着させてしまうことが多くて、反省した。(でもまたやると思う。)

 

 

 

グレーを選べるのが大人?

幸恵さんは、素直で、人に正直に言葉を伝えられて、言葉の選び方もうまい。

でもストーリーに都合の良い完璧超人ではなくて、幸恵さんも悩んでいて、それをうまく隠して、うまく一部だけさらけ出している。

人間って本来そういうグレーな生き物なんだろう。

浮気されたから別れる!婚約破棄されたから2度と会わない!そんな風に白と黒に分けられない。理由は言語化しにくいけれど。

たとえば、恨んで離婚するよりも、許して続ける方が楽だったり。許さないけれど、一緒にいたかったり。

謝らなければならない側の都合のいい謝り方を許容する必要はあるのか?というのは今回の小木を見ていて思ったけど(笑)、幸恵さんのグレーがそれを許してしまうなら、それは仕方ないことだと思う。

他の人がジャッジできることじゃない。

理性で行動を決めたいけれど、感情が邪魔をするのが人間だなあと思う。

 

 

 

愛される才能

子供の頃、私は勉強が得意だったから、偏差値が低い人は努力が足りないと思っていたし、努力をすれば人は誰でも勉強ができるようになるものだと思っていた。

愛されることに慣れた人、家族や友達に愛されて自己肯定感を高めてこられた人も、たぶん同じで、自分の振る舞いで、人に愛される努力が実ったことで今の自分があるのだから、「愛され」が少ない人は努力が足りないのだと思っているんだろう。努力すれば自分と同じステージに来られると。

だからマオ先生は、「ほっとけない」と思ってもらえないやえこはただ努力が足りないだけなのに、どうして文句だけ言っているんだろう?努力すれば私と同じになれるのに?私が何の努力もせずにみんなに気にかけてもらえていると思っているのは?と本気で思っている。

でも違う。

自分がその能力を高めてこられた「環境」を生まれながらにして持っていたことも、一つの才能だ。

勉強ができる人は勉強だけに集中せてもらえる環境を、スポーツができる人は道具を買える環境を。「あなたは努力すれば人に認めてもらえるんだよ」という自己肯定感を持つ人も、そういう環境の要因が大いにある。

そしてそれらは成長してからどんなに頑張っても得られないこともある。(後天的に身につけても、小さな頃からそれとともに育ってきた人に追いつけないことも多い。)

私は、「ほっとけない」と思われるかどうかについては完全にやえこと同じ気持ちだ。

別に親に虐げられて生きてきたわけじゃない。

でも、街ゆく人が私に向ける視線や、なんとなく美人の友達と順序づけられて扱われてきたこと、友達には誕生日プレゼントをくれる人が多くて私には少ないこと、おめでとうメールが「人より」少ないこと、そういった積み重ねで今の自己肯定感の低さがある。

自己肯定感の低さの何が悪いのかというと、「努力しても意味がない」と思ってしまうところだと思う。

成功体験が少ないから、最初から諦めてしまう。どうせこの人のスペシャルにはなれないと思ってしまう。

きっといつかスペシャルになれる、結果が出ると信じて努力できる勇気が湧くことさえ、子供の頃からの成功体験の積み重ねに裏打ちされた「自信」がないと難しい。

積み重ねで自己肯定感が低い人に、トライし続ければ叶うよ!と言っても努力ができない。それは怠惰だからじゃない。努力が実った経験が、自己肯定感が高い人よりも少ないだけ。努力すれば誰かに特別視してもらえるとは限らないことを知っている。

マオ先生が悪いわけじゃない。環境で分けられてしまう世界が残酷なだけだと思う。

でも、自分の生まれた環境が自己肯定感を育むのに恵まれていたことに気づけないのは、人を見下すことになると思う。(それは、努力すればみんな勉強が得意になると考えているのも同じ。)

マオ先生は、腹が立って、必要以上に強い言葉を意図的に使った可能性はある。

それに、努力してもスペシャルでい続けられなかった経験もある。婚約破棄。

大きな失敗があっても、それまでの沢山の成功が支えてくれているから、また誰かのスペシャルになれると信じられるんだろう。そして実際マオ先生にはそうやって思ってくれる人がまた現れる。人に特別に思ってもらえる振る舞いができるのも羨ましい。(失敗が多いと、人に見てもらえる正解の振る舞いがよくわからなくなっていく。)

こんな私にも、「努力が足りないだけなのにどうして?」と思うんだろうな。そりゃそうだ。

 

 

 

最後に曲のタイトルがわかる

もう、こういう演出大好き。花言葉が後からわかるとかね…!

 

 

 

その他

  • 疑われても構わない、泣いてることを嬉しく思っている顔をするなー!!!!!!(萌)

 

  • そういう終わり方はラブコメドラマなんだけど、これはラブコメドラマではないので6話でまだキスもしてないし2人を表す言葉もまだあやふやなんだよな…。

 

  • 理人に言われたことが勇気になっているなあ💕

 

  • 理由を探す理人。何もなくてもマオ先生と会って良いんだけど、望みがないからこそ口実がないと誘えないよね。次回予告の「やめさせてください」は理人を?自分が講師を?

 

  • 気持ちに無自覚なハーレムラブコメ主人公なら許されるけどお前あの女の好意知ってるだろ!!!!!!うかつに触るな!!!!!!!!!!ここの2人の、うかつに触ったりキャッキャしたりするの、あまりにも若くて眩しかった。

 

  • その一方で、この不器用さ。意識しすぎちゃうか??????ほっとけない相手に贈る曲を演奏すなー!!!好きになってまうやろ!!!

 

  • 情…そしてやっぱりあの夜のこと覚えてた…。やえこは多分ずっと、ふと思い出しては「でも理人くんは忘れてるよなあ」って思ってたんだぞ!!!やえこが言うから続けてたんだよ…。ラブコンみたいな、アホだけどたまに可愛く見えるとか、RDGみたいな、イライラするけどどうしようもなく好きになってしまったけど腹立つけど好きみたいなの大好きなんだよね…。

 

  • やえこにドリンクバーで執着すんなって言うシーン、謝ればいいってもんじゃないからね(笑)

 

  • 前途多難。

 

  • 男兄弟にしか発生し得ない会話めちゃくちゃ好き。私にはわからない世界だから。

 

  • マオ先生強ーーーーー!!!!!!すき!!!!!!!!!

    強すぎて怖いことも多い。

 

  • 浮気するやつの精神が滲み出る小木。

 

 

 

 

 

 

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ニッポンノワール-刑事Yの反乱-第6話感想〜令和のソードマスターヤマト〜

主観による評価

★☆☆☆☆

 

ダイジェストのダイジェスト

  • 恐ろしく速いダイジェスト…オレでなきゃ見逃しちゃうね
  • 先週見逃したか?
  • どうやって助かったかが不透明(「これだと視聴者置いていかれますよ」ってマジで製作陣の誰も言わなかったの?)
  • なぜ逃げることになっていたのかが簡単すぎて早回しの逃亡生活がなんか逃げてるとしか認識できない(逃げる必要性と理由が分からないから緊迫感がない)
  • 前回全然見つからなかった隠し部屋のスイッチがあっさり見つかる(なぜ前回あれだけ探しても見つからなかったのかは不明)
  • 才門が助ける(ニッポンノワールあるある)
  • 原作も何もないのに飛ばし過ぎ
  • 多分2話あたりで話数減が決まってこうせざるを得なかったんだ。そうだろ?

 

ぼーっと見てたら前回の出来事が解決されてカツキ抱えて逃げてたし、逃げることになった理由が早回しすぎていまだによく分からない。

たとえば「君の名は。」では入れ替わりまくる日々をダイジェストでお送りしているが、あれは出来事の起点をじっくり説明しているからできることで、同じこと(入れ替わり)を繰り返しているから短縮していい(要点だけ見せれば試行錯誤の繰り返しだと十分わかる)だけ。

出来事の起点がしっかり認識できているから、試行錯誤を早回しにすることで「何度もやったんだなあ」と伝わるだけ。

つまりニッポンノワールが省略して良かったのは逃亡生活のまさにその最中だけで、逃亡生活の始まり(カツキを抱えて逃げるところなど)は省略してはいけなかったと思う。

そこまで短縮したらこの手法使う意味…!ダイジェスト演出が使いたければ他のシーンでも…!

同じこと(似たようなこと)の繰り返しだからこそ、ダイジェストにすることで「何度もあった」ことが認識できるんだから、なぜ、何をこれから繰り返すのかだけは丁寧に先に見せて欲しかった。

っつーかいずれにせよ逃亡生活も何かの繰り返しじゃなくて毎日違うことが起きてたからやっぱ省略すべきじゃなかったんだけど。

新しいドラマです!と謳ったから新しい手法や斬新な演出をすることにとらわれているのかな…。

これで「新しい…!」「画期的だ!」と思うやついるか?なんで逃げることになったのかよくわからないのに。なんで前回の窮地を脱したのかよくわからないのに。そこが知りたかったのに。

原作もないのによく「みんなこれでわかるよね!」って思えたね…。自信がすごい。

もしくは打ち切りか。それはもうなんとも言えないが。

 

  • ドラマか?(そうだよ)

 

 

  • さーんかーいめー!(アンガールズ田中)清春お前ニッポンノワールのロゴ見ちゃうの3回目!ゆるゆる!危機意識なさすぎ!よく警視庁のアウトローやれてたな!?誰にも裏切られなくて良かったな!?結構迂闊だぞお前!

 

  • 第1話感想で散々言ったが、まさかガバガバ脚本じゃなくて伏線だった…!?突っ込まれたから後から伏線にした感めちゃくちゃあるけどな。伏線にするならせめて動じない肩に驚く清春とか…。あったか?あったのか?あれは伏線!?ゾクってなるやつが欲しい。

 

  • 真相が超現実科学って、どうなの。なんでもありに…なってしまう…。肩が外れない子供、いい子すぎる子供、他にも色々全部都合よく説明できるからなんだろうか…。特撮の脚本やってるっていう先入観のせいか、特撮っぽいなと感じてしまう。特撮なら面白いのかもしれない。作られた人間とか操作された人間とか。連続殺人犯がサイコパスというオチだとなんでもありになってしまうのと同じ。よく考えたら元々よくわからん催眠術使ってたし今更か。

 

  • ガスマスクが男というの、ミスリード感あるけど、あそこに入る女(出てきたら驚く女)が最早広末涼子しかいないし、なんだかんだ戦って身体に触れていれば清春も女と気づきそうだから、普通に男なのかな。

 

 

  • なんで才門は、あのUSBが病院でしか意味がないってわかったの?

 

  • 久々にまともな発言してた。

 

  • 今回良かったところ。2人でエレベーターで銃を構えるところ。「死んだらぶっ殺す。」私は死んだら殺すぞが大好き!服部平次も「手離したら殺す」って言うし!キャッキャッつまらないドラマの中に咲く一輪の花を探し続けたい。

 

  • お前にも婚約者いたんかい!アケミ?名前覚えられなくてごめん。才門の女ね。才門死んだからかわいそう。つらい。

 

 

 

 

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俺の話は長い第6話感想〜娘の作る蟹雑炊がどんな毛蟹より旨い〜

主観による評価

★★★☆☆

 

明日香さんの言葉、いい言葉だったなあ。

漫然と働く人にも、働きたくない人にもわかりやすい。お金がないと生きていけないし。

 

今回一番笑ったのは風呂の蓋のくだり。

あんなにしつこい奴いる?笑

今回一番良かったのは、あんなに働け働けと言っていたのにみつるが離れる気配がすると寂しくなっちゃう家族。

寂しいと言葉で言うわけではないお母さんの背中や緩い動きから、働いて欲しかったけどいなくなるのは寂しいという親心が伝わって切ない。

みつるのこと、みんな働けよと思ってはいるけど、出て行けよと思っているわけじゃないんだよな。

とにかくしっかりして欲しいだけで嫌いじゃないんだなと。家族だね。

 

もう一つ、蟹雑炊を食べるこうじさん。私も泣いた。娘いないけど泣いた。

 

  • 最後の、明日香の部屋に消えるみつる…大人の表現だ…。

 

  • 春海の夜のお買い物にちゃんと付き合うみつる、大人としての自覚があって良い。なんだかんだ陸の相談に乗るのも「準備できたら行くわ!」って自分の役割として捉えているから、憎めないんだよな。

 

  • 陸くんはこうじさんが大好きだった。立場も年齢も違うからこその友人関係って、貴重で、他にはない「ほっとする」感じがあって、話しやすくていいんだろうね。

 

  • 失恋しても、彼が彼女と別れても、もやもやしても、毛蟹は美味しい。苦しくてもお腹がすくんだから、人間ってアホだよね。

 

 

 

 

 

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モトカレマニア第5話感想〜北海道の人はマジで「ヒグマだ!」って思うの?〜

主観による評価

★★☆☆☆

 

 

今回のナンバーワンマコチ(高良健吾)は筋肉を叩きながらユリカと何があったのか聞いてくる先輩に筋肉で元気なく返すシーン。

これは安アパートに住んでてもマコチ住まわせたくなっちゃうやつ。

高良健吾魅力的すぎるやろー!やろーやろーやろー

ここも面白かった。

 

マコチが人間らしいところがこのドラマのいいところだなあと。

前回の記事でも書いたけど、マコチの脳内がわかるところがいい。

今回はユリカが男と降りてきてくらっとしてたのもw

 

次回、「マコチ、モトカノマニアになる」。お楽しみに!

(ここ勘違いしてた。)

 

 

  • 山下!!!ほしい言葉はくれないし一緒にいるとしんどいけどそれでも心が求める!それが恋!!!!!

 

  • 元彼に固執したり、浮気されても別れなかったりするのって、無駄にしたくない、取り戻せるはずって思うからなんだろうな。趣里さんめっちゃ好き。

 

  • むぎちゃんが思ったよりずっと頑なで、結局最後も決めたのはユリカに言われたからじゃなく自分の意思だったっていうのがめちゃくちゃいい。問答無用で東京に来ると思われていることを腹立たしく思う、自我のある女、いい。

 

  • 言わないとわからないんだって最後自分で気づいて行動するマコチはえらいよ!骨は拾うぞ、マコチ!

 

  • 赤井秀一も「言わなきゃわかんない?」って言われてるからね。

 

 

 

 

 

 

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同期のサクラ第6話感想〜作業着の葵はいつもより生き生きしてるよ〜

主観による評価

★★☆☆☆

 

今回良かったところ

  • 同期の恋模様(それにまつわる菊夫と葵のわちゃわちゃ)
  • 恋がない分フラットで安定したサクラと蓮太郎
  • 歳を取っていることがわかる相武紗季
  • サクラの我慢が随所に表れるところ、そしてそれを今まで我慢を強いてきたすみれさんが解放するところ

 

今回悪かったところ

  • すみれさんが急に「クビになってでも貫こう」と思うほどの動機(もっと目に見えていると良かった)

 

このドラマはカタルシスが薄くて理屈が弱いと思う。

たとえばリーガルハイみたいな、「まあこの流れの中でさらにここまで言われればこの人物も折れるしかないよな」という説得力が弱い。

多分、ものすごく性善説に基づくストーリーだからだと思う。説教が性善説を根拠にしている。ここまですれば人の心は動かされると、人の元から持つ善さに依る言葉で締めくくっている。(脚本家が悪い人に出会ったことがないとは思えないから、水曜日22時という枠やキャストに惹かれる年齢層のためにそうなっている気がする。)

脚本が意地悪じゃない。敵が改心できる。

それはある意味希望に満ち溢れていて、今の世の中に必要なものだとも思う一方で、現実にこの理屈で動くような善い人が果たしてどれだけいるのだろうと絶望もする。

私は捻くれ者だから、こんな「感動させようとする」言葉では感動できないと思ってしまうけれど、それが響く世界の方がずっといいんだろうなあ。

でもその一方で、サクラが結構痛い目に遭っていることでバランスが取れているとも思う。(そのおかげで視聴が継続できているとも思う。)

敵が行動を変えてくれました、めでたしめでたし。じゃない。

敵は少し行動を変えてくれましたが、サクラへの悪印象は変わりませんでした。だからこうなりました。

好き勝手発言し自由に生きることの弊害は確かに描かれている。

周りの人たちは、何かを我慢して生きている。だから何かを失っても何かで帳尻を合わせられる。

自由に生きて、周りも変えられるし自分も最善の道に行ける!なんて都合の良い世界はない。

世知辛い。現実的だなと思う。

 

個人的には、最近はドラマの内部よりドラマの外部の方が気になっている。ミクロよりマクロ。ソフトよりハード。

「ドラマの内部=登場人物の言葉」より、「ドラマの外部=散りばめた伏線が第一話に帰着するような構成」の方が、どんなにスッキリさせてくれるだろうとワクワクしている。

感想を見ていると、お仕事ものとして世の中の価値観を変えるような「スカッと」できる言葉に感動している人が多くて、ずっとなんとなく置いていかれたような気持ちだった。

ドラマを楽しみにしているのは同じなのに。

でも、散りばめた伏線が最後には第一話に帰着するようなところにワクワクしているんだと思ったら楽になった。

脚本の言葉に感動できなくても、「うわっこのセリフここに繋がるんだ!」「第一話で既に描かれてたんだ!」「第一話のサクラのオマージュだ!」という楽しみ方ができる。

登場人物たちに感情移入できるか、人物に思い入れはなくともストーリーの流れを楽しんでいるか、という感じ。

(言葉の内容以外の全ての方が楽しみ、というか。)

感情移入したら、「サクラがここまで言ったんだから変わってよ!」と思えるんだろう。

感情移入できないと、「なんでこんな言葉で敵が心を動かさないといけないのか?」と思うけれど、それはそれとして時間の流れを楽しむことはできる。

それが楽しい。最終回まで楽しみ。

 

  • 目覚めないサクラを見ていて急に純と愛思い出した。目が覚めないなんてこと、ないよね!?

 

  • 2人とも恋愛模様が中学生(笑)

 

  • サクラと蓮太郎、恋じゃないからとても良い。本当に気の置けない異性の同期にすぎないところ。ゲームが得意だとしても、葵や菊夫にはなんとなく頼らなさそう。それは多分自分が同期に向ける気持ちの中で唯一同じような気持ちを向けているのが蓮太郎だと感じているからじゃないか。なんとなく頼りやすい。多分これくらいなら嫌な顔せず引き受けてくれそう。それは蓮太郎だと。いい距離感だよね。

 

  • 意外と恋愛ドラマ感が出てきて驚いている。めっちゃ普通にライバルじゃん。↓視聴前のツイート

 

  • 仮定の話するの下手くそかよwwwwww

    サクラにとって同期ってある意味神格化されているから、恋愛する気がないのは納得。

 

  • 百合と蓮太郎仲良しなの?菊夫が「蓮太郎が百合をデートに誘えないって言うからさ」みたいに言った時の反応も、「なっ、余計なお世話だろ!」みたいな感じじゃなかったから2人で遊べてるのかな?

 

  • 今回も注意していた。先週、「そんなことしてると事故に遭うよ」みたいに言われていたのは、10年後のサクラの状態を引き起こしたのが彼女の「他人への注意」だということを示唆しているんじゃないかと不安。そういえば1話で百合が道ゆく人に注意していたのはサクラに似てきたからだと言っている人がいて、そうだなと。蓮太郎が非常にまずいと言っていた、菊夫が写真を撮ろうとしていた、葵が「私には夢があります」と言っていた。

 

  • 百合の理屈はよくわからなかったけど、サクラの理屈を適用しても男性社員が変わるわけじゃないんだろうなと思うと、鬱。

 

  • 意外と子供はイケる。

 

  • ずっと「お利口さんにしなさい」と叱ってきたすみれさんがサクラの一番の味方になるのめちゃくちゃ良かった。お母さんのいないサクラにとって、頼れる先輩ってお母さんと同じだよね。お母さんという呼び方も受け入れようとしていたし。

 

  • 好き勝手しないこと、自分を押し殺して何かのために、全体のために働くことにも意味があると思う。みんなえらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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G線上のあなたと私第5話感想〜切り捨てられない幸恵さんと、結婚しなくていい也映子〜

主観による評価

★★★★☆

 

 

好き同士じゃない2人が星を見上げるシーンがあまりにも恋じゃないのに甘酸っぱくてドキドキした。

恋を自覚していない高校生同士の恋愛を見ているかのよう。

悩んでいる内容は結婚のことで、全く高校生ではないのに、悩んでいる姿や星で気持ちを切り替える手法はとっても鮮やかでみずみずしくて若くて、まさに「アオハル」だなと思った。

恋じゃない。でもただの友達でもない。この先恋愛になるんだろうけど、この絶妙な男女の関係をドラマで見るって、珍しい気がする。新鮮。

贅沢なもの見た気分。

「他の男と結婚すんなよ」じゃなくて、「無理して結婚しなくていいんじゃない?」の距離感。

ムズムズキュンキュンする。

 

今回良かったのは、幸恵さんが離婚しない理由。

白か黒かの両極端じゃない。世の中にはグレーを選んで生きている人が沢山いるはず。その現実だと思った。

「浮気されたから離婚」でも、「浮気が誤解だったから継続」でもない、曖昧で不安定な継続を自分の意志で選択すること。

この選択はグレーで論理的じゃないから、感情と行動(出来事と感情)が常にリンクしていないとモヤモヤする人には向いていないかもしれないけど、私自身の葛藤はもちろん、旦那にひどいこと言われても別れない友達、妻に浮気されても別れない友達、彼らの「でも別れるほど嫌いになれなくて」という切り離せない感情の話を聞いていると、現実世界って結構グレーが多いんだなと気付かされる。

ホリデイラブ」の主人公夫妻や、「あなたには帰る家がある」のユースケサンタマリアの夫婦、「夫のちんぽが入らない」の夫婦。

裏切られても継続することには、浮気されたから別れる!というわかりやすい理屈はない。

他者からはわからない情や、言葉では表せられない寂しさ、もしくは裏切られた苦しみを超える愛情がそこにある。

それは周りに理解される必要はないんだと思った。夫婦二人のことは他人にはわからない。

ゴマキの旦那がゴマキと離婚しない理由は私にはわからないけど、別にゴマキの旦那が私に理解してもらう必要はどこにもない。

実際にやえこも幸恵さんが別れない理由をよくわからないようだった。

でも幸恵さんは無理に理解させようとはしない。理解されなくても幸恵さんが決めたのだから。

切り捨てるのも切り捨てないのも強さだな。

私も自分で選びたいし、自分で選んだことを後悔しない人間になりたい。

 

  • 今回一番興奮したのはあなそれコンビのシーン!不倫始まっちゃう!不倫が!ってちょっとヒヤヒヤした。このシーンのやえこが、まお先生について「元気だから気にしなくていいですよ」って感じじゃないのが良かった(笑)やえこも破棄されてるからね。

 

  • 恋をするにはまお先生が良かったけれど、結婚していたら耐えられなかっただろうって兄貴は思ってるんだな。リアルだな。聡明な女と恋をすることと、馬鹿な女と結婚することと。浮気する理由にはならんけどな。

 

 

 

 

 

 

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